月明かりの風景の撮影方法は？月の光に照らされる風景！絶景観望！色々な月夜の撮影
月光撮影のコツは？
月の灯りで撮影できる？
月が出ると夜道も明るく月が出てない夜と比べると月の明るさを感じます。
月が出ていない日は星を撮り、月が出ていれば月を撮る。
月明かりが見せる風景は普段とは違った表情になり、新しい発見があるかもしれません。
とは言え夜の撮影でフラッシュも使わないのでそれなりに撮影方法を知っていなければなりません。
風景の撮影は昼夜を問わず天候も問いません。
雨の日も雨の日だからこそ撮れる風景があります。
朝日や夕日を撮影するように月の撮影も楽しい。
今回は月夜を撮影するコツとアイデアをご紹介します。
月光の風景
月明かりの夜に撮影する時は色々な被写体があります。
・月だけの撮影
月の撮影方法
月を単体で撮影する方法は、その名の通りですので今回とは異なります。
月光の風景撮影は月が画角に入っていなくても撮影できます。
https://select333.com/how-to-shoot-the-moon/月を見せつつ風景も一緒に撮影すると月夜の雰囲気が増します。
月の主張が強い風景の撮影方法という感じです。
月光の撮影とは？
月光の風景撮影は月が画角に入っていなくても撮影できます。
今回の場合は、月の撮影というよりも「月光」を表現したものです。
月の出ていない夜と月が出ている夜では随分明るさが違います。
上の写真は月明かりだけで撮影したものです。昼間の様ですが星も見えています。
※画像は圧縮している為見えにくいかもしれません。
月の満ち欠けにも状況が変わります。
満月なら空も青く見え灯りのない公園の木の影も見えます。
月光風景の撮影
月のある風景の写真を紹介します。
雲が出ているから月明かりが生きてくる風景があります。
海に映る月の明かりは肉眼でも美しく、カメラでも捉えたいと思います。
少し明るく撮影してホワイトバランスで調節すると、月が太陽に見えてしまうこともあります。
雲がある程風景に表情ができて良く感じる事があります。
月から出た光を雲が遮って天使の梯子のようになると幻想的な感じにもなります。
月を入れていなくても月の明かりだけで海に浮かぶ小島が撮影できます。
上層に雲が無いと青空が広がります。
月明かりで撮る被写体は海だけではありません。
山の中で撮影していると目が慣れればライトも要らないくらい明るい。
東屋はシルエットになりますが、木々の葉は月光で透けています。
月そのものは見えていませんが雲によって月明かりの天使の梯子ができます。
ちょうど眼下には街灯りがある撮影地。
夜の街にスポットライトに当たったようです。
雲がある月夜ならではの風景です。
月光に照らされると冠雪した富士山も綺麗に撮影できます。
月が出ていないと冠雪した様子も見えないくらいのシルエットになります。
冠雪した富士山は昼よりも夜の方が美しく感じます。
富士山の麓にある忍野八海も昼間に見る風景とは異なります。
月光風景の撮影方法
どのような撮影もその時の環境によって撮影方法は異なります。
望遠レンズを使用した月の撮影よりも、月光撮影の方が簡単です。
風景が写る程度のISOと絞りとシャッタースピードに設定すれば良いからです。
月光の撮影手順
月が出ているのと関係なく今の風景が撮れるように設定してみましょう。
どの設定からいじってよいのか分からない時は、順番を決めてみましょう。
ISOは100に！
風景が写るまで…
シャッタースピードを長く！
レンズの明るさによっても異なります。
↓
1秒でも撮れなければ？
↓
10秒、15秒というように長くしていくうちに風景が写っていると思います。
月を入れた状態でも入れない状態でも同様です。
思ったように撮れていない！と感じたら、ここから調整していきます。
月自体が明るすぎて大きくなっていたら絞ります。
もっと簡単に調節したい場合は？
そのデータを見て調節するという方法もあります。
この方法は、初心者などにはおススメな方法でもあります。
月光の撮影応用
満月で波打ち際などで明るく、波をもっと流したい…など
さらに長時間露光したい場合は昼間と同様にNDフィルターを使用します。
長時間露光の場合のISOは100以下にしても撮れますので、出来る限り精度を上げましょう。
月の撮影関連記事
月という被写体は色々な表現があります。
月が出ていたら何かを被写体にして撮影してみると良いでしょう。
月光の風景撮影まとめ
月光の風景は、撮り始めると魅力ある被写体です。
月光だけで撮影する専門のカメランも居るくらいですので、その魅力は計り知れない。
月光は昼間とは異なるほどよい光でもあります。
富士山の冠雪などもそのひとつだと思います。
月は天頂にあるため月そのものは写していませんが夜でも富士山の冠雪がキレイに撮れます。