宮崎県のお勧め撮影地は?
宮崎県の絶景撮影スポットは?
宮崎県の観光スポットは?
鵜戸神宮の見どころは?
宮崎県日南市の海岸線に鎮座する「鵜戸神宮」は、日本でも極めて珍しい「洞窟の中に本殿がある神社」として知られています。
太平洋の荒波が打ち寄せる断崖絶壁と、朱塗りの社殿の対比は圧倒的な景観美を生み、観光地としてだけでなく撮影地としても非常に魅力的な存在です。
名物の「運玉投げ」は願掛けの体験として人気が高く、週末や連休には多くの参拝者で賑わいます。
本記事では、歴史背景から見どころ、アクセス、混雑状況、撮影のベストタイミング、周辺観光地やグルメ情報までを網羅。
単なる観光案内ではなく、「写真を撮る視点」で深掘りします。
鵜戸神宮とは?
鵜戸神宮は、神武天皇の父とされる鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)を主祭神とする古社です。
創建年代は明確ではありませんが、神話の舞台として語り継がれ、古くから安産・育児・縁結びの神として信仰を集めてきました。
最大の特徴は、日向灘に面した岩窟の中に本殿があること。
自然洞窟そのものが神域であり、海と岩と社殿が一体化した景観は、神話世界を想起させる独特の雰囲気を持っています。
洞窟内部はひんやりと湿度があり、外光が差し込むことで幻想的な光景を作ります。
神話と地形が融合したこのロケーションこそが、鵜戸神宮最大の魅力と言えるでしょう。
鵜戸神宮の見どころと魅力

洞窟本殿という唯一無二の構造
最大の見どころは、やはり洞窟内の本殿。
参道を下っていくと、徐々に海が視界に広がり、その先に朱色の社殿が現れます。
岩肌の荒々しさと人工建築の対比が強烈な印象を残します。
洞窟内は自然光と反射光が入り混じり、時間帯によって表情が変化。
午前中は柔らかな光、午後は陰影が強くドラマチックな雰囲気になります。
建築美というより「地形美」が主役であり、日本の神社の中でも特異な存在です。
運玉投げとは?由来・謂れを詳しく解説
鵜戸神宮で体験できる「運玉投げ(うんだまなげ)」は、
参拝者が素焼きの小さな玉を海岸の岩場にある亀石へ投げ入れる願掛けの神事です。
単なる観光体験ではなく、神話と信仰に基づく祈願行為として受け継がれています。
神話に由来する神聖な行為
鵜戸神宮の主祭神は鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)。
神武天皇の父とされる神で、日向神話の重要人物です。
この地は、神話において神々が住まわれたとされる「日向三代」の舞台の一つと伝えられています。
洞窟そのものが神域とされ、荒々しい海と岩の自然環境は原初の神域象徴しています。
運玉は、その神域に向けて願いを届ける象徴的行為と解釈できます。
亀石の意味とは?
参道を下った海岸の岩場に、しめ縄が張られた岩があります。
これが「亀石」。
中央にくぼみがあり、そこへ運玉を投げ入れます。
亀は古来より「長寿」「繁栄」「安定」「神の使い」の象徴とされてきました。
亀石に玉が入ることは、「神意に届く」「願いが定まる」という意味合いを持つとされています。
荒波の中にある岩へ投げ入れるという行為は、人生の困難を越えて願いを通す、という象徴性も感じられます。
なぜ男性は左手、女性は右手?
これには陰陽思想の影響があるといわれています。
●左=陽(男性)
●右=陰(女性)
古来の思想では、男女それぞれの気の流れを整える方向が異なると考えられていました。
そのため、男性は左手、女性は右手で投げるとされています。
単なるルールではなく、「自分の本来の気で願いを届ける」という意味を持つのです。
運玉はなぜ素焼きなのか?
運玉は素焼きの土製。
これは「土=大地=生命の根源」を象徴しています。
また、素焼きであることで人工的な装飾を排す「祈りを純粋な形で届ける」「自然へ還る素材である」という意味も含まれていると考えられます。
割れやすく、軽く、投げる難易度があるのも象徴的。
簡単に入らないからこそ“祈り”になるのです。
入らなくても意味はある?
これはよくある質問のようですが、実際には「入らなくても願いは届く」とされています。
入る=成就の兆し
入らない=努力を続けよという神意
と解釈する考えもあります。
大切なのは、願いを明確にし、神域に向けて心を込めて投げること。
その行為自体が祈願となります。
運玉投げの心理的・象徴的意味
撮影視点で見ると、この儀式は非常に象徴的です。
●断崖絶壁
●荒波
●小さな玉
●遠くのくぼみ
これは人生の縮図のようでもあります。
小さな祈りを、荒波の向こうの未来へ投げる。観光体験でありながら、どこか神話的で、原始的で、精神性を感じる行為。
だからこそ、多くの人が挑戦し、笑い、真剣になり、また願いを込めるのです。
撮影視点で見る運玉投げ
運玉を投げる瞬間は、実はシャッターチャンス。
●横位置で海を背景に人物シルエット
●玉が空中に浮いた瞬間を高速シャッターで止める
●夕方の逆光でドラマチックに
「願いを放つ瞬間」というテーマで作品にできます。
単なる観光写真ではなく、“祈りの動作”を切り取ると、物語性が出ます。
運玉投げ まとめ
運玉投げとは、神話の地・鵜戸神宮において、神域へ願いを届ける祈願行為です。
亀石という象徴的存在、男女で異なる手、素焼きの玉という素材――すべてに意味が込められています。
それは単なる観光アクティビティではなく、「願いを形にして放つ」という古来からの祈りの表現。
鵜戸神宮を訪れるなら、ぜひその背景を知った上で運玉を投げてみてください。
きっと、景色の見え方が少し変わります。
鵜戸神宮へのアクセス・駐車場ガイド
鵜戸神宮は市街地からやや距離があり、公共交通よりも車利用が一般的です。
駐車場から本殿までは坂道と階段を下る必要があるため、歩きやすい靴が必須。
帰路は上りになるため、体力配分も考慮しましょう。
| 基本情報 | |
|---|---|
| 名称 | 鵜戸神宮 |
| 所在地 | 〒887-0101 宮崎県日南市宮浦3232 |
| 交通 | JR日南線 伊比井駅利用 |
| 駐車場 | 無料駐車場 |
| トイレ | 有り |
| 売店 | 無し |
| 食堂 | 無し |
| HP | 鵜戸神宮 |

