別子銅山東平ゾーンの撮影!繁栄期の面影が残る天空の歴史遺産!四国の産業遺産エリア
別子銅山東平へのアクセスは?
東平ゾーンへ車で行ける?
愛媛県新居浜市にある別子銅山東平ゾーン。
歴史を感じる鉱山の跡地を探訪できる産業遺産エリアです。
新居浜別子銅山東平ゾーンは東洋のマチュピチュと称されています。
石積みの建造物、所々が朽ち果てた様相が反映した時代を残しながら佇んでいます。
別子銅山東平地区は広範囲に反映した時代の跡が残っています。
メインである貯鉱庫跡や索道停車場跡が存在感ある石積みの建造物。
山深い奥地にある東平地区はマイカーで行けるでしょうか?
別子銅山東平地区はどのような場所なのでしょうか?
今回は新居浜市の産業遺産別子銅山東平ゾーンをご紹介します。
別子銅山東平ゾーン
別子銅山東平ゾーンは、愛媛県新居浜市の山中にあります。
「別子銅山東平」の読み方は「べっしどうざん とうなる」と読みます。
新居浜市には別子銅山があり山の中に鉱山で働く人たちの街がありました。
現在の別子銅山東平地区には、明治時代に栄えた鉱山施設の跡が残されています。
東洋のマチュピチュとも称されています。
別子銅山東平ゾーン詳細
現在の別子銅山東平ゾーンは、マイントピア別子東平エリアとして保存されています。
観光施設として整備され、石積みの貯鉱庫跡・索道停車場跡・住居跡他、歴史資料館などがあり東平地区の歴史を知る事ができます。
東平小学校・中学校跡地に銅山の里自然の家がありますが閉業しています。
東平地区
東平(とうなる)地区は、1916年(大正5年)から1930年(昭和5年)まで別子銅山採鉱本部が置かれていた。
このような山中に、かつて多くの人が鉱業に従事し、その家族共々生活し、小中学校まであった「街」があったのかと信じられないように現在は山中に静まり返っているが、閉鎖された坑道や鉱物輸送用の鉄道跡などが残っている。
付近は再整備され、歴史資科館や、保安本部跡を利用したマイン工房、花木園、高山植物園、子供広場などがある。
また東平小学校、中学校の跡地には銅山の里自然の家がある。なお、『東洋のマチュピチュ』と称している。
出典:wikipedia
基本情報 | |
名称 | 別子銅山東平地区 |
所在地 | 〒792-0846 愛媛県新居浜市立川町654−3 |
交通 | マイントピア別子から専用バス 四国道新居浜IC |
駐車場 | 有り |
トイレ | 有り |
売店 | 有り |
食堂 | – |
HP | マイントピア別子東平ゾーン |
マイントピア別子から直通バス運行。
東平歴史資料館は観覧無料。
営業時間:10:00〜17:00
別子銅山東平ゾーンへのアクセス
マイントピア別子から専用バスが出ています。
マイントピア別子から山に向かって進むとループ橋があります。
この鹿森ダムループ橋を過ぎて暫く走ります。
橋の手前左側に「東洋のマチュピチュ東平 約5.5km」の看板を左折します。
道なりで到着します。
車でのアクセス注意点
山道が苦手な場合、マイントピア別子からの専用バスを利用した方が賢明。
「この先道路狭し! 幅2.5mご注意ください!」の看板があります。
この狭い道路を5.5kmも走る事になります。
と言うわけで、山道に慣れていない方はバスを利用する方が良いと言うことです。
普通車でもすれ違える場所が退避エリアがある場所や少し広い場所しかありません。
殆どが車一台分の道と考えて良い。
専用バスとすれ違う事も頭に入れておく必要があります。
マイントピア別子のバスと出会ってしまうと譲り合いが大変です。
平日はさほど観光客もいません。
その為、何台かとすれ違う程度だが土日はそれなりに観光客がいます。
朝早くアクセスしても帰り道に、バスとすれ違うのは必至です。
別子銅山東平地区の撮影
アクセスは、晴れている場合は午前中か夕方の太陽が見えなくなる頃がお勧めです。
むしろ曇っていた方が石積みの建造物をしっかり撮影できます。
東平地区エリアをすべて周ると結構時間がかかります。
駐車場のあるエリアに「旧東平第三変電所」への看板があります。
看板通りに歩いていると、とんでもない距離になります。
索道基地跡へは駐車場から220段の階段を降りる事になります。
この階段にも由来があり「旧インクライン」になります。
220段の階段が導入口になりますが、真っすぐ伸びた220段の階段を見ると一瞬躊躇してしまいます。
東平貯鉱庫跡
東平貯鉱庫跡は、駐車場からの階段から降りてくると横に逸れる小道から入ります。
鉱石を一時的に貯蔵していた貯鉱庫の跡地になります。
逆光を避けながら撮影していましたが撮りたいアングルでは撮れません。
索道停車場跡
石積みの東平貯鉱庫跡の色々なアングルを撮影しましたが反対側を見ると中に入る事はできません。
レンガで作られた物が朽ちた状態で並んでいます。
索道停車場跡になります。
裏側を撮影していると遥か彼方に瀬戸内海が見えます。
一段降りると、索道基地跡のエリアが広がります。
本来ならば、この場所の正面から上を見上げて撮影するのが王道です。
駐車場のある場所は採鉱本部跡、駐車場付近から下を臨めます。
正面からも見下ろす感じで撮影できますが、その場所までアクセスしていません。
貯鉱庫跡と索道停車場跡を360°撮影してみました。
駐車場の近くに小マンプ(東平にゆかりのある鉱山運搬機展示場 )があります。
東平で天の川を撮影すると下の写真のようになります。
あいにくの天候のため完璧な天の川は撮影できませんでした。
水樹奈々「禁断のレジスタンス」MVは端出場水力発電所と東平ゾーンが撮影地となります。
映画「ふたつの昨日と僕の未来」のロケ地でもあります。
東平地区近隣の撮影地
別子東平地区の付近も散策してみれば撮影地は沢山あります。
別子銅山東平地区まとめ
マイントピア別子東平地区へは初めてアクセスしました。
山道に慣れていればよくある山道の道路ですので、大した苦労はいりません。
他県ナンバーも見かけましたが、目的地としてアクセスする方も少ないと思います。
水樹奈々さんファンは巡礼先として、ぜひアクセスしてみてください。
撮影しているとかなり近くに猿が居ました。
害は無いと思いますが、突然目に入るとビックリします。
いずれにしてもアクセスだけが最大の憂鬱です。