イメージセンサークリーニング!ペッタンでも落ちないゴミの除去!カメラ内を綺麗に掃除!
- カメラ内のゴミが写真に写る!
- カメラ内のゴミを取りたい!
- イメージセンサーのゴミ取りは自分でできる?
以前、イメージセンサーのゴミ取りに便利なアイテム「ペッタン棒」をご紹介しました。
イメージセンサーに取れないゴミが付着してしまったら?
イメージセンサーのしつこいゴミをなんとかしたい!
以前ご紹介したローパスフィルタのゴミ取りアイテム「ペッタン棒」はとても便利です。
カメラのイメージセンサーに…
ペッタン棒でも取れないほどのゴミが発生したら試してみてください!
今回はなぜゴミが写る?という事も含めてまとめています。
写真に写るゴミ
撮影した写真を見ると撮影物にゴミが写っている事があります。
ゴミが写真に写るのは色々な要因があります。
写真にゴミが写る理由
撮影した写真をよく見ると?
写真の中にポチッと黒い点がある事があります。
撮影した写真にゴミが写るのは以下のような原因があります。
- 1)レンズにゴミが付着している
- 2)カメラ内部にあるセンサーにゴミが付着している
レンズが交換できる一眼レフカメラやミラーレスを使っていると写真にゴミが写っている事があります。
このような時は、レンズやカメラ内にゴミが付着していた可能性があります。
レンズのゴミ
撮影した写真にゴミが写っているのを発見したら原因を究明しましょう!
レンズに付着したゴミ
レンズに付着したゴミや埃が撮影した写真に写り込む事があります。
レンズの表面にゴミを発見したら…
レンズの表面のゴミならレンズを掃除すれば解決します。
よく見るとレンズの中にゴミが付着している!
レンズの内部にゴミがある場合メーカーにゴミ取りを依頼するしかありません。
分解しなければできない!
分解後は元に戻る保証もない!
実際にレンズ内のゴミ除去をメーカーに依頼した事があります。
15,000円位掛かりました。
カメラのゴミ
レンズのゴミを掃除してもゴミが写る場合カメラにゴミが付着していると考えるしかありません。
カメラ内のゴミの除去は少々厄介です。
カメラ内に付着したゴミ
レンズを交換できるカメラを使用していると!
レンズ交換の際にカメラ内にゴミが侵入する事があります。
カメラ内にゴミが侵入!
そのゴミがイメージセンサーに付着すると写真にゴミが写ります。
稀に、レンズ交換ができないカメラにもセンサー部分にゴミが付着する事もあります。
カメラを使用しているうち、振動でたまたまセンサーにゴミが付着したなどが考えられます。
または、ズームできるレンズの隙間からゴミが侵入する事があります。
カメラ内のゴミ掃除には二つの方法があります。
各メーカーにはカメラ内のゴミ掃除(イメージセンサークリーニング)のサービスがあります。
保証期間内だと無料になる事がありますが、保証期間外は有料になります。
レンズ交換ができる一眼レフカメラなどはイメージセンサーを自分で掃除する事ができます。
イメージセンサークリーニング方法
慣れれば簡単ですが、初めての方は慎重に手順を覚えてください。
自分でイメージセンサーのクリーニングする場合
最悪の場合イメージセンサーの交換も伴うリスクがあります。
自信のない方は最初からメーカーに依頼してください。
NikonやCanonの場合
東京都内や大阪市などにお住いの方はメーカーに直接持ち込んで1時間程度でクリーニングできます。
こちらでご紹介しているイメージセンサークリーニング方法で
イメージセンサーを傷つけたりカメラの機能低下が起こっても当方は一切責任は取れません。
イメージセンサーの掃除を行うのは全て自己責任になりますのでご了承ください。
イメージセンサークリーニングの手順
首都圏にお住いでない限りイメージセンサーの掃除をメーカーに依頼すると配送も含め時間も費用もかかります。
できればゴミの付着を確認した時点でゴミの除去をしたいのが心情ですよね?
イメージセンサーのゴミ確認
撮影した写真画像でも結構ですが、改めてゴミの確認をしてみましょう!
環境が劣悪な場所でレンズ交換した時に付着した細かなゴミ群です。
幸いサブ機のD7100でしたので、気が付いたあとはメイン機で絞って撮影しサブ機は絞らず開放で撮影しました。
こんなに多いゴミだと絞って撮影するとモロに影響します。
カメラの設定
レンズをつけたままでカメラの設定をします。
シャッタースピード→視認できる数値
ここで重要なのは絞って撮影する事です。
よく使用するであろうF13を目安に!
