京都府のお勧め撮影地は?
京都府の絶景撮影スポットは?
京都府の観光スポットは?
伊根の舟屋の見どころは?
京都の北部、日本海に面した静かな入り江に、海と一体化するように立ち並ぶ木造建築群があります。
それが、京都府与謝郡伊根町にある伊根の舟屋です。
約230軒以上の舟屋が湾沿いに連なり、1階は船の格納庫、2階は住居という独特の構造を持つこの町並みは、日本でもここにしかない景観として知られています。
ただ美しいだけではありません。
ここは観光地である前に生活の場。
撮影地として訪れる私たちは、その前提を理解した上でレンズを向ける必要があります。
本記事では、歴史背景からアクセス、混雑傾向、季節別の撮影ポイント、周辺観光までを網羅。
撮るために訪れる人の視点で、伊根の舟屋を徹底的に紹介します。
伊根の舟屋とは?
伊根の舟屋の歴史は、江戸時代以前にまでさかのぼります。
若狭湾に面した伊根は古くから漁業で栄えた町。
海と共に生きるために生まれたのが舟屋という建築様式です。
舟屋は「1階が船揚げ場、2階が居住空間」という極めて合理的な造りをしています。
潮位に合わせて船を直接格納できる構造は、
荒波から船を守ると同時に、漁から帰った直後にすぐ手入れできる機能性を持っています。
伊根湾は天然の良港で、山に囲まれ波が穏やか。
この地形条件が、舟屋群の発展を支えました。
現在は国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定され、景観保全が図られています。
忘れてはならないのは、ここが今も人が暮らす町だということ。
撮影時には生活導線を塞がない、私有地に入らないなど、基本的な配慮が絶対条件です。
伊根の舟屋の見どころと魅力

伊根の最大の魅力は「海面から立ち上がる木造建築の連なり」という唯一無二の構図です。
入り江に沿って弧を描く町並みは、どの角度から切り取っても絵になります。
朝は湾内に朝日が反射し、舟屋の影が水面に揺れる。
夕方は逆光でシルエットが強調され、ドラマチックな光景になります。
夜は生活の灯りがともり、静かな漁村の情景が浮かび上がります。
さらに、湾を一望できる高台からの俯瞰構図も必見。
舟屋が整然と並ぶ様子は、まるで模型のような美しさです。
陸・海・高台の3方向から撮れるのが伊根の強みです。
伊根の舟屋へのアクセス・駐車場ガイド
伊根は京都市内から約2時間半。
公共交通はやや不便なため、事前計画が重要です。
| 基本情報 | |
|---|---|
| 名称 | 伊根の舟屋 |
| 所在地 | 〒626-0423 京都府与謝郡伊根町平田 |
| 交通 | 京都丹後鉄道天橋立駅から路線バス |
| 駐車場 | 有料駐車場(数カ所) |
| トイレ | 有り |
| 売店 | 店舗有り |
| 食堂 | 有り |
| HP | – |

車でのアクセス
京都縦貫道を経由し、宮津天橋立ICから約45分。
伊根の舟屋駐車場情報
主な駐車場
七面山駐車場
伊根町観光駐車場
※路上駐車は厳禁。
生活道路が狭く、地元車両の妨げになります。
公共交通機関で伊根の舟屋へ行く方法
最寄りは京都丹後鉄道「天橋立駅」。
天橋立駅から丹後海陸交通バスで約1時間。
本数は多くないため、必ず時刻確認を。
夕方は便数が減ります。
高齢者・子供連れはアクセスできるか?
湾沿いは比較的平坦で歩きやすいですが、歩道が狭い箇所があります。
ベビーカーはやや注意が必要。
高台展望所へは坂道あり。
体力に不安がある場合は車移動推奨です。
伊根の舟屋へのルートマップ
下記地図は伊根の舟屋の撮影ポイント周辺を表示
事前に把握しておくとスムーズに行動できます
マップ下リンクでルートをGoogle Mapで表示!
混雑指数(撮影・観光視点)
混雑指数はあくまで一般傾向であり、天候やイベント等で変動します。
| 時期 | 観光混雑 | 撮影難易度 | コメント |
|---|---|---|---|
| 春(3〜5月) | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | GWは混雑ピーク |
| 夏(6〜8月) | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 海水浴客増加 |
| 秋(9〜11月) | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 比較的安定 |
| 冬(12〜2月) | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | 雪景色は希少 |
★☆☆☆☆:ほぼ混雑なし
★★☆☆☆:少し人はいるが撮影や散策に支障なし
★★★☆☆:人が目立つ、三脚使用はやや注意
★★★★☆:混雑、順番待ちが発生する可能性あり
★★★★★:非常に混雑、三脚使用や撮影は難しい
混雑を避けるなら午前中・平日訪問が最も快適です。
伊根の舟屋の観光FAQ
- 舟屋の中に入れますか?
-
一部の舟屋は宿泊施設や見学可能施設として公開されていますが、基本は私有地です。
無断侵入は不可。 - 遊覧船は乗るべき?
-
海上から見る舟屋は格別。
建物と水面の距離感が分かり、写真の理解度が上がります。 - 滞在時間の目安は?
-
散策のみで1.5〜2時間。
撮影込みなら半日が理想。
伊根の舟屋 見どころと写真撮影ポイント

春は柔らかな光と穏やかな海面反射が魅力。
朝の無風時がベスト。
夏は青空と入道雲のコントラストが映えるが観光客が多めの為シャッターチャンスが少ない。
秋は空気が澄み、夕景が特に美しい。
冬は雪化粧した舟屋が奇跡的絶景になることも。
ただし積雪は不定期。
撮影は高台→湾沿い→海上(遊覧船)の順で回ると効率的です。
伊根の舟屋での撮影成果