車でのアクセス
宮崎市内から約1時間。無料駐車場あり(台数十分)。
繁忙期は臨時駐車場が開放されることもあります。
ナビ設定は「鵜戸神宮」。
道中は海岸線ドライブで景観も良好。
鵜戸神宮駐車場情報
無料駐車場がありますが、駐車台数は少なめなので注意!
公共交通機関で鵜戸神宮へ行く方法
JR日南線利用。最寄りは「伊比井駅」ですが、駅からは距離がありタクシー利用が現実的です。
本数が少ないため事前確認必須。
高齢者・子供連れはアクセスできるか?
参道は下り坂+階段あり。
ベビーカーは基本的に難しいです。
手すりはありますが、洞窟付近は足元が滑りやすい場合も。
高齢者はゆっくりペースでの参拝推奨。
鵜戸神宮へのルートマップ
下記地図は鵜戸神宮の撮影ポイント周辺を表示
事前に把握しておくとスムーズに行動できます
マップ下リンクでルートをGoogle Mapで表示!
混雑指数(撮影・観光視点)
| 時期 | 混雑度 | 撮影難易度 |
|---|---|---|
| 平日午前 | ★★☆☆☆ | 撮りやすい |
| 土日祝 | ★★★★☆ | 人が写り込みやすい |
| 正月 | ★★★★★ | 撮影困難 |
鵜戸神宮の観光FAQ
- 運玉は必ず入る?
-
男性は左手、女性は右手で投げます。
亀石のくぼみに入れば願いが叶うとされています。 - 所要時間は?
-
ゆっくり撮影込みで60〜90分。
運玉や海岸散策を含めると2時間程度。 - 雨の日でも楽しめる?
-
雨天は岩と海がより迫力を増し、写真映えします。
ただし足元注意。 - 参拝のベスト時間帯は?
-
朝8〜10時は人が少なく撮影向き。
鵜戸神宮見どころと写真撮影ポイント

