ピントが甘い写真あえてボカしてデジタル現像!失敗写真を生かす!RAW現像の一例
撮影活動をしていると失敗写真も増えます。
時にはピントが甘い写真もありますね?
ピントが甘い写真も生き還る事があります。
ピントが甘ければあえてボカす手もあります。
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写真のピントが甘くなる理由は様々。
オートフォーカスによるターゲットのミス。
マニュアルのピント合わせによるミス。
開放撮影でのピントのターゲットミス。
何れにしてもピントが合っていなかった撮影ですね。
ピントが合っていない写真も作品として生かそう!
という一例をご紹介しましょう。
ピントが甘い写真
ピントが合わなかった写真はよくあるかと思います。
マニュアルで合わせたピントも
被写体やカメラが少しでも動くとピントがズレます。
ほんの僅かなカメラの動きでズレてしまったピント。
写真も数撮れば、ピントが合っていないカットもあるはずです。
ボカした現像
作品によってはシャープに現像する事も、ボカした現像をする事もあります。
元々ピントが合っていない写真をシャープにする事も可能。
勿論、ピントの度合いにもよりけりではありますが…
ピントが合っていない写真を合わせる現像や加工方法は次の機会として…
今回はピントが合っていない写真をボカして生かす方法です。
ボカした現像方法
ピントが甘い桜の花の撮影物を探してみました。
ボカした現像の一例としてご紹介します。
通常の現像
まずは通常に現像した桜の花です。
花びらにピントが合っているはずですが…
ピントが甘く魅力がない写真になっています。
写真としてもイマイチな写真です。
ボカした現像
同じ写真をボカして現像してみます。
全体的にソフトな為、ソフトフィルターを使用したようになっています。
ボカし現像データー
CameraRAWで現像時にエッジを甘く現像します。
明瞭度をマイナスに。
テクスチャーをマイナスに。
それぞれの数値は画像を見ながら微調節
明瞭度をマイナスにするだけでエッジが甘くなります。
それだけでもボケた状態に仕上げる事ができます。
必要ならテクスチャーも少しマイナス側にします。
コントラストをマイナスにすれば…
全体的にスモークがかかったように仕上がります。
風景写真のボカし現像
同じように風景写真でも試してみました。
元々ピントが甘い写真ではありませんが…
あえて上記と同様な効果を施してみます。
好みになってしまいますが…
通常の撮影で通常の現像方法でも「パッとしない写真」を
淡く現像する事で雰囲気が変わります。
↓
これが良いというものではなく
あくまでも作品作り。
現像方法には山ほど方法があり、それぞれが一つの作品作り。
ピントが甘い写真をさらにボカして現像して
作品を作ってみても良いかと思います。
ボカした現像方法まとめ
ピントが甘くなってしまった写真も工夫すれば蘇るかも?
加工ありきの写真は使用できる事もたくさんあります。
広告などで写真の上に文字を載せる場合、
写真があまりにもシャープな時、わざとボカす事もあります。
今回は単にボカすという事ではありませんでしたが
上記の処理をする事で全体的に淡くする事ができます。