島根県のお勧め撮影地は?
島根県の絶景撮影スポットは?
島根県の観光スポットは?
由志園の見どころは?
島根県松江市・中海に浮かぶ大根島。
その静かな島に広がるのが、日本庭園「由志園」です。
約一万坪の池泉回遊式庭園は、中央の大きな池を囲むように景色が移ろい、歩くたびに視界が変わる「体験する庭園」。
この地は牡丹栽培で知られ、春には華やかな大輪が咲き誇り、冬には寒牡丹が凛とした表情を見せます。
しかし由志園の魅力は花だけではありません。
水面に映る空、橋と石組の構図、光と影が織りなす静寂の時間…
ここは風景を眺める場所であると同時に、風景の中を歩く場所。
四季ごとに異なる表情を見せる庭園は、訪れるたびに新しい発見を与えてくれます。
島根観光の中でも、心を整える時間を求める人にこそおすすめしたい名園です。
島根県・大根島に佇む由志園とは?
島根県松江市八束町(通称:大根島)にある「由志園(ゆうしえん)」は、池泉回遊式の本格日本庭園です。
約1万坪の広大な敷地に四季折々の花木が植えられ、特に牡丹(ぼたん)の名所として全国的に知られています。
大根島は牡丹の栽培が盛んな土地で、由志園はその文化を象徴する存在。
園内では一年を通して牡丹が楽しめるよう工夫されており、冬でも温室で美しい花を見ることができます。
静けさの中に水の音が響く庭園は、日常を離れて心を整える空間。
写真愛好家にも人気が高く、リフレクションや光の表情を活かした撮影ができるスポットです。
由志園の歴史背景・土地性・設計思想

島根県松江市八束町、大根島。
中海に浮かぶこの島は、かつて火山活動によって形成された溶岩台地です。
水はけが良く、火山灰を含む土壌は牡丹の栽培に適しており、江戸末期から牡丹づくりが盛んになりました。
現在では日本有数の牡丹の産地として知られ、大根島の風景そのものが「牡丹と共にある島」と言っても過言ではありません。
由志園は、そうした地域文化の延長線上に生まれました。
単に花を展示する場所ではなく、「牡丹文化を体験する庭」として整備された日本庭園です。
広さ約一万坪の敷地は池泉回遊式庭園として構成され、中央の大池を巡りながら景観が連続的に変化する設計になっています。
池泉回遊式庭園とは、歩くことで完成する庭。
立ち止まる場所によって景色が異なり、橋を渡ると視界が開け、石組の陰に入ると光が絞られる。
遠景・中景・近景を巧みに重ねることで、実際以上の奥行きを感じさせる設計思想が息づいています。
特に由志園は「水」の扱いが巧みです。Z中央の池は空を映し込み、風の強弱によって表情を変えます。
滝や流れは静と動のコントラストを生み、石橋や太鼓橋が視線の流れを制御する。
庭園は自然を再現するのではなく、「自然を再構築する芸術」であるという日本庭園の思想がここに表れています。
また、四季の移ろいを前提とした植栽計画も特徴です。
春は牡丹、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は寒牡丹。
常に何かしらの主役がありながら、全体としては調和が保たれている。
これは単なる花の展示ではなく、「時間の流れを楽しむ庭」という思想の現れです。
足立美術館のように「額縁の中の完成された景色」を鑑賞する庭園とは異なり、由志園は自らが風景の中に入り込む体験型の庭園と言えるでしょう。
歩き、立ち止まり、光を感じることで初めて完成する空間。
それが由志園の本質です。
そしてもう一つの魅力は、「島の静けさ」です。
中海に囲まれた大根島は、都市部の喧騒とは無縁の空気が流れています。
その環境そのものが庭園体験を深めているのです。
庭園は単独で存在しているのではなく、土地の記憶や気候、風土と一体になって成立している。
由志園はその好例と言えるでしょう。
由志園の見どころと魅力

