太陽の撮影方法!朝日や夕日・日中の撮影と順光・逆光風景他!太陽メインの写真撮影
朝日や夕日を撮影したい!
逆光の撮影方法は?
太陽を撮るのは簡単?
写真の中に太陽が入っていると眩しく光っています。
風景写真やスナップ写真でも逆光の写真は沢山あります。
太陽をメインにした写真もあります。
例えば朝日や夕日の撮影などは太陽が主役!
朝日や夕日を撮影する事はよくあると思います。
朝日や夕日を撮影すると言う事は「逆光」になっています。
太陽の光が強すぎて風景が見えない!
太陽の光が強すぎて人物が真っ黒に!
逆光の環境で撮影すると色々な問題も出てきます。
太陽の撮影
「太陽の撮影方法」は色々あると思います。
初めて一眼レフを手に入れて、夕日を撮ってみよう!
思ったように撮れていない事もあるかもしれません。
「太陽の撮影方法」はどのような点に注意すれば良いのか?
色々な太陽の撮影をご紹介したいと思います。
まとめて最後に記載します。
太陽の撮影はじめに
「太陽の撮影方法」を知りたくなるのは「日食」の為?それとも「初日の出」の為?
通常は夕日を撮影したいと思う方が大半です。
まずは太陽を撮影する心構えを!
日頃、太陽を直視する機会はありません。
「太陽は眩しい!」
「明らかに目に悪そう!」
ただ、ファインダー越しの太陽は、さほど気になる事はありません。
ではありますが…
直射日光で、望遠などを使用していると…
やはり目に悪そう!というのは否めません。
直射日光の直視は充分気をつけてください!
太陽の撮影
太陽をメインにした撮影は…
「朝日の撮影」「夕日の撮影」がほとんどです。
メジャーな朝日や夕日の他にも日食や太陽黒点の撮影。
雲間の太陽や太陽の光…
太陽を背にした時、太陽が前にある時…
太陽に絡む撮影は色々なシチュエーションがあります。
太陽に関連する撮影をご紹介しましょう。
朝日・夕日の撮影方法
朝日と夕日は特に撮影に関して違いはありません。
強いて言うならば…
「だんだん明るくなる」と「だんだん暗くなる」の違い
時間の経過でカメラの設定が異なる場合があります。
朝日や夕日を風景と撮影
レンズ:広角
ISO:100
F値:F13〜F22
SP:1/4〜
フィルター:ND8〜ND16
一例としてますが…
常にNDフィルター装着の為、正確なデータではありません。
恐らく絞って撮影すると思われます。
風景の中に朝日や夕日をメインにした撮影は…
太陽を左右上下に捉えるか?
それぞれ好きな構図で撮影しますね?
絞るほど周囲の風景は暗くなる。
開放していくごとに太陽の輪郭が見えない。
↓
このような現象は「ゴースト」
↓
このような現象は「フレア」
太陽を撮影する際、厄介なのは「フレアやゴースト」
絞れば絞るほどゴーストもハッキリする事が多いですね!
フレアやゴーストを低減するレンズもあります。
NIKONだとナノクリスタルレンズがありますね?
Nコート、ナノクリスタルコートを施しているレンズです。
限りなくフレアやゴーストを低減していますが…
私もナノクリスタルを使っていますがフレアやゴーストは出ます。
あくまでも「低減」できるレンズ。
角度によってはゴーストは出ます。
ナノクリスタルフィルターが販売されれば需要は大きいでしょう。
かなり高価なフィルターになりそうですけど…
・ゴーストありきでゴーストの良い構図を選ぶ!
・絞らずに太陽の輪郭を曖昧にする!
・ナノクリスタルレンズで低減する!
太陽を中心として上下左右に振って良い構図とゴーストを確認して撮影します。
どうしても決めた構図で撮影したい時は?