伊根の舟屋を訪れたのは10月でした。
秋の心地よい風の中、舟屋が集まる集落を訪問。
私の場合は混雑する京都市内より、海側の京都の風景が好きです。

前日は雨でしたが、当日はよく晴れており、素晴らしい景色が目の前に広がります。

対岸の七面山駐車場がある堤防から見ると伊根の舟屋の風景が広がります。
駐車場でありトイレも併設されているので、ゆっくり対岸の舟屋群を撮影する事ができます。

湾内の為、海面も穏やかです。
時折観光船が舟屋の前に往来します。

舟屋を望遠で撮影すると、偶然ですが宿の宿泊客でしょうか、窓の桟に腰掛けて海を眺めてる様子が入ってしまいました。
撮影時は気づかなかったけど、良い感じですね。
高台(道の駅 舟屋の里伊根)からの風景

高台にある道の駅からは、全景とまではいかないものの、湾の両方に広がる舟屋を確認できます。
伊根の舟屋は1993年放送のNHK朝ドラ「ええにょぼ」の主な撮影地でも有ります。

望遠で確認すると、海側の建物はほとんどが舟屋になっています。

撮影日が2日にまたがっているので天気がまるっきり違います。
やはり晴れている方が撮影自体良好です。

伊根の舟屋を訪れたら、ぜひ高台からの風景も堪能してください。
伊根の舟屋撮影FAQ
- 三脚は使用可能?
-
生活導線を塞がない配慮が必要。
午前中早めが推奨。 - ドローン撮影は可能?
-
基本的に住宅密集地のため厳しい。
必ず自治体確認を。
伊根の舟屋 周辺の観光スポットとグルメ
伊根の舟屋は有名な観光地でもある為、グルメスポットはたくさん有ります。
また、周辺には天橋立があり、この2セットで観光するのが絶対におすすめです。
伊根の舟屋周辺の観光スポット
天橋立
歴史的背景
日本三景の一つで、古くから歌や絵画の題材になった砂州。
神話や古典文学にも登場し、伊根と同じく海沿い文化の象徴です。
見どころ
全長約3.6kmの砂州に松が並び、「股のぞき」発祥の地として有名。
高台から見ると、天橋立の曲線と海が美しい対比を描きます。
滞在目安
展望所+砂州散策で約1.5〜2時間。
撮影視点
朝日・夕日の逆光が砂州に美しい影を落とす時間帯が狙い目。
回り方提案
伊根→天橋立の順で車移動。
早朝に伊根を撮影してから昼前に天橋立展望。
午後は砂州散策と組み合わせると効率的です。
●天橋立
成相寺
歴史的背景
鎌倉時代創建の古刹。
天橋立を見下ろす高台に位置するため、古くから参拝者の眺望スポットとして知られました。
見どころ
本堂や庭園も美しいですが、何よりも海と砂州を背景にした俯瞰風景が圧巻。
秋の紅葉時期は特に絵になる写真が撮れます。
滞在目安
30分〜1時間。展望と境内散策を含む。
撮影視点
高台からの俯瞰が基本。
参道の階段を構図に入れると、奥行きのある画になります。
回り方提案
伊根から車で約45分。
天橋立とセットで訪れると海と山の両方の風景を効率的に楽しめます。
●成相寺
伊根の舟屋周辺のグルメ
※事前に営業時間確認をおすすめします。
INE CAFE
歴史的背景
湾沿いの古民家を改装したカフェ。
地元住民や観光客が訪れる海景カフェの先駆け的存在。
見どころ
窓越しに舟屋群を望め、撮影スポットとしても人気。
店内のインテリアも舟屋の木材を生かした落ち着いた空間。
滞在目安
30分〜1時間。食事よりも景色重視の滞在向き。
撮影視点
大きな窓から舟屋を背景に、コーヒーカップなど小物を前景に入れると構図が豊かになります。
回り方提案
伊根湾散策の合間に立ち寄り、朝の柔らかい光で撮影するのがおすすめ。
●INE CAFE
油屋別館 和亭
歴史的背景
江戸時代から続く舟屋を改装した宿兼食事処。
漁師町の歴史を感じながら食事できる貴重な施設。
見どころ
新鮮な海産物を使った地魚料理が名物。
建物内部も舟屋の構造をそのまま生かしており、趣のある空間。
滞在目安
昼食で1時間〜1.5時間。宿泊も可能。
撮影視点
窓越しに伊根湾を背景に食事シーンを撮ると、文化的な風景として画になります。
回り方提案
舟屋散策の前後に昼食として組み込むと効率的。
特に午前中の散策後に訪れると海面の反射が美しく、食事と撮影の両立が可能。
●油屋別館 和亭
伊根の舟屋周辺の宿泊地
伊根の舟屋まとめ
伊根の舟屋は、単なるフォトジェニックな町並みではありません。
海と共に暮らす人々の知恵が形になった、生きた文化遺産です。
撮影地としては、陸・海・高台の三方向から構図を組み立てられる稀有な場所。
時間帯と光の読みが作品の完成度を大きく左右します。
しかし何より大切なのは、この町が今も生活の場であることを忘れない姿勢です。
静かに歩き、敬意を持ってレンズを向ける…
その積み重ねが、未来の伊根の景観を守ります。
「撮る」ことが、「守る」ことにつながる。
そんな意識で訪れたい、日本で唯一の海の町です。
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