星空撮影の設定比較例〜せっかく撮るなら星を点で写したい!シャッタースピード15秒と30秒の違い
先日天の川の撮影本番前にテスト設定で撮影しました。
絞り、シャッタースピード…と
それぞれの設定を変えて撮影したものを比較してみました。
今回はISO値は同じで絞りとシャッタースピードを変えたもので比較。
やっぱり星はできるだけ点で撮影したいですね。
という事は、シャッタースピードが短ければ短いほど良いわけで…
とはいえ、カメラやレンズによっても違いますのでこうすれば撮れる!というのはレンズ次第という事に。
星空撮影の設定比較
星空撮影のカメラの設定はそんなに選択肢はありませんが、
明るいレンズならそれなりに選択肢もあるようです。
今回は20mmのレンズで撮影してみました。
使用したレンズはf1.8です。
いろいろ設定してみましたが今回はISO2000、f1.8で15秒、f2.8で30秒の比較をします。
実はISOの設定も変えて撮影したつもりでしたが、素材が揃わなかったので今回の比較はあまり参考にならないかも。
ISO2000/f1.8/sp15
まずはISO2000、f1.8、15秒で撮影した星空から。
少しいびつな星も含まれますが、ほぼ「点」になっています。
10秒でも撮影したはずなんですが、見つからなかった。
よく探せば見つかるでしょうけど…
ISO2000/f2.8/sp30
続いて、ISO2000、f2.8、30秒で撮影した星空。
星が流れているのが見て取れますね。
ほんの15秒でこんなに違うという事がわかります。
この写真画像はトップの写真と同じ画角から抜き取ったものです。
全景を見ればなんら変わりのない写真になりますが、部分を拡大すれば違いは明白です。
もう少し細かく検証した記事は下記のものになります。
現像データを晒して説明している天の川の撮影設定も更新しましたのでそちらもご覧ください。
お勧めの関連記事◯天の川の撮影例〜環境やカメラ・レンズで変わるカメラの設定
星空撮影の設定比較例まとめ
今回の設定比較は、比較というほどの素材をアップしていないので
15秒と30秒のシャッタースピードの比較という事でしょうか。
機会があればISOも含めた撮影設定の比較をしてみたいと思います。
ISO3200を基準としても良いかも?
もしかしたら10秒よりも短く撮れるかもしれない。
ん〜確か今回は10秒も撮影したはずなんだけど…
ちなみに約1時間ほどインターバル撮影する前に撮影したものです。
今回のような設定のテスト撮影は、
メモ書きなどに時間や手間があるのであまりできません。
この時もしっかりテストするつもりではなかったので中途半端になってしまいました。
なぜなら、目の前に素晴らしい天の川が横たわっていましたので、
とにかく撮りたい!というのを優先。
撮影本番前にちょっとテストしておこう!という感じで
撮っておいたものでした。
で、実際にインターバル撮影した時は、ISO2000、f1.8、sp20秒で撮影しました。
後から現像してみて15秒でも良かったな!と思いました。
ついでにインターバル撮影したものを試しにコンポジットしてみたら
大変な事になりました。
空が白い筋で覆われて、まるで意味のないものになりました。
コンポジットの場合は、暗めの方が綺麗でしょうね。
このブログはできる限り役に立つ内容にしたいとは思いますが、
今回のような役に立たないものもたまにはありますのでご了承ください。
撮影に使用したレンズは下記のレンズです。
もう少し広いレンズもありますが、フィルタを使用したいので20mmを使っています。
星空撮影専用にもっと広いレンズが欲しいですね〜〜
天の川や星空撮影の基本的な設定は下記の記事で!