鵜戸神社の楼門はとても華やかかつ優美です。
美しい楼門は青空に映えます。

稲荷神社の赤い鳥居が並びます。
この手前に八丁坂があります。
鵜戸神宮での撮影成果

千鳥橋の横にはたくさんのウサギの石像が並んでいます。

さまざまな姿をしたウサギの石像。
出雲大社でも見られたウサギたち。

鵜戸神宮の神の使いは「うさぎ」
可愛い神の使いです。

神犬石(いぬいし):犬の形をした奇岩があります。
古くから、鵜戸の神域を守護する石として言い伝えられているそうです。

奇岩が並ぶ絶景です。
日の出の時間はとても綺麗だと想像できます。

洞窟の中にある本殿は、なんとも不思議な空間です。

天井が岩になっている中に立つ本殿は、丈夫な自然の地形に守られているよう。

まさに聖域を感じる空気感です。

鵜戸神社がある海岸もたくさん撮影したかったけど、逆光でなかなか上手く撮れません。
まぁ、ここでもスマホだけの撮影になってしまいましたが…

まだ日も低い位置にあります。
鵜戸神宮を訪れたのは朝の8時でした。
もうしこし遅い時間ならここまで逆行に邪魔されなかった…

朝早めの訪問だからこその利点は、誰もいない事。
見事に誰もいませんでした。

誰もいないからこそ、さまざまな角度を自由に人を入れずに撮影できます。
車中泊ならではの旅程では、割と早朝狙いの事が多い。
利点もあれば欠点もあります。
それは、まだ開いていない場所もある事。
時間によって入れないエリアも多く存在します。
鵜戸神宮 撮影FAQ
- 三脚は使える?
-
混雑時は配慮必須。
長時間占有は避ける。 - おすすめレンズは?
-
広角で洞窟全景、望遠で社殿圧縮がおすすめ。
鵜戸神宮周辺の観光スポットとグルメ
鵜戸神宮周辺には素敵な観光地やグルメスポットがあります。
合わせて立ち寄ると宮崎県の観光もワンランク充実感があります。
鵜戸神宮周辺の観光スポット
鵜戸神宮の周辺にはたくさんの観光スポットがあります。
サンメッセ日南
(鵜戸神宮から車で約15分)
海岸線の高台に並ぶモアイ像で知られる絶景公園。
単なるテーマパーク的スポットと思われがちですが、「太平洋の水平線と人工物の対比」が撮影的に非常に面白い場所です。
午前中は順光でモアイ像のディテールがくっきり。
夕方は逆光シルエットが狙い目。
晴天日は空の青が強く出るため、PLフィルターが効果的です。
園内は起伏があるため、広角レンズ+標準ズームがあると構図の幅が広がります。
観光所要時間は60〜90分。
鵜戸神宮とセットで半日コースに最適です。
●サンメッセ日南
青島神社
(車で約40分/宮崎市方面)
鬼の洗濯板と呼ばれる波状岩に囲まれた神秘的な神社。
海・岩・社殿が織りなす景観は、鵜戸神宮とはまた違った水平的な広がりを感じさせます。
撮影視点では、干潮時間帯が狙い目。
岩の模様が強調され、リズム感ある構図が作れます。
日の出は特に美しく、冬場は空気が澄んでコントラストが強め。
鵜戸神宮が「洞窟の神社」なら、青島神社は「島全体が神域」。
一日で巡るなら、午前に鵜戸→午後に青島が光的にも効率的です。
●青島神社
飫肥城跡
(車で約30分)
日南の小京都と呼ばれる城下町エリア。
石垣や武家屋敷通りが残り、海岸景観とは一転して「歴史の静」を感じられる場所です。
写真目線では、秋の紅葉や春の新緑が特に映えます。
町並みは光が柔らかい午前中が撮りやすい。
広角よりも標準〜中望遠で切り取ると情緒が出ます。
鵜戸神宮が自然絶景なら、飫肥は文化景観。
対照的な表現ができるため、SNSの写真バリエーションも広がります。
●飫肥城跡
鵜戸神宮周辺のグルメ
※事前に営業時間確認をおすすめします。
港の駅めいつ
(車で約20分)
地元漁港直送の海鮮が楽しめる人気店。
特にカツオ炙り重は名物。
表面を香ばしく炙った身に、特製ダレが絡む一品です。
昼は行列必至。11時台前半が狙い目。
写真映えする盛り付けなので、料理撮影も楽しめます(自然光が入る窓側席が理想)。
●港の駅めいつ
おび天蔵
(飫肥城下町エリア)
日南名物「おび天」の専門店。
魚のすり身に黒糖や豆腐を混ぜた、ほんのり甘いさつま揚げです。
テイクアウト可能なので、町歩きと相性抜群。
木造建築の軒先と一緒に撮ると雰囲気が出ます。
●おび天蔵
びびんや
(車で約25分)
地元民評価が高い海鮮食堂。
刺身定食や伊勢海老料理(季節限定)が人気。
観光地価格よりやや良心的で、ボリュームも十分。
店内は活気があり、旅のリアル感を伝えるには最適なローカル名店です。
●びびんや
鵜戸神宮まとめ
鵜戸神宮は、神話・地形・海景色が融合した日本屈指の絶景神社です。
単なる参拝地ではなく、自然の造形美を体感する場所。
運玉体験という参加型要素もあり、観光満足度は非常に高いスポットです。
写真家にとっては、光と影、朱色と青、静と動の対比をどう表現するかが腕の見せ所。
混雑を避け、時間帯を見極めれば、唯一無二の作品が生まれます。
宮崎を訪れるなら、必ず立ち寄るべき名所のひとつです。


















