ハレ切りでフレア低減!夜景撮影や逆光撮影のハレ切り方法!フレアやゴーストを防ぐ!
逆光でのフレアやゴーストを最小限に!
邪魔な光を遮りたい!
レンズに入る光を抑えたい!
夜景などを撮影している時…
近くの街灯がレンズに入る!
斜め前の光が邪魔でフレアやゴーストになる!
余計な光でフレアが発生する事がよくありますね?
構図の中の光は防ぎようがありません。
構図に入っていない光もゴーストになる事が!
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ファインダーには入っていない光が邪魔な時はありませんか?
何故かぼんやりと光で明るくなっている!
夜景の撮影だけでなく日中の太陽光線でも起こるのがフレアやゴースト。
少しでも役立つのが「ハレ切り」です。
フレアやゴースト
フレアやゴーストは光源がカメラより前にある時起こります。
ファインダーを覗いた時、光源が構図に入っている場合…
フレアやゴーストが発生している事があります。
例えば朝日や夕日を撮影する時、
太陽をど真ん中に位置していない時…
フレアやゴーストが発生しているはずです。
例えど真ん中にしても厳密にはフレアやゴーストは発生しています。
フレアは、光によって白っぽくなったり赤っぽくなったり…
範囲を覆うように霞んでいるような光が覆っている状態。
ゴーストは比較的はっきりした円形や多角形などの光の跡。
直射日光や街灯などがあると必ず構図のどこかに発生します。
フレアやゴーストの防ぎ方
フレアやゴーストが出ない方法は「順光」で撮影する事。
という事は…
朝日や夕日は撮影できませんね?
朝日や夕日など逆光での撮影でフレアやゴーストを完全に防ぐのは難しい。
光源の角度を調節する事です。
構図の中の光源の位置が外側に近いほどゴーストが発生します。
またはゴーストを味方にするのも手法です。
場合によっては!
フレアやゴーストを防ぐ事ができるのがハレ切りです。
ハレ切り
ハレ切りは、「ハレーションを切る」という事から略されたカメラ用語です。
となったようですね。
簡単に言えば…
光を遮る方法が「ハレ切り」と覚えておいても良いでしょう。
ただし!
ハレ切りが有効なのは構図の中の光源ではありません。
ファインダーで見えない光の遮断に有効なのがハレ切り。
ハレ切りの方法
ハレ切りの方法はいくらでもあります。
例えば手で覆うのもハレ切り。
手で覆う
下敷きで覆う
うちわで覆う
身体で覆う
光を遮る事ができれば「ハレ切り」と言えるでしょう。
ハレ切りを使った撮影
では実際にハレ切りを使った撮影をご紹介しましょう。
構図内の光の反射は防げません!
ハレ切りの効果はあくまでも構図の外の光!
街灯の下や蛍光灯の下、太陽の斜め上からの光。
などなど…
構図には入っていないが、レンズの中に光が入ってくる場合。
上の写真はピント合わせ中のテスト撮影での事。
※テスト撮影の為、良い写真ではないのはご勘弁。
構図には入っていませんが左横にある街灯の光が漏れています。
この時は身体で光を防いでゴーストを防ぎました。
このように
ハレ切りアイテム
通常の三脚撮影などでのハレ切りは簡単ですね?
上記のように手や身体で光を遮ります。
ところが!
インターバル撮影の場合はそうはいきません。
身体で光を防いだら…
その場所から動く事ができません。
手で覆っても…
ずっと手をかざしていなければなりません。
そのような時に便利なのが「ハレ切りアイテム」
ホットシューを活かしたハレ切り
アクセサリーシューにミニ雲台を利用してハレ切りします。
アーム部分は伸ばせるパーツがあるので望遠レンズでも使用可能。
レンズフードでは防げない構図の外からの光を防ぎます。
三脚を活かしたハレきり
三脚もしくは別の支柱を活かす方法もあります。
クリップ式で三脚の足などに固定します。
「ハレ切りアイテム」は手作りでも作成できます。
工夫次第で扱いやすいハレ切りができると思いますので参考にしてください。
ハレ切りアイテム商品
ハレ切りに使える各アイテムをご紹介します。
板の部分は下敷きやプラ板などを利用すれば好きな大きさにできます。
ハレ切りまとめ
夜景や逆光撮影でのハレ切りを覚えておくと…
いざという時に役立ちます。
イルミネーションの撮影などでも多用できますので活用してください。
手持ちでも使用できるアクセサリーシューの活用がお勧めです。