PLフィルタはいつ使う?偏光効果を活かす撮影シチュエーション!窓越しの反射も防ぐ優れもの

PLフィルタはいつ使う?偏光効果を活かす撮影シチュエーション!窓越しの反射も防ぐ優れもの

PLフィルタは必要か?
PLフィルタの効果は?
PLフィルタはいつ使う?

PLフィルタを使用している方も多いと思います。カメラショップで勧められて使用している方も多いと思います。

風景写真で空が青くなるよ!などと耳にしたことがあると思います。

PLフィルタの効果で、いつもと異なる撮り方もできますので使っていなければ、持っていて良いフィルタのひとつです。

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PLフィルタはつけっぱなしで使用するものではなく、用途に応じて付けるのが正しい使い方です。

PLフィルタの効果を活かす使い方は?
水際の風景や空の様子、ガラスの反射を低減できるPLフィルタをおさらいしてみましょう。

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PLフィルタとは?

PLフィルタの「PL」とは「Polarized Light=偏光」という意味です。

サングラスなどで「偏光レンズ」というのを聞いたことがありませんか?

偏光とは?

光の電気ベクトルまたは磁気ベクトルの振動方向が,あらゆる方向に一様に分布しているのではなく,方向性をもつとき,その光を偏光と言います。

難しいですよね?

理論的なことはさておき…

PLフィルタは、通常のレンズを通して見える光の方向を変える…?
乱反射光の影響を取り除く事ができるフィルタと思って良いでしょう。

PLフィルタの効果

PLフィルタと同様の効果があるのが偏光レンズを使用したサングラスなどです。

例えば釣り人や登山家、ウインタースポーツだとスキーやスノボをする方は
偏光レンズのサングラスを使うことが多いでしょう。

偏光レンズのサングラスを掛けてみると分かりますが、見え方が全く異なります。

釣り人の場合、海面しか見えないものが海中も見やすくなります。

スキーヤーの場合、雪の面がくっきり見やすくなります。

余計な反射を防いでいるため、空の映り込みが少なくなります。
空気中のチリなどの乱反射も防いでくれるためクリアになる事もあります。

例えば次の写真は、通常に撮影した池の写真です。
空と周りの木などがクリアに写り込んでいますが、池の中の鯉などは写りません。

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PLフィルタを装着して合わせると、池の底まで写り、空の映り込みなどが少なくなっています。

※わかりやすくするように少し明るくしています。

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もちろん、目的によっても異なりますが、透き通った池を写したいのに、空の光が反射して池の底が見えない場合はPLフィルタを使う事で池の底の様子が撮影できます。

同様にもう一枚。水面に映った空を写したいのであればPLフィルターは必要ありませんが、フィルタを回転すれば水底も写す事ができます。

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PLフィルタで最も効果があるのは?

青空を写したい時

太陽を背にして太陽の光とカメラの向きが直角の時の構図。

水面などを写したい時

水面に対してカメラの角度が30〜40度

PLフィルタの種類

PLフィルタの種類はさほどありません。

強いて言うならば、薄型だったり低反射だったり…
コーティングがしっかりしているなどの付加価値があるものになります。

超低反射や薄型フィルタなどは、それなりに高価になります。

PLフィルタの使い方

PLフィルタは回転式になっています。

回転枠を回すことによって、被写体の乱反射を調節できます。

PLフィルタは逆光では、効果は出ません。
従って太陽に向かって撮影した風景などは、付けている意味がありません。

太陽(光)が後ろから入ってくる順光の状態での撮影が良いでしょう。

また、カメラを被写体に向ける角度も影響します。

PLフィルタを試すのに丁度よい被写体は水辺になりますね。
肉眼でちょっと水中の物が見えるなどの時にPLフィルタを使って回転させてみてください。

また、乱反射を防ぐ効果がありますので、例えば街中のショーウィンドウを撮影してみて
ガラスに映るものの反射を比べてみてください。

ちょっとまとめてみましょう!

PLフィルタで効果のある環境は?

PLフィルタを付けて撮影する時に効果があるのはどのような時なのでしょうか?

