安居渓谷の風景と水晶淵!仁淀ブルーの安居川のほとりを散策!高知県の紅葉の景勝地
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高知県には沢山の美しい風景があります。
国内で森林の占有率が一番多いのが高知県。
県内の森林率が84%もある高知県。
渓谷も多くあり、紅葉期は観光スポットとして注目される場所も多い。
今回はその中でもメジャーな安居渓谷を訪れました。
紅葉期ではないですが、美しい景色を堪能できます。
安居渓谷(やすいけいこく)の遊歩道は比較的軽装備でも楽しむ事ができます。
仁淀ブルーを感じる水晶淵など、見どころは沢山あります。
今回は安居渓谷をご紹介します。
安居渓谷
安居渓谷は高知県吾川郡仁淀川町にある渓谷。
案内看板には「クリスタルバレー安居渓谷」と表記されています。
安居渓谷は遊歩道が整備され散策しやすい環境になっていますので気軽に紅葉狩りなどを楽しむ事ができます。
渓谷沿いを散策すると、川のせせらぎや野鳥の鳴き声が聞こえ、自然の豊かさを感じます。
安居渓谷には、数ヶ所の駐車場があり、ポイントによって選択します。
1番から7番までの見どころを周るのも良い。
安居渓谷の詳細
安居渓谷の詳細は安居川のwikipediaに掲載されていました。
安居川
四国山地の分水嶺に位置し、高知県の中では最北端となる筒上山の南斜面、手箱越とよばれる峠付近に発する。
安居川の谷と手箱越は、江戸時代には土佐国から伊予国の石鎚山を参詣する短絡路になっていて、往来は多かった。
しかし一帯の山林は土佐藩が御留山として一般の伐採を禁じ、立ち入りも制限されていたため、コウヤマキ、ゴヨウマツ、ヒノキ、ツガ、モミジ、シデ、カシなどの原生林が残っている。
手箱山中腹で滝の精を祭祀する大滝神社(おおたびじんじゃ)付近から、安居渓谷までの1,287ヘクタールあまりの山林が安居渓谷県立自然公園に指定されている。一方、川の上流左岸には江戸時代から明治時代に栄えた安居銅山があり、鉱山労働者やその家族のための集落があった。
鉱石を運ぶために江戸時代には牛や馬が通れる道が整備され、近代には国有林の森林資源を運び出すための森林鉄道が敷設されていた時期もある。安居渓谷
四国山地は日本列島のなかでも最も古い時期に形成された山地で、主に古生代(5.5億-2.5億年前)の地層から成っている。
一方で、安居川の源流域は標高1,859mの筒上山、1,806mの手箱山など、山地でも最高峰の山々が連なっていて、山頂付近は第三紀(6,000万-250万年前)の岩でできている。
そして、安居川の下流と支流の狩山川が東西に流れる谷は、三波川変成帯と秩父帯の境界面をなす御荷鉾構造線の直上にあたっている。
この断層の影響で、一帯は地質的に複雑な状態にあり、そこを標高1,800mから一気に流れ下ってきた安居川が地層をほぼ直角に貫くことで、安居川の上流部では南北10kmあまりにわたり、青みがかった石灰岩や片岩類による急流、断崖、巨石、早瀬と深淵、滝と瀞が形成されて変化に富む渓谷となっている。江戸時代には禁制によって谷に分け入ることもままならなかったが、近代以降の伐採によって数々の景勝地が発見された。
「乙女河原」、「千仞峡」、「背龍の滝」、「みかえりの滝」、「水晶淵」などがあり、なかでも「飛龍の滝」は1957年(昭和32年)に初めて発見されたもので、落差が50mある。
さらに奥には2001年(平成13年)の伐採で見ることができるようになった落差60mの「昇龍の滝」がある。
渓谷は新緑や、針葉樹と紅葉がコントラストを成す秋の景勝地としても知られている。
出典:wikipedia
安居渓谷へのアクセス
安居渓谷には、国道439号線から県道362号線へ入れば到達します。
ナビには「安居渓谷」で到着しますが、駐車場の位置で入力しても良いでしょう。
