新宮熊野神社の長床と大イチョウ!黄葉が見事な喜多方の名勝!熊野三山を祀る神社
喜多方の紅葉スポットは?
熊野神社の大イチョウとは?
福島県の喜多方市は喜多方ラーメンでもお馴染みの地。
喜多方市にはどのような観光スポットがあるのでしょうか?
秋の紅葉時期の喜多方での紅葉狩りのスポットは?
山々が紅葉し始める頃、福島県喜多方市を訪れました。
大好物の喜多方ラーメンを頂き、少しだけ喜多方市を車で巡る。
喜多方市にある熊野神社は大イチョウと長床が有名な神社。
新宮熊野神社の大イチョウは見応えがあるという。
新宮熊野神社の長床が素晴らしい存在感。
新宮熊野神社に向かってみる事にしました。
今回は福島県喜多方市にある新宮熊野神社のご紹介です。
新宮熊野神社・長床
新宮熊野神社の長床は、サスペンスドラマなどでも背景に登場するなど喜多方市の名勝。
大イチョウは黄葉の時期にに見応えがあります。
新宮熊野神社は本宮・新宮・那智の熊野三山を祀っている神社。
熊野三山(家都御子神、熊野速玉大神、熊野夫須美大神)を祀っています。
熊野神社長床と呼ばれている拝殿がある事で有名で国の重要文化財に指定されています。
新宮熊野神社・長床の詳細
現在は、長床のほか、熊野三社本殿、文殊堂、観音堂が残されています。
長床前にある大イチョウは高さ30m・根本周り8.1m・樹齢は600年。
喜多方市天然記念物に指定されています。
熊野神社長床
寄棟造、茅葺、正面9間、側面4間。建立年代は不明であるが、形式・技法から平安時代末期から鎌倉時代初期には拝殿として建立されたと思われる。その後、慶長16年(1611年)に大地震で倒壊し、同19年(1614年)に旧材を用いて再建されたが、かつてのものよりも一回り小さいものとなってしまった。
その後、昭和38年(1963年)に国の重要文化財に指定され、同46年(1971年)~49年(1974年)にかけて解体修理復元工事が行われて、かつての姿に復元された。
長床の平面は、間口27m・奥行12mの長方形で、直径1尺5寸(45.4cm)の円柱44本が10尺(3.03m)の間隔で10列×5列に並び、柱間はすべて吹き抜けで壁がない。
柱上には平三斗(ひらみつと)の組物が置かれ、中備(なかぞなえ)には間斗束(けんとづか)が用いられているなど純然たる和様建築である。
出典:wikipedia
実際にお参りしてみました。
長床を過ぎて熊野三山が祀られている石段を登ると…
心が洗われるような静けさで良い空気が流れます。
新宮熊野神社に拝観料は必要?
神社仏閣へのお参りに拝観料(参拝料)が必要な所もあります。
新宮熊野神社への参拝は参拝料が必要です。
保存や整備の為の資金になるのなら300円程度の参拝料(拝観料)は気になりません。
500円や1,000円の所もありますのでむしろ良心的。
宝仏殿も拝観できます。
ただし日中の場合ですので早朝・夜間は不明です。
また新宮熊野神社は大イチョウの黄葉期にライトアップされます。
※執筆時の情報になります。
御朱印帳に筆を入れてもらっている間に参拝と撮影をします。
基本情報 | |
名称 | 新宮熊野神社 |
所在地 | 〒966-0923 福島県喜多方市慶徳町新宮熊野2258 |
交通 | JR喜多方駅 会津若松IC |
駐車場 | 有り |
トイレ | 有り |
売店 | 有り |
食堂 | 近隣に有り |
HP | – |
参拝時間は8:30~17:00になっていますのでご注意ください。
季節によっても異なります。大イチョウの紅葉時期は大混雑との事。
新宮熊野神社へのアクセス
バス停あり(11月下旬紅葉期の土日祝日)
新宮熊野神社周辺の宿泊地
喜多方市内という事もあり宿泊施設は充実しています。
新宮熊野神社・長床の撮影
新宮熊野神社の大イチョウは見事!
私は紅葉の時期の参拝ではありませんでした。
残念ながら黄葉した大イチョウの姿は見れませんでした。
お聞きしたところ「あと一週間後くらいだね〜」という事でした。
大イチョウの黄葉が目当てなら、チェックが必要。
灯篭の向こうに見えるのが熊野神社の大イチョウ。
これが黄葉になると見応えある事が分かります。
こんな緑の葉が一週間後に黄色になるの?と聞いてみると、色づき始めると早いそうです。
長床は建物内にも立ち入る事ができます。
長床の上に立って平安時代の空気を感じても良いです。
扉もない吹きっさらしであるにも関わらず保存状態が良い。
直径45.4cmの円柱44本が並んでいる姿は不思議な感じです。
新宮熊野神社は大イチョウの黄葉と長床がメインだと思って良い。
熊野三山「家都御子神」「熊野速玉大神」「熊野夫須美大神」
横から収めてみましたが狭い為綺麗には撮れません。
広い敷地ではありませんが、随所に目を取られます。
山の中の神社に来たような感覚ですが喜多方駅からも近い場所。
パワースポットのような感覚になります。
神社仏閣を撮影する時は必ず確認する事があります。
撮ったらダメな場所はありますか?
施設という事でもあり、その土地の風習もある為です。
聞いてみると「ありません。いっぱい撮ってくださいね」とのお応えでした。
宝物殿も同様に好きなだけお撮りくださいとの事でした。
新宮熊野神社近辺の撮影地
少し離れますが同じ時期にに撮影した場所の紅葉です。
新宮熊野神社・長床まとめ
新宮熊野神社ではメインである黄葉した大イチョウが撮影できなかった。
元々は出張のついでに他の場所の紅葉を撮影に出かけています。
熊野神社の大イチョウの黄葉は全く気にしていませんでした。
新宮熊野神社の長床の存在すら知りませんでした。
寄ってみて良かったと思います。
今後も会津方面や山形方面に向かう事があれば、ぜひ黄葉期の大イチョウを撮影してみたいものです。