ハーフNDフィルターで明暗の強弱を調節!朝日や夕日の撮影に!全景撮影のアイテム

ハーフNDを使って明暗の強弱を調節しよう!朝日や夕日の撮影に!全景を撮りたい時のアイテム

朝日や朝焼け・夕日や夕焼けを撮影していると、手前の風景がどうしても暗くなりますね。

水辺などの映り込みがある場合は光も映り込むので明るくなって良い感じになりますが、元々暗い場所は黒くなってしまします。

遠くの物ならシルエットとして良い感じになりますが、手前の物も写したい場合はNDフィルターが効果的です。

タイトルとしては「明暗の強弱を調節」としてありますが厳密には「直線で分けられた明暗の強弱の調節」ですね。

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ハーフNDフィルターは、円形の物もありますがほとんどが板状の四角いものが主流です。

難点も色々ありますが、存在するという事は、効果も期待できますね。

今回は実際にハーフNDを使用している時の利点や難点などもご紹介しましょう。

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ハーフNDフィルター

ハーフNDフィルターは、文字通りハーフになっています。

半分の面積にNDフィルタ効果が施されており、水平線や地平線を境にしてどちらかの部分を暗めに撮影することができます。

「暗め」という表現が簡単ですが、NDフィルターの効果を知っておく必要があります。

NDフィルターに関しては下記の記事でご紹介していますのでご覧ください。

ハーフNDの種類

ハーフNDの種類としてはさほどありません。

NDとしての濃さによるバリエーションになりますが、メーカー独自の製品はいろいろ存在しています。

円形の物はかさばらず便利ですね。

現在はセットで販売されているものも多くリーズナブルです。

最近発見して、これ良いなぁ〜と思って見てみたら…とんでもない金額のものもあります。

円形型の回転装着式のもの以外は、それぞれアダプターが必要になりますが、オールインワンで販売されているものも多いので装着できるかをチェックした後の購入がお勧めです。