F16など、さらに絞って撮影する事が多い場合は最高F値でも試してみます。
撮影したものが真っ暗だとゴミも見えません。
シャッタースピードは絞りに応じて変える必要があります。
被写体
カメラの設定は被写体によっても変わりますが、白系・茶系の壁などに向けてシャッターを押します。
撮影する場合、三脚などを使用しないで手持ちでわざとブレるように撮影するのがお勧めです。
全くぶれていない点のものが「ゴミ」
ゴミと被写体がはっきり認識できるようにワザとブレるように撮影するのがコツです。
絞った場合、室内だとかなり明るくないと撮影できません。
バルブにして長時間撮影しながらカメラを揺すります。
蛍光灯に向けても良いと思います。
蛍光灯だけに向けると真っ白になる事もあります。
クリーニングの準備
イメージセンサーのゴミが確認できたら?
イメージセンサーのクリーニング準備のためにアイテムを揃えておきます。
クリーニングに適した環境
- 風のない室内で作業する!
- 作業するテーブルなどを綺麗に掃除する!
- カメラの上に照明を用意する!
用意するもの
- ペッタン棒キット
- 湿式クリーナー(スワブ)
- ブロアー
ミラーアップ
カメラの設定の中の「クリーニングミラーアップ」でミラーをアップさせます。
ミラーレスの場合は、ミラーがありません。
イメージセンサーが見えるようになると速やかにクリーニング作業に入ります。
作業を速やかにするには準備万端整ってから作業しましょう。
イメージセンサーのゴミの除去
いよいよイメージセンサーのゴミを除去する作業に入ります。
再度レンズを付けて同様に撮影します。
ブロアーでゴミが除去できていれば問題ありません。
ペッタン棒と呼んでいますが正式名称は「PENTAX イメージセンサークリーニングキットO-ICK1」
簡単にセンサーのクリーニングができる優れもの。
再度レンズを付けて同様に撮影します。
ペッタン棒を使用する際は、ゴミの場所を狙って除去するのがお勧めです。
殆どの場合、ペッタン棒でイメージセンサーのゴミの除去ができます。
ところが!ペッタン棒でも除去できないイメージセンサーのゴミが存在します。
ペッタン棒は基本的に「乾式」です。
ゴミというよりも汚れに関しては「湿式」の方が除去しやすい。
湿式のクリーナーはニコンのクリーニングキットでも使用しますが…
ニコンのクリーニングキットは練習も必要です。
講習を受けていない場合はお勧めしません。
RANGERSのAPS-Cセンサースワブを使用します。
RANGERSのAPS-Cセンサースワブは優れもので、使用後は明らかにゴミや汚れが無くなります。
Rangers APS-Cセンサースワブ
K&F Concept フルサイズセンサースワブ
RANGERSのAPS-Cセンサースワブの使用方法
RANGERSのAPS-Cセンサースワブの使用方法はいたって簡単です。
- 付属のセンサークリーナー液をスワブに1・2滴染み込ませます。
- イメージセンサーにスワブをそっと這わせて清掃します。
湿式ですが、クリーナーは一瞬で乾きます。
コツとしては、ケチらずに2本使う事をお勧めします。
まずクリーナーを付けたスワブで清掃した後、何も付けていないスワブで清掃します。
汚れを吸い取っていますので何度か清掃していると…
折角取り除いた汚れが戻ってしまいます。
その汚れが、新しいゴミとなって写る事があります。
汚れがひどい場合は、スワブを交換する事で完全に除去できます。
↓
汚れたスワブを使用しているから!
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イメージセンサークリーニングまとめ
ペッタン棒とRANGERSのAPS-Cセンサースワブを上手に使い分ける事!
併用する事がイメージセンサーのクリーニングを上手に作業できるコツです。
イメージセンサーを傷つけないで掃除する方法は、「ケチらない事!」
ペッタン棒もゴミ取り用のシール面の二度の使用でゴミが移って新しいゴミを付着させます。
スワブも同様で、使用したスワブを後日再使用するのは厳禁です。
私はRANGERSのAPS-Cセンサースワブはクリーナーとスワブのセットだけ持っていますが、これだけでも十分です。
フルサイズ専用幅のものもありますが、私はAPS-Cとフルサイズの両機を使用していますので、APS-Cセンサースワブを使っています。
ちなみに使用したスワブは、スワブヘッドを取り除き、芯を取り置いています。
何かに使えそう……