UFOラインで星空撮影!天の川の撮影に最適な高知県のスポット!四国の天の川撮影地
- 四国最強の天の川撮影地はどこ?
- 四国山地から見る天の川は?
- 四国で見る天の川の様子は?
夏の夜、天の川銀河を求めて四国山地のUFOラインへ。
ペルセウス座流星群も合わせて撮りたい8月の夜空。
一帯は撮影候補地も多く、撮影地を絞るのも迷います。
林道が主なアクセスとなり、往復の経路も多少は難あり。
今まで天候などの関係上、夏に天の川を撮影する事は少なかった。
今回は天候も良く、四国の星空を堪能する機会にも恵まれました。
四国山地にある天空へと続く道「UFOライン」での天の川撮影をご紹介します。
UFOライン
四国の真ん中を横切るように伸びるUFOライン。
CMにも使用され、素晴らしい眺望が楽しめるエリアです。
UFOラインとは?
UFOラインの正式名称は「町道瓶ヶ森線(ちょうどうかめがもりせん)」
ではなぜ「UFOライン」と呼ばれるのでしょうか?
元々は「雄峰(ゆうほう)ライン」の為「UFOライン」となっています。
TOYOTA「COROLLA SPORT」CM出演者:菅田将暉・中条あやみ
UFOラインは、全長27kmあり、1kmごとに番号が振られています。
万が一、交通事故他、トラブル等で警察や消防に通報する場合に
路面に表示されている数字を活用する事で現在地を伝えやすくするものです。
CMなどで認知され観光客が多くなったための対策のひとつです。
スタート地点は「0」になっています。
UFOラインへのアクセス
各方面からアクセスできる為、ナビに入力するのが良いでしょう。
日中でもライトを点灯させ、カーブミラーで対向車が視認できるようにした方が安全です。
視界が開けた稜線以外は木々などでカーブの視界も悪い。
対向車とすれ違う場所は各所にありますが、道幅が狭いところも多い為注意が必要。
Googlemapでの表示は画像をタップしてください。
UFOラインにトイレがある場所は限られています。
長時間の撮影は要注意です。
天の川の撮影
UFOラインでの天の川の撮影は、撮影地候補が沢山あります。
今回はUFOライン上で撮影します。
少し歩いて山の中腹などからも良い景色が広がります。
日が沈んで約1時間後に撮影すると、まだ空も明るく稜線も見えます。
今回は2〜3時間の予定でインターバル撮影に臨みました。
極大日は過ぎていますがペルセウス座流星群も多く確認できます。
あまり湿気も感じない夜でしたが、一応レンズウォーマーもセットしています。
途中でセットする事ができない為、保険ではありましたが使用する事はありませんでした。
夏の場合、夜の早い内からの撮影になる為、飛行機の航跡が多く写り込みます。
太平洋側でもある事と、成田や羽田だけでなく関空へのラインも影響しています。
夏の天の川の撮影地としては絶好のポジションですが、場所を変えれば春も良さそうな撮影地です。
UFOラインでの天の川撮影動画
今回は長時間の撮影。
夜の道路上(駐車スペース)での撮影ですが車の往来は少ない。
ハレ切りを持って来るのを忘れた為、若干光が写り込んでしまいました。
よろしかったらご覧ください。
撮影データは最後の方に記載しています。
この数日前に、同じようにインターバル撮影していましたが…
撮影開始からほんの数分で霧に覆われた為、レンズキャップを付けカメラをタオルで包んで待機。
霧が晴れた後に再開しましたが…レンズキャップを付けたまま撮影。
約2時間、700枚強のインタバール撮影が全て真っ黒で無駄になりました。
このようなミスは初めてでしたが、こんな事もあるのでスタート時はレンズの確認!
UFOライン近辺の撮影地
石鎚山の登山口に近い事から、この場所も天の川の撮影地として適しています。UFOラインとは異なりトイレも完備しているのでお勧めです。
UFOラインでの天の川撮影まとめ
UFOラインが四国最強の天の川撮影地とは限りませんが…
光害もかなり少なく星の撮影地としてお勧めできる場所です。
標高があと1000m高かったら…どのように見えるのでしょうか?
自然のままの場所ですので、登山口しかありませんが、昼なら絶景が臨めるUFOライン。
UFOラインは夜は2往復ほどしていますが、昼間は一度もありません。
次回は昼間のUFOラインの景色を楽しみたいと思います。
夜間は動物にも遭遇します。
今回は狸・ウサギ・イタチに遭遇しています。
長野などと異なり鹿などの大きな動物には遭遇しませんがウサギが目立って多かったようです。
四国の撮影地
四国の撮影地へのリンクです。画像をクリック(タップ)してご覧ください。