池泉回遊式庭園の美
中央の大きな池を囲むように園路が整備され、歩くごとに景色が変わります。
橋や飛び石、滝の演出が絶妙で、特に早朝や夕方は水面の反射が幻想的です。
牡丹の楽園
春(4月下旬〜5月上旬)には圧巻の牡丹展示。
池一面に牡丹を浮かべる演出は写真映え抜群で、SNSでも話題になります。
冬でも牡丹館で鑑賞可能。季節に関係なく楽しめるのが魅力です。
紅葉ライトアップ
秋の紅葉も見事。例年11月頃にはライトアップイベントが行われ、昼とは違う幻想的な庭園が広がります。
季節の花々
春:牡丹・桜
初夏:菖蒲・新緑
夏:青もみじ
秋:紅葉
冬:寒牡丹
一年を通して見どころが絶えません。
入園料
一般:1000円~1800円
小中高生:一般料金の半額
幼児:無料
※入園料はシーズンによって変わります。由志園公式サイトでご確認ください。
開園時間
10:00~17:00(最終受付 閉園30分前)
由志園へのアクセス・駐車場ガイド
由志園の駐車場は専用の無料駐車場があり、混雑時には警備員も常駐しているため安心です。
| 基本情報 | |
| 名称 | 由志園 |
| 所在地 | 〒690-1404 島根県松江市八束町波入1260−2 |
| 交通 | 路線バス(詳細別途) |
| 駐車場 | 有り |
| トイレ | 有り |
| 売店 | 有り |
| 食堂 | 有り |
| HP | 由志園公式サイト |
車でのアクセス方法は?
車でのアクセス
松江駅から約25分
米子空港から約30分
山陰道・松江玉造ICより約30分
無料駐車場あり(普通車約300台規模)
島根観光は車移動が便利。
特に周辺観光を組み合わせるならレンタカー推奨です。
公共交通機関でのアクセスは可能?
公共交通機関でのアクセス
JR松江駅よりバスで約40分(八束町方面)
「由志園入口」バス停下車 徒歩約5分。
本数が多くないため、事前に時刻確認を。
高齢者・子連れでも大丈夫?
高齢者の場合
園路は比較的整備されている
ベンチも点在
段差は一部あり(スロープ箇所あり)
ゆっくり歩けば問題なく楽しめます。
子連れの場合
ベビーカーは通行可能(砂利道あり)
池があるため小さな子は注意
1〜2時間の滞在が目安
静かな庭園なので走り回るタイプの観光地ではありませんが、自然体験としては良い環境です。
由志園へのルートマップ
下記の地図は、由志園の撮影ポイント周辺を示したものです。
観光や写真を撮影する際は、駐車場の位置や徒歩ルートを事前に把握しておくと、スムーズに行動できます。
マップ下のリンクをクリックすると現在地からのルートマップがGoogle Mapで表示されます。
由志園の観光FAQ
- 由志園の所要時間はどれくらい?
-
一般的な観光で約60〜90分。
写真撮影をじっくり行う場合は2時間以上見ておくと安心です。
牡丹シーズンや紅葉時期は混雑のため滞在時間が長くなる傾向があります。 - 由志園の牡丹の見頃はいつ?
-
屋外牡丹の見頃は例年4月下旬〜5月上旬。
ただし園内の牡丹館では年間を通して牡丹を楽しめます。
寒牡丹は冬(12月〜1月頃)が見頃です。 - 由志園は雨の日でも楽しめますか?
-
むしろおすすめです。
雨に濡れた石畳や苔は色が深まり、日本庭園らしい静寂が強調されます。
観光客も少なめで、落ち着いた雰囲気を味わえます。 - 混雑する時期と時間帯は?
-
ゴールデンウィーク(牡丹シーズン)
紅葉ライトアップ期間
土日祝の11時〜14時頃
朝の開園直後が最も快適です。 - ベビーカーや車椅子でも回れますか?
-
園路は比較的整備されていますが、砂利道や一部段差があります。
車椅子利用は事前に確認すると安心です。
ベビーカーは問題なく通行可能ですが、池の周囲では注意が必要です。 - 冬は見どころがありますか?
-
寒牡丹の展示があり、比較的空いている穴場シーズン。
雪景色と庭園の組み合わせは非常に美しく、写真愛好家に人気です。 - 由志園と一緒に回れる観光地は?
-
車で30分圏内に松江城・足立美術館・水木しげるロード・玉造温泉・江島大橋(ベタ踏み坂)
など人気スポットが集まっています。
由志園の見どころと写真撮影ポイント

由志園の見どころと写真撮影ポイントをテーマ別にご覧ください。
牡丹と季節の花を楽しむ

見どころ
由志園最大の魅力は、やはり牡丹。
春には大輪の牡丹が咲き誇り、池に牡丹を浮かべる演出は圧巻です。
冬の寒牡丹は雪景色と相まって凛とした美しさを見せます。
また春の桜、新緑、初夏の花菖蒲、秋の紅葉など、季節ごとに主役が変わるのも特徴です。
撮影ポイント
花は正面よりやや斜めから立体感を出す背景を暗めにすると花が浮き立つ
朝の柔らかい光で撮ると色が濃く出る
F2.8〜F4でボケを活かす
ワンポイント:池に浮かぶ牡丹は俯瞰構図+水面の余白を広めに取ると作品性が増す。
水景とリフレクションを味わう

