富士山御殿場口新五合目から天の川とペルセウス座流星群撮影!満天の星観測スポット
- 富士山五合目で星は撮れる?
- 富士山五合目で流星群は撮れる?
- 富士山五合目で天の川は撮れる?
夏の天の川やペルセウス座流星群は観測しやすい気候のため被写体として人気!
天の川やペルセウス座流星群はどこで撮影・観測できる?
富士山周辺は星の撮影に適した場所が多い。
標高も高く比較的光害も少ないようですが、場所によってはかなりの光害に悩ませられます。
中でもお勧めなのが富士山御殿場口新五合目!
登山客しかいない事とかなりの高地で光害も少ない。
関東にはペルセウス座流星群や天の川を撮影できる場所はたくさんあります。
電車やバスでアクセスするには困難な場所がほとんどです。
富士山御殿場口新五合目はバスでもタクシーでもマイカーでもアクセスできます。
富士山の五合目の中で唯一マイカー乗り入れができるのが御殿場口新五合目。
夏の間は星空撮影しやすい場所です。
※執筆時の内容です。場合によっては変更されている事もありますのでご確認ください。
富士山御殿場口新五合目
富士山御殿場口新五合目は他の富士山五合目とは違う事があります。
富士宮口五合目などがメジャー!
↓
富士山御殿場口新五合目は夏季の交通規制が無い!
富士山五合目までマイカーからバスに乗り換える必要がない。
マイカーやタクシーで富士山五合目まで行けるコースです。
富士山の登山をする登山者にとっては富士山御殿場口新五合目は頂上までのアクセスに少し時間がかかるコース。
登山客も比較的少ないコースになります。
そのため富士山御殿場口新五合目は、撮影が目的であれば非常に行きやすい場所です。
星空の撮影で特に撮影しやすい夏の期間に交通規制が無い富士山五合目は、ペルセウス座流星群や天の川の撮影のベストスポットと言えるでしょう。
富士山御殿場口新五合目の詳細
富士山御殿場口新五合目は4月から11月までアクセスできます。
12月から3月までは冬季閉鎖されていますのでご注意ください。
公衆トイレ(24時間利用可能)
御殿場口新五合目臨時観光案内所(登山道開通期間)
売店(登山道開通期間)
無料駐車場(500台)
基本情報 | |
名称 | 富士山御殿場口新五合目 |
所在地 | 〒412-0006 静岡県御殿場市中畑2110−10 |
交通 | 御殿場方面から県道23号線 富士市方面から県道152号線 |
駐車場 | 有り |
トイレ | 有り |
売店 | 有り |
食堂 | 有り |
HP | – |
富士山御殿場口新五合目へのアクセス
富士山御殿場口新五合目は期間限定でのアクセスになりますので注意してください。
トンネル(太郎坊洞門)が目安となります。
路線バスの場合は[富士急バス時刻表]を確認。
富士山御殿場口新五合目での撮影
富士山御殿場口新五合目の駐車場を拠点として、車を降りたら富士山登山口から数100mほど富士山を登ります。
できれば富士山がよく見える場所まで登りたいですね。
富士山と天の川の撮影
富士山御殿場口新五合目からアクセスした撮影ポイント。
天の川の撮影は、ちょうど富士山の見えるアングルに天の川が見えます。
ただ早い時間は南西方向の為、富士山と天の川を絡めにくい。
撮影日は少し雲が流れており、完全に良い状態とは言えない夜でした。
どちらかというとペルセウス座流星群狙いだったのですが、流れ星は構図に入らず。
時折富士山登山客がヘッドライト装着で山小屋を目指します。
登山客を想定してカメラをセットしていたので、撮影に影響はありません。
この日は魚眼レンズでも撮影していました。
魚眼レンズの場合は、画角が広く天の川の撮影には適しています。
8月の遅い時間にしては天の川の濃い部分がよく見えています。
これは標高が高い為、よく見渡せるからでしょう。
富士山ならではの星空撮影の利点です。
富士山の五合目という事もあり、平地から見た富士山より低く見える。
富士山としても物足りないのは我慢。
ペルセウス座流星群の放出点は東の方角になりますが、流星群は全天周で確認できます。
東西南北どの方向でも視認する事ができる。
天の川と富士山と流星を画角に入れたい場合は、どうしても南側にカメラを向ける必要があります。
今回は時間的に西の方角になります。
撮影のポイント
夜の撮影になりますので登山客と被る時間帯。
できれば早めに到着しておく事をお勧めします。
撮影開始時間まで駐車場などで仮眠しておくのがベスト。
登山道はなだらかで苦もなく登れます。
難易度が高いのは気圧の問題だけです。
車で行ける場所ではありますが五合目の標高は1,440mになります。
八合目より全然楽なのですが人によっては多少疲れが早いかもしれません。
ゆっくり歩いて富士山が見えて空が抜けている場所に到着したら撮影開始です。
撮影場所の注意点としては、登山客の邪魔にならない場所である事が条件です。
登山道は比較的広いですが、登山道のど真ん中に三脚を設置するのは考えものです。
広い場所でもありますので、できる限り登山道から離れて三脚を設置します。
ただし、あまり離れすぎて林の中に入ったりしないようにしてください。
平地の中で撮影するのが無難です。
登山道から近いと登山者がいる場合、ライトによってカメラに光が入る事があります。
そのようなアクシデントを避ける事も登山道から離れる意味があります。
五合目にはトイレがありますが、撮影場所にトイレがあるはずはありません。
登山者のマナーである携帯トイレの携帯は登山者と同様です。
必ず携帯トイレをご用意ください。
星の撮影は数時間に及ぶ事がありますので必携アイテムです。
天の川と流星群の撮影関連
ペルセウス座流星群の情報をご確認ください。
五合目での撮影動画
魚眼レンズで撮影したものです。
富士山御殿場口新五合目近辺の撮影地
富士山周辺は星空の撮影スポットの宝庫です。
富士山御殿場口新五合目のまとめ
富士山御殿場口新五合目はペルセウス座流星群の撮影地としてだけでない。
他の流星群の撮影地としてもお勧めですが、4月から11月までしかアクセスできない場所です。
期間中なら流星群だけでなく星の撮影地として良い場所です。
夏でも涼しいので春や秋は「寒い」と思っていいでしょう。
天の川の撮影地としてもお勧めですが、夏の遅い時間以外は富士山の方角で天の川の撮影はできません。
富士山そのものよりも天体の撮影に徹した方が良いかもしれません。