ゴーストも味方にする撮影方法も考える柔軟性が必要かもしれません。
太陽が構図外で余計な光を低減するには「ハレ切り」も得策です。
朝日や夕日をアップで撮影
望遠レンズの使用で太陽を捉えると光も多くなります。
太陽の輪郭をハッキリ写したい場合は「絞る」
風景が必要ない場合、太陽の輪郭が良い具合になるまで絞っても良いでしょう。
周囲は暗くなりますが太陽がハッキリします。
霧や霞が出ていると太陽の表情も変わります。
霞んでいると、絞らなくても肉眼で太陽のグラデーションが見えます。
日中の逆光撮影
日中だろうが朝だろうが…
あまり関係ないかもしれませんが…
日中に太陽をメインに撮影するシチュエーションとして…
ハロ、日暈(ひがさ・にちうん)や幻日 (げんじつ)・幻日環(げんじつかん)があります。
人物をシルエットに撮影できるのも逆光撮影です。
人物などの被写体の場合…
わざと絞らずに白飛びさせる撮影方法もあります。
レフ板がない時は?
白い紙や布、白いビニール傘などを人物の前に置いて太陽光を反射させます。
ストロボ撮影ができる場合はシンクロ撮影ができますね?
絞りに関して言うと…
絞りすぎたくない時
シャッタースピードを速くしたくない時
そんな時はNDフィルターを使用します。
ハロ(日暈)の撮影
ハロ(日暈)は太陽に薄い雲がかかった時に見える事があります。
絞りすぎると風景が見えなくなります。
ほどほどに絞った撮影です。
幻日の太陽の撮影
ハロはよく見られますが幻日はなかなか見られません。
もう少しうまく撮影できれば綺麗な輪に撮れたはずですが…
かなり長い時間、このような状態が見られました。
見つけた時は別の場所でしたので…
富士山に近いところに太陽がある場所まで移動して撮影しました。
日食の撮影
日食の撮影は機会がないと撮影できません。
この日食の日は始まりから終わりまで撮影できました。
雲も多かった為、NDフィルターも要らない時があります。
日食の見える日は絶対晴れて欲しいですね!
黒点の撮影
黒点の撮影は真昼の太陽でも撮影できます。
NDフィルタを使用して太陽をアップで撮影します。
かなり濃い目のNDフィルターになります。
例えばND400からND100000など色々な濃いNDフィルターがあります。
300mm程度の望遠レンズでも撮影可能です。
この写真はトリミングしてこの大きさになっています。
順光での撮影
通常スナップ写真などを撮影する時は順光での撮影が多いと思います。
例えば花の撮影だと晴れている日よりも曇りの日の方が上手く撮れます。
曇りの日はライトに薄いフィルターを付けているという感覚です。
撮影用のライトだと「トレペ(トレーシングペーパー)」を被せた感じ。
晴れている日だと明暗の差が大きかったり時間によって入射角が異なります。
時と場合によっては良い場合もあります。
花などの柔らかいイメージのものは柔らかい光の方が綺麗に撮れる事が多いようです。
花を主張したい時などは強い光の入射が必要な時もありますね?
撮りたいイメージによりけり!でもあります。
花だけでなく人物も同様ですね!
順光でも横や斜めからのフラッシュ撮影も技です。
応用してみてください。
快晴の時も良いですが曇りの時こそ撮影日和という被写体も沢山あります。
太陽の撮影に関連する記事
太陽の撮影に関連する記事はたくさんあります。
被写体の特性上、内容が重複する事もあります。
それぞれ撮影のシチュエーションが違ったりします。
ザッと目を通すだけでもヒントがあるかもしれません。
太陽の撮影に役立つアプリや太陽の撮影関連であれば最新記事も追記します。
今回、朝日や夕日の撮影地に関しては記載していませんが
下記の関連記事で案内している場所もあります。
太陽の撮影まとめ
太陽は月よりも目にする事が多いのではないかと思います。
朝日や夕日を撮影することは多くても…
昼間の太陽を撮ろう!という事は少ないですね?
太陽の撮影に関してはまだまだありそうです。