三脚撮影で縦位置・横位置の構図を中央重心で変更できる雲台!Velbon 3Way雲台 PHD-66Q
- 三脚の中心で縦位置撮影したい!
- 横位置縦位置撮影を簡単にしたい!
- 同じ中心に固定してカメラを回転したい!
三脚での固定撮影時、横位置・縦位置を変えたい場合、アングルが変わってしまいます。
できれば被写体をそのまま終えるように縦位置・横位置を変えたい事も多々あります。
被写体を中央に捉えたまま、縦横、あるいは斜めなど自由に変更できると便利です。
手持ち撮影なら問題はありませんが三脚撮影では面倒な事も多い。
縦位置にセットすると三脚の中心から右(あるいは左)に飛び出た形になり重心が中央では無くなります。
ベルボンの雲台「PHD-66Q」は、横位置・縦位置での重心を変えずに使用する事ができます。
このように重心を変えないで縦位置・横位置にセットできるものは下記の記事でも紹介しています。
Velbon 3Way雲台 PHD-66Q
Velbon 3Way雲台 PHD-66Qは、3ウェイですが、横方向と前後方の角度以外の水平角度に違いがあります。
リボルビング機構と呼ばれ、この構造は横位置と縦位置の構図の中心のずれを最小限に抑えたものとされています。
Velbon 3Way雲台 PHD-66Q 概要
Velbon 3Way雲台 PHD-66Qの機能としては、カメラの横位置構図と縦位置構図を簡単に水平に保つ事が最大の特徴と言えます。
■リボルビング機構
構図ズレを最小限に抑えながら、素早く縦位置・横位置に切替できる新機構。縦位置撮影時もカメラの重心が三脚の中央付近に保たれるので安定性が損なわれず、また大幅な構図修正も軽減。三脚座を持たない標準レンズやマクロレンズなどで頻繁に構図切替を行う撮影に最適。
■リボルビング動作
横位置から縦位置への切替時に構図ズレが起こりやすい標準レンズ使用時のフレーミングイメージ(その1)。構図ズレは最小限度に留まり、快適な縦位置・横位置切替を実現。
■3軸水準器
前後・左右方向だけでなく縦位置時の水平状態もわかる、3軸の水準器を装備。まっすぐな精度の高い構図で撮影が可能。
出典:メーカー説明
上記の画像を見ると、レンズの中心が同じ位置だとは言えません。
横に張り出すバーの角度が微妙ではあります。
あくまでも被写体に対してできる限り中心に近い状態で構図を崩さず撮影できるという形だと推測できます。
スペック
- 全高 : 125mm
- カメラ台寸法 : 77×39mm
- 本体質量 : 650g
- 推奨積載質量 : 3.0kg
- 水準器搭載 : 3箇所 (俵型水準器)
- 底部取付ねじ : UNC3/8及びUNC 1/4両対応
- シュープレート : QRA-35L SHOE BK (ASIN: B000923HJU) QRA-6システム対応
稼働の様子
横位置で水平を保った状態
縦位置で水平を保った状態
水平状態の調整
■水平位置の微調整
三脚に雲台を取り付けた初期状態で、カメラダイの水平位置を調整することが可能。2つ並んだつまみのうち、左側のつまみをゆるめて水平位置を正しく設定すれば、縦位置時は90度(直角)を保持。
左側のつまみをゆるめて水平位置を決定する事ができます。
シュープレート
ワンタッチで着脱できるクイックシューは、私も愛用する優れたクイックシューです。
三脚が変わってもクイックシューを統一しておけばワンタッチで着脱可能です。
■QRAシステム搭載
カメラの着脱がワンタッチで確実におこなえる「QRAシステム」。超軽量・薄型シュープレートは、他のQRA搭載雲台とも共通して使用可能。
Velbon 3Way雲台 PHD-66Q
Velbon 3Way雲台 PHD-66Qまとめ
Velbon 3Way雲台 PHD-66Qは、そのものが雲台ですが、ベルボン アングルtyennjya-Qは雲台のさらに上に設置するアイテムになります。
私はベルボン アングルtyennjya-Qを使用していますがこの事で三脚の総重量が増すのは難点でもあります。
ただ、確実にレンズの位置は保っていますので、大変重宝しています。残念なのは、このベルボン アングルtyennjya-QはAmazonでは在庫が無い事。