シャドウ効果の調節で好みのデジタル現像を!見えてくる景色!影を明るく見せたい画像に
暗い画像を明るくしたい!
手前だけを明るくしたい!
逆光で暗くなった人物を明るくしたい!
デジタル現像の手法「シャドウ」は色々なシーンで活用できます。
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「シャドウ効果」はスマホの画像加工でも使える効果。
シャドウ効果を使い始めると撮影物も色々なタイプの作品ができます。
今回はデジタル現像の効果のひとつ「シャドウ効果」についてご紹介します。
シャドウ効果
風景写真や人物撮影でのデジタル現像時に使われる効果のひとつ。
シャドウ効果は、様々な撮影物に効果的な機能です。
シャドウ効果とは
シャドウ効果とはどのような効果なのでしょうか?
RAW現像やスマホの画像加工でも取り入れられている効果のひとつ。
手前の暗い部分を明るくする事ができます。
手前のものを明るくしたいのはどのような時でしょうか?
写真が暗くなってしまった時
逆光で撮影した時に人物の顔が暗くなってしまった。
風景写真で手前が暗くなってしまった。
シャドウ効果を使った画像
シャドウ効果を施した画像をご紹介しましょう。
掲載写真はシャドウ効果が必要な画像ではありませんが…
暗い部分には何が写っているのでしょうか?
シャドウ効果の一例
公園で撮影された夕焼けの写真です。
写真としては通常の現像で完結しています。
ノーマル現像
夕焼けも写り空も再現されており、風景はシルエットで見えます。
夕焼けの写真としては、この状態で完結している画像になります。
シャドウ効果処理
上記の写真にシャドウ効果を施します。
暗くなっていた部分が明るくなると…
公園で遊んでいる人たちがたくさんいることが分かります。
ノーマル現像
海の朝日を撮影したものです。
朝日に照らされて横切る船がシルエットで写し出されます。
この写真もシャドウ効果を使う必要性はありません。
シャドウ効果処理
上記の写真にシャドウ効果を施します。
船舶に書かれた文字がはっきりと認識できます。
この船は海上警察のパトロール船だった事が分かります。
シャドウを使った写真
シャドウ効果を使用すると手前の暗い部分が明るくなります。
手前のものだけでなく全体的にも明るくなりますので
多用すると意に沿わないものになる可能性もあります。
逆光写真でシャドウ効果を使用する事で思わない結果になる事があります。
例えば太陽や照明などかなり明るい光源が写っているもの。
ゴーストが暗い部分に隠れている事があります。
通常の現像だと見えていなかったゴーストが写っている可能性。
シャドウ効果の使い方
シャドウ効果の適切な使い方は暗すぎる部分を適度な明るさにする事。
風景写真の逆光での補正
特に人物写真においては効果的な機能になります。
風景写真の場合、手前の写り空などを明るく処理したい時に効果的。
いずれもシャドウ効果をやりすぎる事でHDRのような効果になってしまいます。
シャドウ効果まとめ
シャドウ効果はとても便利な機能です。
あらゆる写真の現像でシャドウ効果を使用する事があります。
いずれもやりすぎは禁物ですが…
シャドウが必要ないものも、一度シャドウのスライドを動かしてみると…
撮影時に見えていなかったものが見える事があります。
今回掲載したシャドウ効果の写真は、極端に処理したものです。
程良い効果を加えてデジタル現像を楽しみましょう。