魔戸の滝・奥魔戸の撮影とアクセス!愛媛県新居浜市の名爆!迫力の瀑布と癒される渓流
- 魔戸の滝はどのような滝?
- 魔戸の滝への行き方は?
- 魔戸の滝の見頃の季節は?
魔戸の滝は愛媛県新居浜市にあります。
新居浜市に滞在期間中はできる限りその地を訪れたい。
魔戸の滝とはどのような滝なのか?
その景観や瀑布の規模も見てみたい。
訪れたのは梅雨入り前の時期。
山々の新緑が美しい季節で、自然の散策には打ってつけの季節。
水辺の景色も美しくなり、水際が恋しくなり始める季節でもあります。
新居浜市には良く知られる3ヶ所の瀑布がある。
そのひとつが魔戸の滝。
市民の中で魔戸の滝へ訪れた事のある人はどの位居るのでしょうか?
今回は愛媛県新居浜市にある名爆「魔戸の滝」をご紹介します。
魔戸の滝・奥魔戸
なぜ「魔戸の滝」?
名所や観光地の名称に限らず名前(名称)には意味があります。
「魔戸の滝」という名称は、少し恐ろしい、または謎めいた…
「魔」という文字が使われています。
「魔戸の滝」の由来も知りたくなってきます。
魔戸の滝 詳細
魔戸の滝の詳しい物が少ないようです。
国領川支流の種子川のさらに支流の西谷川(西種子川)流域にある。
上樽・中樽・下樽の三瀑布により形成されており、下樽は落差約40メートルある。
滝の周辺は原生林となっており、モミジなどの落葉樹が多い。
林道を車で行くと滝の手前約500m地点に駐車スペースがあり、そこから渓流沿いに遊歩道を行く。
1978年(昭和53年)4月6日に新居浜市の名勝(樽の滝〈窓の滝〉)に指定され、
2003年(平成15年)2月21日に国土交通省四国地方整備局より
四国のみずべ八十八カ所(魔戸の滝・奥魔戸)に選定された。
魔戸の滝へ向かう林道は、2009年(平成21年)11月の山腹崩壊による落石のため、通行止めになっている。
出典:wikipedia
魔戸の滝には伝説が残されていました。
百合姫大明神の伝説
魔戸の滝にまつわる伝説が、滝の入り口の看板にも記されています。
どんな日照りでも水が枯れることのない滝壺であったが、
ある年、幾日たっても雨が降らず、ついに田畑の作物が枯れてしまい、
村人達は、村一番の生娘である彦兵衛さんの娘・お百合を中樽淵に住む龍王さんに献上することになった。
村人達に中樽淵に見送られたお百合は最後の別れを告げると龍王様と水底に沈んでいった。
しばらくすると大雨が降り作物は蘇えった。
村人達はお百合に感謝し、中樽淵のほとりに百合姫大明神の祠を建てた。
出典:wikipedia
少しくたびれた案内看板になっているようですが、「新居浜市史」の記述が記されています。
魔戸の滝伝説の百合姫大明神については理解できましたが、魔戸の滝の名称の由来は判りません。
「魔」の「戸」という事ですので、何かしらの出入り口的な伝説もあるのかもしれません。
横にあった看板には「魔の滝」と記されていました。
やはり謎が残る魔戸の滝…
基本情報 | |
名称 | 魔戸の滝 |
所在地 | 〒792-0848 愛媛県新居浜市種子川山 |
交通 | 国道11号線から |
駐車場 | 駐車スペース数台分 |
トイレ | 有り(簡易トイレ) |
売店 | – |
食堂 | – |
HP | – |
魔戸の滝・奥魔戸へのアクセス
魔戸の滝・奥魔戸への行き方は至って単純です。
導入部さえ間違えなければ一本道です。
ナビがあれば「魔戸の滝・奥魔戸」で辿り着くはずです。
駐車場:駐車場と言えるものはありませんが数台が停められる駐車スペースがあります。
トイレ:簡易トイレがありました。
奥まった山道は道幅も狭く数ヶ所でしか行き交い出来ません
ワダチによる高低差で車高が低い車は要注意です。
かなりの箇所において段差があり凸凹道である事。
滝の入り口手前数100mにかなりの難所あり。
大きめの石による地面になっています。
4WD・バイクなら問題無し。
軽自動車は問題無いでしょう。
ただ、左右の草木による擦れなどを気にするなら避けるべき。
魔戸の滝・奥魔戸の撮影
魔戸の滝での撮影は、午前早くか午後遅くがお勧めです。
お昼時はどうしても正面に太陽がある為、逆光になります。
滝付近での撮影
滝壺まで降りる事はできそうですが、滝が見える近くからの撮影です。
当日も午前中ですが、滝全体を撮影するには逆光でフレアは防げません。
魔戸の滝全景を撮影するのは、水辺に降りない限り縦位置になります。
できればNDフィルターを使いたい。
この写真はND16を使用しています。
午前中でも早朝なら光の差し込み方が良くなりそうです。
滝から下流での撮影
滝の入り口から滝までの途中には、沢に降りられる箇所があります。
滝付近より、この沢でのんびりするのがお勧めです。
更に下流の駐車スペースに程近い所にも良い景観がありますが、この場所に降りるのは難があります。
この写真から駐車スペースのある橋まではドローンで撮影しています。
魔戸の滝・奥魔戸の動画
魔戸の滝・奥魔戸の景色を動画にしてみました。
この日はGPSの関係で滝の全景がドローン撮影できませんでした。
機会がありましたら、次回かなり手前から狙ってみようと思います。
魔戸の滝・奥魔戸まとめ
魔戸の滝・奥魔戸の状況は上の写真のような感じです。
看板の後ろに崖崩れの形跡もあります。
アクセスも崖崩れによる災害の爪痕が生々しい状態になっています。
端の奥に続く遊歩道も倒木によって遊歩道とは言えません。
魔戸の滝のような美しい景観も見られないまま放置されるかもしれません。
魔戸の滝周辺は、さほど気になりませんが、アクセスが難易度を高めています。
整備されれば、恐らくは、ある意味名所と言えます。
東平などとの観光にもお勧めの地ではあります。
滞在時は、僅かな時間で撮影数も撮影場所も少なかった為、
機会があれば再訪し、もう少し伝えられればと思います。
四国の撮影地
四国の撮影地へのリンクです。画像をクリック(タップ)してご覧ください。