ハーフNDフィルターでの撮影

ハーフNDフィルターを装着して撮影するには三脚での撮影が基本です。

もちろん手持ち撮影もできますが、ハーフNDが邪魔です。

ハーフNDフィルターを装着して撮影しているシーンを撮っていたのでご紹介します。

ハーフNDを使って明暗の強弱を調節しよう!朝日や夕日の撮影に!全景を撮りたい時のアイテム

レンズの先に板がありますが、上部がND効果がある部分です。

下は透明になっていますので、この場合は雲海などが明るく撮影できます。

ただ、雲海は何も付けなくてもそれなりに明るいのでハーフNDフィルターを付ける必要はありませんが、もっと手前の地面などは暗くなってしまします。

上の写真を見ると、手前の部分はカメラも含めてほとんどがシルエットになっています。

下の写真はハーフNDフィルターを使っているカメラで撮影したものです。

ハーフNDを使って明暗の強弱を調節しよう!朝日や夕日の撮影に!全景を撮りたい時のアイテム

このカットがこの風景で撮影するものか?という事はさておいて…

状況を説明すると、左上が朝日のある場所ですので明るくなっています。

山の陰になっておりまだ朝日自体は見えていませんが、かなり明るいので通常はNDフィルタを使用して撮影しています。

この時は、日の出の前から撮影しています。そのため雲海はかなり暗かったのでハーフNDフィルターを使っています。

程よい明るさになったらハーフNDを抜けば良いので回して外すよりは便利です。

そのままアングルを下にしてハーフNDの境目は雲海より上に来るように合わせます。

そのようにして撮影したのが上の写真という事です。

ハーフNDを使わずに撮影すると、手前のススキや笹などはほぼ見えませんが、ハーフNDを使うと、遠景と近景の明るさがほぼ同じになります。

例の写真が悪いですね……

同様にハーフNDを使って撮影したのが次の写真です。

ハーフNDを使って明暗の強弱を調節しよう!朝日や夕日の撮影に!全景を撮りたい時のアイテム

こちらも夕日が左上にありますが、海面の様子も撮影したいのでハーフNDを使っています。

何も付けないで撮影すると海面の右部分はもっと暗くなります。

カメラの設定を同じにして撮影すると逆に水平線より上は白とびします。現在でも太陽があるところは白とびしていますけど…

この写真で言うとちょうど富士山の上あたりまで白くなります。

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ハーフNDの効果と利点

ハーフNDの利点をざっくり言うと…

上下(左右)の明暗の調節ができる
全景撮影時の明暗の調節ができる
絞りつつ手前も明るく撮影できる

撮影例をご覧いただければわかりますが、上下、あるいは左右、または斜め…と明暗で区切られた光の差を近づけたい場合は、効果のあるフィルターです。

使用の環境としては朝日や夕日などの撮影など水平線や地平線を境に風景を撮影したい場合が主になります。

ストロボを使用しない…という環境です。

人物の場合などはシンクロ撮影すれば良いと思いますので特に必要ないでしょう。

NDの濃さを変えれば良いので環境や状況に応じて使い分ける事ができます。NDフィルターだけでは表現できない時などが考えられます。

ハーフNDの欠点・難点

ハーフNDの欠点や難点をざっくりと言うと…

板状のものはかさばる
装着して撮影するのが手間で面倒
静電気による埃の付着が半端ない
割れる・傷つく
広角レンズだとケラれる

ハーフNDの難点は、「かさばる」という点が大きいですね。装着が面倒でじっくり撮影に集中するなら考えられますが、サクッと撮影する場合などは面倒です。

レンズにフィルター用のアダプターリングを付けて、ハーフNDを固定するアダプターを付けて、ハーフNDを綺麗にして装着します。

ハーフNDは安いものを購入するとほとんどの場合はアクリル製で静電気でホコリがまとわりつきます。

冬などの乾燥している時期は、綺麗にしようと拭いただけで静電気で余計にホコリが付着することもあります。アルコールなどで湿らせたもので拭き取らないとホコリを「0」にするのは難しい。

このような静電気対策としてはガラス製を使用するのが良いですが、ガラス製は「高い」「割れる」という難点があります。

ガラス製のハーフNDなどは落としたらまずアウトです。

アクリル製のハーフNDも同様に落として表面に傷がつくとアウトです。

割れない、傷つかないは枠が付いていたりしたものでないとダメですが、そのような物は相当高価になります。

広角レンズだとケラれる場合があります。

ハーフNDのほとんどは100mmが多く広角レンズにピッタリくっつければケラれませんが、アダプターなどを使用すると確実にケラれます。

ケラレが入らないようにするには使用レンズに適正なアダプター選びが大事です。

私は広角で使用する場合は、滅多にありませんがハーフNDを手で持って撮影する事があります。長い時間撮影する場合は、テープで固定することもあります。

写真で紹介しているのは広角ではないのでアダプターをつけています。

ハーフNDまとめ

ハーフNDを使うと良いよ!というのは時と場合で、現在はデジタルになった事でそれっぽく現像する事もできます。

厳密にはハーフNDを使用した方が綺麗になる事も事実ですので、被写体の明暗の程度になりますね?

私も朝日や夕日の撮影時にはカメラバッグの中に、一応入れていますが、使用するのは30%くらいです。

めんどくさい…というのが正直なところ。

でも、本当に稀に「これはハーフNDでしょ!」という時もあります。

1枚持ってみて試してみるのが一番です。

オールインパックのものは購入した事がないので、評価はできませんが雰囲気はわかると思いますので捨てたつもりで購入してみるのも良いかもしれません。

ハーフNDの効果が自分の撮影に合っていたら、本格的に探すと良いでしょう。やっぱりガラス製が良いと思います。

できる限りレンズに近いところに装填できるアダプターも色々あります。

ぜひハーフNDを試してみてくださいね。