うさぎ島(大久野島):兎が集まる癒しの島!別名毒ガス島の風景!広島県の観光スポット
瀬戸内海の島々の撮影・観光スポットは?
広島県のお勧め撮影地は?
瀬戸内海の無人島にうさぎが沢山棲息する島があります。
無人島ではありますが居住者や宿泊施設があるほぼ全域が国有地の国立公園。
国内外からウサギに癒される為に観光客が訪れる島です。
この大久野島は海外ではRabbit Island(ラビット・アイランド)と呼ばれ親しまれています。
大久野島という名前よりうさぎ島の愛称がよく知られています。
このうさぎ島、大久野島は噂通りウサギに癒される島なのでしょうか?
今回は広島県竹原市にあるうさぎ島こと大久野島をご紹介します。
うさぎ島(大久野島)
うさぎ島こと大久野は「おおくのしま(おおくのじま)」と読みます。
うさぎ島という愛称で親しまれていますが、「毒ガス島」という別名もあります。
昭和初期、大日本帝国陸軍の毒ガス製造工場があった島という事ですので「毒ガス島」が元祖でもあります。
うさぎ島(大久野島) 詳細
大久野島が「地図から消された島」とも言われるのは毒ガス製造工場があった為です。
あまり好印象を受けない名称ですが、それが現在は「うさぎ島」と呼ばれ親しまれています。
ウサギは毒ガスの動物実験用に飼われていたそうですが、現在棲息するウサギに当時の子孫は存在しない。
地元の小学校で飼われていた8羽のウサギが放されて繁殖したという説が最有力とされています。
大久野島(おおくのしま、おおくのじま)は、瀬戸内海芸予諸島の一つであり、広島県竹原市に属する無人島(定住者なし、居住者あり)。
「ウサギの島」「毒ガスの島」として知られる。
ほぼ全島域が環境省所有の国有地であり、一般財団法人休暇村協会が運営する「休暇村大久野島」や「毒ガス資料館」「大久野島ビジターセンター」などがある。
2010年時点で人口は22人。民家は存在せず、全員休暇村の従業員である。
島内への一般車両は通行不可。
携帯電話・Wi-Fi(休暇村ホテル内のみ)の情報ネットワーク網は構築されている。
ただし上水道は本州と繋がっておらず、島外から船で運ばれている。
人口・定期便航行距離および寄港回数から離島振興法未指定離島であり、資料によっては行政管理上、無人島としているものもある。
昭和初期に国内で2箇所、大日本帝国陸軍では唯一の毒ガス製造工場があった島である。
現代は「ウサギの島」として観光客らに知られ、2018年時点で生息数は900羽を超える。
出典:wikipedia
基本情報 | |
名称 | うさぎ島(大久野島) |
所在地 | 〒729-2311 広島県竹原市忠海町 |
交通 | 忠美・大三島盛からフェリー |
駐車場 | 有り |
トイレ | 有り |
売店 | 有り |
食堂 | 有り |
HP | 休暇村大久野島 |
- 駐車場:島内は通行禁止の為、フェリー乗り場
- トイレ:各所
うさぎ島(大久野島)へのアクセス
大三島フェリー
広島県忠海港からフェリーで約15分
愛媛県大三島盛港からフェリーで約15分
うさぎ島(大久野島)フェリー
私の場合は、大三島の盛港からのアクセスで大久野島に訪れました。
盛は「さかり」と読みますので、伝える時に読み間違えると混乱します。
瀬戸内海の島々へのアクセスはフェリーが主ですが、時間配分が重要になります。
フェリー時刻表
※写真は撮影当時のものです。正確な時刻表をご確認ください。
うさぎ島(大久野島)の宿泊地
大久野島には休暇村がある為、宿泊も可能です。
休暇村にはキャンプ場もあり、アウトドア派にもお勧めです。
キャンプの場合は、手ぶらでも宿泊できるプランもある為初心者でも楽しめます。
うさぎ島(大久野島)での撮影
大久野島へ向かうフェリー乗り場の切符売り場に「うさぎのえさ」が売っています。
2つほど購入しておくのがお勧めです。
私は大久野島で購入しようと思っていましたが、見つかりませんでした。
これが今回の失敗点です。
フェリーの中に大久野島での注意点などが貼られているので確認しておきます。
ウサギとの触れ合いだけを楽しむなら2時間程度の滞在になります。
1日滞在できるなら毒ガス関連のスポットを巡るのがお勧めです。
フェリー乗り場に着くとバスが停車していました。
定期的にフェリー乗り場と休暇村まで無料で運行しているようです。
少し待てば出発するようなら往復のどちらか片道を利用するのがお勧めです。
うさぎ島(大久野島)スチール撮影
島に降り立ち少し歩くとウサギの姿がちらほら見え始めます。
メインの広場は休暇村大久野島の前にある為、バスを利用しても良いですが行きか帰りかのどちらかは歩きがお勧めです。
ウサギの餌を購入しておくと、餌を求めて付近のウサギが集まります。
人(餌)を求めてあっちこっちに移動するので、他の観光客とある程度離れていた方が良さそう。
私は餌を持っていませんでしたが、近寄ると寄ってきます。
餌を与えると暫く滞在する為、撮影しやすいです。
数個与えるだけで良いですが、まとめて与えると集まってきます。
余ったら帰りの道すがらで餌をあげながらフェリー乗り場へと向かうのが良い。
ウサギ目線ならスマホでの撮影が向いています。
広場の各所にベンチとテーブルがあるので、休憩できます。
ベンチ下の日陰で寝ているウサギ、走り回るウサギが沢山います。
色々な毛色、毛並みのウサギが居て個性があります。
カメラを向けると鼻をヒクヒクさせてこちらを伺っています。
餌をくれないと分かると、興味が無くなるようです。
うさぎ島(大久野島)動画
うさぎ島(大久野島)の撮影まとめ
以前は900羽、1,000羽と棲息していた大久野島のウサギですが、近年450羽程度になっている模様。
コロナ禍で観光客の激減した事で餌が少なくなり繁殖しなくなったのが原因とされています。
そもそもはコロナ禍の前にうさぎ島がバズった事で国内外からの観光客の急激な増加が棲息数の増加の原因。
コロナ禍になりウサギの数も半数になりましたが、本来はこの程度の数が通常のようです。
コロナ禍以前ほどの数は居ないにしても、それなりに楽しめるうさぎ島。
私が訪れた2022年3月の状態より1.5倍程度に増えれば、より楽しめる印象でした。
愛くるしいウサギの集まりに癒されてみてはいかがでしょうか?
ファミリー・カップルに最適の観光になります。