見どころ
中央の大池は由志園の象徴。
橋や石灯籠が水面に映り込み、風が止まる瞬間には鏡のような世界が広がります。
滝の流れや小川のせせらぎも、庭園の“動”を演出しています。
撮影ポイント
風のない日を狙う
水面を画面の半分に配置
低いアングルから撮る
PLフィルターは外す(反射を消さない)
長秒露光ではISO100 / F8 / 数秒〜で水の質感をコントロール。
時間帯で楽しむ庭園

見どころ
由志園は時間帯で表情が変わります。
朝:空気が澄み、水面が静か
昼:花の色が鮮やか
夕方:光が斜めに入り立体感が増す
秋:紅葉ライトアップ
撮影ポイント
朝は逆光気味に撮ると透明感が出る
夕方は橋の影を活かす
ライトアップは三脚+低ISO
雨の日は石畳が反射し、むしろ狙い目。
ゆったり散策派の楽しみ方

見どころ
回遊式庭園のため、歩くことで景色が変わる。
ベンチも点在しており、無理なく一周可能。
高齢者や子連れでも比較的安心して散策できます(池周辺は注意)。
撮影ポイント
無理に広角で全体を入れない
一つの橋・一つの花に集中
人物を小さく入れてスケール感を出す
家族写真なら橋を背景に、やや望遠で自然な表情を狙う。
由志園 撮影FAQ
- 由志園で三脚は使えますか?
-
基本的には使用可能ですが、混雑時やイベント時は制限される場合があります。
通行の妨げにならないよう配慮が必要です。 - 由志園で一番写真映えする場所は?
-
池に牡丹を浮かべる展示エリア
太鼓橋付近の水面リフレクション
滝周辺の苔と水流
紅葉ライトアップ時の池周辺
特に風のない日は水鏡が狙い目です。 - 庭園を綺麗に撮るコツは?
-
水平をしっかり取る
主役を決めて余白を整理
前景(枝・葉)を入れて奥行きを出す
反射を意識する
庭園は“全体を入れるより、切り取る”方が作品性が出ます。 - 牡丹を美しく撮る方法は?
-
F2.8〜F4で背景をぼかす
花の正面よりやや斜めから
光が横から入る時間帯を狙う
花びらの質感を出すため露出は+0.3〜+0.7 - リフレクションを綺麗に撮るには?
-
無風の日を狙う
PLフィルターは外す(反射を消さない)
水面を画面の半分に配置
低いアングルから撮影 - スマホ撮影でも綺麗に撮れますか?
-
可能です。
HDRオン
画面をタップして明るさ調整
水平を意識
2倍ズームで歪み軽減
最近のスマホは庭園撮影と相性が良いです。 - 雨の日の撮影はアリ?
-
むしろ大アリ。
石畳の反射
花びらの水滴
霧っぽい空気感
“しっとり感”を出すならベストコンディション。 - ライトアップ撮影の設定目安は?
-
三脚使用前提で
ISO 100〜400
F8前後
シャッター 5〜20秒
ホワイトバランスは「電球」またはオートで比較撮影がおすすめ。 - 混雑時に人を入れず撮る方法は?
-
開園直後に行く
望遠で圧縮
低いアングルで空を入れる
連写して人が切れる瞬間を狙う
由志園での撮影成果

由志園に訪れたのは4月。
島根県を車中泊で周遊していた時の事です。
どこか良いスポットはないかな?
たまたまMAPで見つけたのが由志園でした。
何の事前情報もないまま訪れましたが、入園してその風景に魅了されました。

のんびり園内を撮影しながら周っていると撮影ポイントはいっぱい!
観光客はそこそこいたにも関わらず、意外にも画角に人を入れないで撮れるポイントがいっぱいあります。

木々の緑の中にさまざまな色があり楽しめます。
池がある事で情景が豊かになる。

近くで見るのも良いが、少し離れて眺めるのも良い。
時間に余裕があれば、ゆっくり散策でき、ひと休みしながらただこの庭園を眺めるだけで心が豊かになります。

全ての水面に花が飾られるとやりすぎ感がありますが、水辺のある庭園としてとても素晴らしい景色です。
飛び石がある場所もあり、水面を楽しむことができます。
撮影ポイントは数え切れないくらいあり、撮影目的の庭園としてもお勧めです。