水面に写ったリフレクションを撮影したい!
水面下の被写体を撮影したい!
ガラスの映り込みを撮影したい!
ガラスの映り込みを減らして撮影したい!
砂浜の砂と海と空をクリアに撮影したい!
雪のある風景で雪の面も綺麗に撮影したい!

反射には「写したい」「写したくない」など逆の願望もあると思います。

PLフィルタは回転式ですので、「反射を写したい」「反射を写したくない」を
回転することで選ぶことができます。

水辺に関しては掲載画像をご覧頂ければ分かると思います。

例えば水族館などで水槽の中の魚と人物を綺麗に撮影したい!などの場合、
PLフィルタを使用することで、ある程度水槽面の映り込みを防ぐことができます。

ここで注意点は、角度によっても効果が異なりますので、
被写体を中心にカメラも少し移動しながら、一番効果的な構図を探してください。

砂浜や雪も同様にクリアに撮影することができます。

空が青くクリアになる!というのは、
前述したように空気中のチリなどの乱反射を低減させているからでしょう。

そのように考えれば、紅葉や桜の撮影などでも天気が良くて何か白っぽくなってしまうな!と
感じた時はPLフィルタを使ってみるのも良いでしょう。

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PLフィルタの応用

PLフィルタはつけっぱなしで良いのか?という点ですが、
回転式になっていますので効果の有る無しを選択できますので
付けたままでも良いですが…

できれば効果が無いものと判断している時は外しておくのが良いと思います。

と言うのは、回転式ですので通常の撮影をしているつもりでも、
「いつの間にか回転させていた!」という事が多々あります。
他にもありますので「PLフィルタの難点」で記述しておきます。

PLフィルタは回転式ですので、空も写したいし水の下も写したい!
という願望もある程度は叶えてくれます。

回転させて止めた位置の効果を選べるため、ご自身の撮りたいイメージに合わせて使います。

次の写真は、池の鯉も空の雲も写したいという意図ですが、
このような場合は、PLフィルタの効果は殆ど必要ありません。
(もちろん多少はあります)

と言うのは、空が青空で雲がない所に水面下の鯉が居るからです。

これが曇り空になっていれば、青空の部分が真っ白になります。
そのような時にPLフィルタが効果的です。

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少し角度を変えてPLフィルタの回転も調節してみます。

水の底のエリアを多めにしつつ、空の雲も入れたい!

池の底の流木も泳いでいる鯉もクリアに写り水の底というのが
より分かりやすくなります。

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どちらが良い悪いではなく、ご自身が求めている状態を作るには
被写体を中心にして自分が動き、より効果がある位置を探すことです。

PLフィルタを使いつつ、NDフィルタも使う事もあります。

NDフィルタを下にした方が使いやすいでしょう。
そのような場合のために薄型の枠のものを選ぶのが良いと思います。

また広角の場合、フィルタによってケラれる場合もありますので薄型がおススメです。

PLフィルタの難点

PLフィルタを付けている事で失敗することもありますので気をつけてください。

私は殆どの場合広角レンズを使用しています。
風景を撮影している方は広角レンズを多用することもあると思いますが、
広角レンズでPLフィルタを付けて青空を撮影している時などに起こる現象が
「偏光ムラ」と言い、偏光が効いていない箇所ができる事があります。

「偏光ムラ」は一面青空を撮影してみると分かりますが、
キレイな鮮やかな青色をしている箇所と白っぽくなっている箇所ができます。
これが「偏光ムラ」になります。

偏光の効果が減少してできるムラです。

構図内でこのような偏光ムラが起こった場合は、撮影角度や構図を変える事が必要です。

どうしても解消しない場合は、PLフィルタを外すしかありません。

代わりにNDフィルタを使った方が良いでしょう。

おススメのPLフィルタ

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PLフィルタまとめ

PLフィルタもそうですが、フィルタをつければ良い!と言うものでもありません。
自分が撮影したいイメージに合わせたフィルタの使い分けが大事ですね。

特にPLフィルタの場合、「今、PLフィルタを付けている!」という認識で
撮影していなければ、逆効果になる場合もあるという事です。

これはNDフィルタも同様ですね。NDフィルタの記事もぜひご覧ください。