月光で撮る風景:月明かりで写される富士山と忍野八海の絶景!日中と異なる静寂への誘い
- 月光に照らされた風景とは?
- 月明かりだけで風景は撮れる?
- 夜の富士山はシルエットしか撮影できない?
満月の夜、月を撮るのではなく、月に照らされたものを撮る。
月光での撮影は専門にしている方もいる程、魅力的なものです。
普段の夜景は暗くて見えないものが、月明かりでちょうど良い明るさに照らされる被写体もあります。
月光風景の忍野八海は月光に照らされた富士山を各所を巡って撮影したひとコマを抜粋したものです。
月明かりの光だけで撮影する被写体は普段とは異なる姿を見せてくれます。
月光での撮影
月光での撮影、つまりは月明かりで撮影する事でフラッシュなどの照明器具を使わない撮影です。
撮影地によっては真っ暗だったり、街灯があったりと周囲の環境は多少異なります。
富士山だけを月光で撮影するのも良いですが、周りに建造物や街並みの灯りがあるのも良い景色になります。
月光撮影:忍野八海
今回ご紹介するのは山梨県の富士山の麓にある観光地「忍野八海(おしのはっかい)」での撮影です。
忍野八海の説明は省きますのでご了承ください。
忍野八海の風景をご紹介している記事でご覧ください。
月光に映える富士山と忍野八海
この日は月光を題材に富士山を撮影する為に富士五湖エリアにやって来ました。
山中湖から始まり本栖湖まで順番に周遊する形で月光の富士山撮影です。
この記事は忍野八海での撮影をご紹介しております。
同じような写真の掲載になってしまいますがご了承ください。
富士五湖での月光の富士山撮影は別の記事になりますので後述させていただきます。
月光での撮影:富士山と忍野八海
山中湖から程近い忍野八海には日没後間もなく到着しました。
陽が落ちて薄明の時刻が過ぎた頃です。
光客は勿論の事、メインの路地には地元の方たちも見当たりません。
街灯があるものの、全てが見渡せる明るさではありません。
ただ、撮影している場所の後ろはかなり明るめの街灯がある為、撮影物もかなり明るくなっています。
前方に見える街灯もごく一般的な街灯と同じ程度の明るさです。
ポツポツと一般的な間隔で数本見えます。
webの画像では確認しづらいと思いますが、星が写っています。
月は富士山の左上にあり関節が照らし出されます。
月明かりでないと夜間は富士山の冠雪はこのように撮影できません。
富士山を日中に撮影するよりも綺麗に撮影する事ができます。
若干絞って長時間露光して撮影しています。
撮影している時間は、さほど長い時間ではありませんでしたが、犬の散歩をしている地元の方を一人だけ見かけただけです。
後方は民家の為、不審者に見られぬように気をつけています。
忍野八海は湧水で澄み切った池が特徴的ですので、池を多めに入れたものも撮影していますが、まだ鯉が泳いでおり鯉の軌跡が写ってしまっているのでこちらには掲載しておりません。
月に関する記事
月明かりの元撮影した富士山をご覧ください。
月の撮影に関する様々な記事をまとめた索引になります。
月光に映える富士山と忍野八海まとめ
今回の忍野八海での撮影は、月光で照らされた夜の富士山を撮る目的で富士五湖や普段撮影している富士山の麓を巡る目的で訪れました。
誰もいない忍野八海は早朝か夜しか撮影できません。
冠雪した富士山の姿を撮影するのは、日中だと明るすぎてくっきりとした富士山のシルエットが写せません。
夜の場合は例えるなら照明を落とした撮影になるので空の色と富士山のコントラストが絶妙です。
つまり、セットの中に照明を当てて撮影した環境と同様のものが撮影できます。
忍野八海の街灯の明るさが、それを助けてくれているようです。
ぜひ月光に照らされた風景を撮影してみてください。