基本情報 | |
名称 | 安居渓谷 |
所在地 | 〒781-1628 高知県吾川郡仁淀川町大屋1627−4 |
交通 | 佐川駅よりバス75分 |
駐車場 | 有り |
トイレ | 有り |
売店 | 有り |
食堂 | 有り |
HP | 仁淀川町 |
近隣には駐車場及びトイレが完備されています。
夏などは水分補給の為、飲料持参をお勧めします。
安居渓谷周辺の宿泊地
安居渓谷は山林に囲まれた地ですので、周辺の旅館などを探してみたいですね。
安居渓谷での撮影
安居渓谷の渓谷沿いの遊歩道を歩くと、安い川の美しい川の流れと木々、苔などが目に入ります。
紅葉期は美しい景色になる事間違いなし。
さほど急ではない階段ですので、のんびり撮影しながら散策します。
階段ですら良い被写体になります。
水晶淵
6番:水晶淵
安居渓谷の中でも水晶淵(すいしょうぶち)は人気のあるポイントです。
仁淀ブルーを感じる水晶淵は美しいエメラルドグリーン。
水晶淵の河原で仁淀ブルーの撮影。
いろいろな角度で撮影すると良いですね。
背龍の滝
7番:背龍の滝
水晶淵の近くには背龍の滝(はいりゅうのたき)があります。
背龍の滝の真ん中には県道が見えていますので、若干雰囲気が損なわれている感じもします。
ただ、この道路も景観のひとつと思えば、さほど気にもなりません。
この一帯には滝も多く見られますが、背龍の滝はアクセスも容易です。
できれば三脚で撮影したいですね。
今回はなぜか三脚を車内に置いたままで、持っていませんでした。
背龍の滝の一番上を望遠で撮影してみました。
目視できなかったので望遠レンズで確認。
安居渓谷の一帯は苔も沢山あり、余裕があったらマクロレンズでも撮影したい感じ。
撮影しながら渓谷を巡ると、アップダウンも苦にはなりません。
トレッキングという程でもない為、少し水辺に降りる用にマリンシューズなどでも大丈夫です。
安居渓谷の遊歩道を歩いてみて感じたのは…ゴミひとつ落ちていないという事。
何かしらの人工物のゴミがあったりしますが、ここでは何も見当たりませんでした。
遊歩道もやたら綺麗。
もしかして落ち葉などを掃いて掃除しているのでは?と思うくらいです。
防砂ダム
9番:防砂ダム
水晶淵から防砂ダムまでは100m。
石畳などを歩く為、若干足元が悪いですが苦になりません。
防砂ダムの水面は美しく一帯がエメラルドグリーンです。
夏ならば水に浸かりたい気分になります。
防砂ダムの前でしばらく動画を撮影していました。
安居渓谷の中段にある駐車場からも遠くなく、子供連れでも問題ありません。
朝早くにアクセスした為、誰も居ません。
夏季や紅葉期には、沢山の観光客や写真家が訪れそうなエリアです。
安居渓谷の風景動画
駐車場から防砂ダムまでの道のりも撮影しました。
Pocket2をリュックに装着して撮影しています。
少し長めではありますがお時間がある時にでもご覧ください。
安居渓谷まとめ
安居渓谷には早朝にアクセス。
本来ならば1番から防砂ダムまで散策するのが良いですね。
今回は水晶淵からのアクセスになります。
四国の中心部付近になる為、なかなか訪れる機会も少ないかもしれません。
道路から水晶淵に直接降りるルートもあります。
今回は、来た遊歩道を撮影しながら戻ろうと思っていましたが…
背龍の滝の所で道路への道を行った為、元来た道に戻れませんでした。
水晶淵は帰りにじっくり撮影しようと思っていたので…残念。
なんと行きの1枚しか撮影していないという失態。
水晶淵の直接ルートは急な階段の為、戻るのが萎えてしまった…
せっかく来たのに…
また機会があったら寄りたい安居渓谷でした。
できれば紅葉期に訪れたい場所です。
四国の撮影地
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