当日は曇り空でしたが、それが一番良い感じ。
空が画角に入らなくても画になる写真も撮れそうです。

牡丹の花を敷き詰めたケースの縁がどうしても見えてしまいます。
透明にしてくれれば良いのか?と我儘は言えませんが、撮る角度が難しい…

遠景を撮影したり、寄ってみたり…
撮れるものはたくさんありますので撮影も飽きません。

ちょうど良い季節に訪問できましたが、紅葉の時期も良い感じになりそうです。
また訪れてみたいという庭園はなかなかありません。

半日以上滞在しても飽きない庭園。
観光とは言え、ゆっくり過ごせる時間が必要ですね。
私の場合は旅行ではなく旅なので、時間的には自由ですので他の所より長い時間滞在していた場所になります。
由志園周辺のおすすめ観光スポット
由志園周辺は周ってみたい所がたくさん!
ここでは由志園をベースにしていますが、巡り方は自由!
ただ、有志園は朝早くからアクセスするのがお勧めです。
江島大橋(ベタ踏み坂)|車で約10分
CMで有名になった急勾配に見える橋。実際は走行可能な通常道路だが、撮影角度によって迫力ある構図が撮れる。
組み合わせ方
由志園 → 江島大橋 → 境港方面へ抜けるルートが王道。
撮影ポイント
望遠圧縮で急坂を強調
夕方の逆光が立体感◎
車のヘッドライト軌跡も狙える
足立美術館|車で約40分
日本庭園ランキング上位常連。
「鑑賞する庭園」の代表格。
由志園との違いを活かす
午前:足立美術館(見る庭)
午後:由志園(歩く庭)
庭園好きならこのハシゴは非常に満足度が高い。
松江城・堀川遊覧船|車で約25分
現存天守の松江城は歴史好きにも人気。
堀川遊覧船は水の都・松江を体感できる。
旅の流れ例
午前:松江城
昼:松江市内グルメ
午後:由志園
夕方:しんじ湖温泉
黄金ルート。
水木しげるロード(境港)|車で約20分
鬼太郎の妖怪ブロンズ像が並ぶ商店街。
家族連れには特に相性が良い。
由志園の静 → 境港の賑やかさ
メリハリのある1日になる。
由志園周辺のグルメ・食べ歩き
由志園の周辺にはたくさんの観光地があります。
どっぷり観光を楽しんでいると当然お腹も空きますのでどこで何を食べるか?
あらかじめ計画していると巡りやすいですね。
しじみ料理(宍道湖名物)
松江に来たら外せない。
しじみ汁はもちろん、しじみ丼や佃煮も人気。
出雲そば
割子そばが定番。
濃いめのつゆと薬味を重ねて食べるのが特徴。
由志園帰りに松江市内で立ち寄るのがおすすめ。
境港の海鮮
境港は全国有数の水揚げ量。
マグロ・カニ・白イカなど旬ネタが豊富。
観光客向けの海鮮丼店も多く、満足度が高い。
軽めの食べ歩きは
かにまん
妖怪モチーフスイーツ
写真+SNS映え狙いにも◎
由志園内の食事処
島根和牛メニュー
地元野菜料理
牡丹ソフトクリーム(写真映え)
庭園を眺めながら食事できるのが魅力。
由志園周辺の日帰り温泉
庭園観光と温泉は相性が抜群。
歩いて整う → 湯で整う
玉造温泉|車で約30分
日本最古級の温泉地。
美肌の湯として有名。
なぜおすすめ?
庭園で静かな時間を過ごした後、歴史ある温泉街でさらにリラックスできる。
日帰り入浴可能な旅館も多数。
松江しんじ湖温泉|車で約25分
宍道湖沿いの温泉地。
夕日が絶景。
組み合わせ例
由志園 → 宍道湖夕日 → 温泉入浴
写真好きには最高コース。
境港周辺温浴施設
観光後に気軽に立ち寄れるタイプ。
家族連れ向き。
由志園と周辺の観光モデルプラン
1日モデルプラン
庭園+城+温泉プラン
09:00 松江城
11:30 出雲そばランチ
13:30 由志園
16:30 宍道湖夕日
17:30 しんじ湖温泉
庭園+海鮮+妖怪プラン
10:00 由志園
12:00 境港海鮮丼
13:30 水木しげるロード
15:30 江島大橋撮影
由志園まとめ
島根県・大根島に広がる由志園は、牡丹の名所として知られるだけでなく、土地の文化と自然が織りなす「体験する庭園」です。
池泉回遊式の構成は、歩くごとに景色が変わり、水面に映る空や橋のシルエットが訪れる人の心を静かに整えてくれます。
春の牡丹、夏の新緑、秋の紅葉、冬の寒牡丹と、四季それぞれに主役があり、いつ訪れても違う表情に出会えるのも魅力です。
さらに松江城や境港、玉造温泉など周辺観光と組み合わせれば、旅はより豊かなものになります。
写真を撮る人にも、ゆっくり散策したい人にも、そして静かな時間を求める人にも応えてくれる場所…
由志園は、島根旅に深みを与えてくれる名園です。
花を見る旅ではなく、時間を味わう旅へ。
