2024年版しぶんぎ座流星群の放出点方角と時間は?観測と撮影攻略!新年の流星群撮影
2024年のしぶんぎ座流星群は見える?
しぶんぎ座流星群の観測方法は?
冬の代表的な天体イベントのひとつがしぶんぎ座流星群
新年に見る事ができる年間の3大流星群のひとつです。
しぶんぎ座流星群を見る事で2024年の命運に繋がる?
新年最初の流れ星に2024年の願いを込めましょう!
2024年のしぶんぎ座流星群の極大日はいつでしょうか?
2024年のしぶんぎ座流星群極大の日、月の位置は?
新年の流星群、しぶんぎ座流星群は見られるのでしょうか?
2024年のしぶんぎ座流星群、観測や撮影の参考にしてください。
しぶんぎ座流星群
まずはしぶんぎ座流星群とは?
しぶんぎ座流星群とは?「しぶんぎ座流星群(しぶんぎざりゅうせいぐん、学名: Quadrantids)」毎年1月1日頃から1月5日頃に出現が見られ、
1月4日頃に鋭い出現のピークを迎える。うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群で、しぶんぎ座は1928年に廃止されたが、しぶんぎ座流星群の名前は現在でも使われている。
流星群の観測・撮影おさらい
流星群の観測・撮影
流星群に関しておさらいしておきます。
毎年国内で見られる流星群は決まっている!
流星群とは?
年間の流星群の種類年間の流星群の種類は「1年間の流星群」を参照してください。
星は明るい所では見えにくい!暗いと小さい星も良く見えます。
↓
月が出ていない方が夜空は暗い。20○○年版!にしているのは?日周運動や月の満ち欠けに関係。同じ関係で極大日にも変化があります。
より多く流星群が見える日時があるという事です。
その為、毎年「◯◯座流星群が見えるのはいつ?」という話題になります。
しぶんぎ座流星群他、1年間の流星群については下記記事に。
2024年のしぶんぎ座流星群
しぶんぎ座流星群は毎年1月4日頃が極大になりますが、年によって極大時間は異なります。
では2024年のしぶんぎ座流星群は何時頃が極大になるでしょうか?
しぶんぎ座流星群が見える日
しぶんぎ座流星群の出現期間1月1日から7日、極大日は概ね1月4日前後です。
流星群がよく見られるのは「極大日」と呼ばれるます。
しぶんぎ座流星群が見える時間
時刻は、厳密に気にする事はありません。
2024年は1月4日の18:00頃になりますが、前後数日間、観測する事ができます。
しぶんぎ座流星群の方角
しぶんぎ座が見える方角を見てみます。
廃止された星座名の為、アプリによっては表示されない事があります。
りゅう座とうしかい座の境界です。
夕方、しぶんぎ座は北の地平線から一度地平線の下に沈み、夜中に再度現れます。
もし放出点狙いでしたら、北の空を狙ってみるのも良いかもしれません。
ただし、放出点にこだわる必要は全くありません。
放出点を気にする必要はない!
極大日の月の状態
流星群を観測するのに弊害となるのが月明かりになります。
2024年1月4日の月は夜中に見え始め翌11:22に沈みます(東京時間)
今回、観測・撮影する時間帯は日没後から夜中の月の出までになります。
ただ、夜中からも月を背にしていれば観測・撮影可能です。
1月4日の月齢は22.1で下弦の月、比較的明るい月になる為、全方向での撮影には向いていません。
月の出までの時間は放出点を狙い、月が出てきたら月とは反対の方角で撮影するのが良いでしょう。
しぶんぎ座流星群の観測
しぶんぎ座流星群にが限らず全ての流星群に言えますが…流星群の観測はその星座の方角を見る必要はありません。
しぶんぎ座は分からない為、一番良い方法は北斗七星を狙うのが良い。
北斗七星の下にあると考えれば、放出点狙いでは一番撮りやすい方角になります。
しぶんぎ座流星群の観測方法
2024年のしぶんぎ座流星群の極大日は夜中以降は月が出ています。
月の出以降は月を背にし、月や街灯の光が目に入らないように観測。
車内や屋内からの観測
屋外で1月の星空観測は、とても寒くできれば屋内から観測したい場合もあります。
夜空が見える屋内から観測する事もできますが、様々な条件があります。
- 空が見える事が必須
- 屋内が屋外同様に暗い事
車内も同様ですが、車の中ではエンジンを切っておく必要があります。アイドリング状態にしない事がマナーでもありルールでもあります。
エンジンを切っておく事でパネルやナビの光を無くす事ができます。全ての光を遮断しないと車内の明るさによって星空を見る事はできません。
ブランケットなどを用意して防寒を万全にする事で、少なくとも屋外よりは暖かい可能性はあります。
難点は屋外より視野が狭くなる為、流星群を見る確率はかなり下がります。
しぶんぎ座流星群の撮影
しぶんぎ座流星群に限らず流星群の撮影方法は同じ。流れ星はいつ流れるか予測できません。
月が出ている為、月を背にした方角を構図にするのがお勧めです。流星を絡めたい被写体がある場合は、事前に調査を!
しぶんぎ座流星群の撮影方法
流れ星の撮影ができる事が前提になります。
流星群の撮影方法の記事には撮影方法や撮影地に関しても記載しています。
次の写真は数年前に撮影したしぶんぎ座流星群ですが、北の方角で捉えたものです。
流星群の撮影方法
流星群の撮影はどの流星群も同じです。
初めて流星群を撮影する場合は動画も参考にしてみてください。
星のピントの合わせ方なども解説しています。
インターバル撮影の方角
2024年のしぶんぎ座流星群は晴れてさえいれば撮影できます。
インターバル撮影で撮影する方角は月に背を向けて。
街灯などが画角に入ったりゴーストやフレアを避けてカメラを向けます。
冬の星座
流れ星と冬の星座を絡めてみるのも良いかもしれません。
流星群の撮影関連
流星群の撮影は期待感と喪失感が織り混ざり楽しい撮影になります。
夏のペルセウス座流星群よりは少なめの流れ星の数ではありますが、年間三大流星群の撮影に挑戦する価値あり。
流星群の撮影攻略として各記事で紹介していますので参考にしてください。
2024年しぶんぎ座流星群まとめ
しぶんぎ座流星群に限らずですが、流星群の極大日の空の環境が良い事を祈るばかりです。
しぶんぎ座流星群は新年初の流星群!有意義な撮影を計画してみてください。