流星群とは?どの方角にいつ見える?年間の流星群の観測撮影!流れ星が見える夜
流星群はいつみられる?
流星群はどの方角に見える?
流星群はどこで見る事ができる?
流星群は毎年特定の時期に観測・撮影する事ができます。
各流星群の極大日時を知る事で観測の確率を上げる事ができます。
各流星群が見られる時期は毎年同時期になります。
極大日時は日周の関係で毎年異なります。
1年間にどのような流星群が見られるのでしょうか?
流れ星が多く見られる夜に夜空を仰ぐと良い体験にもなります。
長い時間夜空を眺めていると流れ星を見る事もあります。
夏はキャンプなど夜のアウトドアで過ごす機会も多くなります。
年間の流星群の出現日を知って夜空を眺めてみましょう。
今回は流星群の観測と撮影についてご紹介します。
流星群とは?
流れ星とは違う?
流星群とは?彗星のチリがまとまって見える時期の現象。
流星群の時期に見えるのも「流れ星」
いつもの夜に見えるものも「流れ星」
流れ星は普段はあまり見る事ができませんが、数多く見られるのが流星群の時期。
流星群とは
流星(「流れ星」とも言います)とは、宇宙空間にある
直径1ミリメートルから数センチメートル程度のチリの粒が
地球の大気に飛び込んできて大気と激しく衝突し、
高温になってチリが気化する一方で、大気や気化したチリの成分が
光を放つ現象です。彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出していて、
チリの粒の集団は、それを放出した彗星の軌道上に密集しています。彗星の軌道と地球の軌道が交差している場合、
地球がその位置にさしかかると、チリの粒がまとめて地球の大気に
飛び込んできます。地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっていますので、
毎年特定の時期に特定の流星群が出現するわけです。
出典:自然科学研究機構 国立天文台
流星群(りゅうせいぐん)とは、その軌跡が天球上のある一点
(放射点または輻射点という)を中心に放射状に広がるように出現する
一群の流星のことをいう。流星群に属する流星を群流星という。
流星群には、毎年同じ時期に出現する定常群と、
数年~数十年おきに活発に出現する周期群、突然活動する突発群がある。たとえば、ペルセウス座流星群は定常群、しし座流星群は周期群である。
突発群としてはほうおう座流星群が例として挙げられる。
出典:流星群 Wikipedia
毎年同時期に見られる「定常群」
数年から数十年おきに見られる「周期群」
突然活動して見られる「突発群」
流星群の種類と見える時期
毎年同時期に見られる流星群にはどのようなものがあるのでしょうか?
流星群の出現時期を知れば観測や撮影に役立ちます。
※各流星群のリンクは適時更新されます。
1月 しぶんぎ座流星群
しぶんぎ座流星群(しぶんぎざりゅうせいぐん、学名: Quadrantids)は、
うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群である。りゅう座ι流星群(学名: ι Draconids)とも呼ばれる。
しぶんぎ座流星群という名は、かつてこの放射点付近にラランドが
しぶんぎ座(四分儀座)という星座を設定していた名残である。しぶんぎ座は1928年に廃止されたが、しぶんぎ座流星群の
名前は現在でも使われている。毎年1月1日頃から1月5日頃に出現が見られ、
1月4日頃に鋭い出現のピークを迎える。日本では1月4日の明け方近くに最も多く見られることが多い。
ピークの前後1時間から4時間程度の短時間しか激しい活動が続かないため、
ピークが昼間に当たった年はあまり多くの流星を見ることができない。
出典:Wikipedia
4月 こと座流星群
こと座(琴座、Lyra)は、トレミーの48星座の1つ。
北天の星座で、比較的小さい星座である。
α星は、全天21の1等星の1つであり、ベガ(七夕のおりひめ星)と呼ばれる。ベガと、はくちょう座α星のデネブ、わし座α星のアルタイルの3つの1等星で、夏の大三角と呼ばれる大きな二等辺三角形を形成する。
出典:Wikipedia
※こと座流星群に関しては、解説が流星群ではありません。
7月 みずがめ座流星群
みずがめ座η(イータ、エータ)流星群(Eta Aquarids)は
ハレー彗星が母天体と考えられている流星群である。活動期間は4月後半から5月の初めで、最大活動日は5月6日である。
輻射点はみずがめ座にある。1時間あたり20個ほどの流星が見られる。
2005年には新月の期間であったので良い観測条件となった。北半球では輻射点の地平高度が上がらないために出現数はそれほど多くないが、輻射点高度が高くなる南半球では非常に活発な流星群となっている。
出典:wikipedia
8月 ペルセウス座流星群
ペルセウス座流星群(ペルセウスざりゅうせいぐん、学名 Perseids)は
ペルセウス座γ星付近を放射点として出現する流星群である。ペルセウス座γ流星群(ペルセウスざガンマ流星群)とも呼ばれる。
7月20日頃から8月20日頃にかけて出現し、8月13日前後に極大を迎える。
しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並んで、年間三大流星群の1つ。
出典:Wikipedia
10月 オリオン座流星群
オリオン座流星群(オリオンざりゅうせいぐん)は明るい流星群のひとつで、毎年10月19日から23日の間に東の空で見られる。
オリオン座の中でふたご座との境界付近に放射点がある。
母天体はハレー彗星で約3000年前のハレー彗星の塵による。
5月に見られるみずがめ座エータ流星群もハレー彗星を母彗星とする。
比較的速度が速いため明るい流星が多くみられる。
出典:Wikipedia
11月 しし座流星群
しし座流星群(ししざりゅうせいぐん、Leonids)は、
しし座に放射点を持つ流星群である。レオニズ、レオニードなどと呼ばれることもある。
毎年11月14日頃から11月24日頃まで出現が見られ、
11月17日頃に極大を迎える。
母天体はテンペル・タットル彗星 (55P/Tempel-Tuttle) である。普通の年には極大時に1時間あたり数個の流星が観測できるが、
過去に何度も大出現が見られた。
流星天文学の発展にも重要な役割を果たしてきた流星群である。
出典:Wikipedia
12月 ふたご座流星群
ふたご座流星群(ふたござりゅうせいぐん、学名 Geminids)は
ふたご座α(カストル)付近を放射点として出現する流星群である。
ふたご座α流星群(ふたござアルファりゅうせいぐん)とも呼ばれる。
12月5日頃から12月20日頃にかけて出現し、12月14日前後に極大を迎える。
しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群と並んで、年間三大流星群の1つ。
出典:Wikipedia
特定の時期にそれぞれの星座の流星群が観測できます。
毎年、観測条件として適正かは異なります。
流星群の観測は毎年それぞれの事前チェックが必要になります。
流星群の観測・撮影ポイント
星が見える場所であれば中西軍は観測も撮影もできます。
高地や光害の無い場所であれば、小さな流れ星も確認できます。
少し郊外に出向いたり、街灯や街明かりが少ない公園でも視認できます。
星空の撮影に出向く場所等では多くの流れ星を確認できます。
年間の三大流星群の時期に観測・撮影するのがお勧めです。
流星群の観測・撮影方法
それぞれの流星群によって放出点は異なります。
流星群は放出点に絞らなくても観測・撮影できます。
流星群の撮影・観測について詳しい内容は下記に記載しています。
空が開けた場所であれば、地べたに寝っ転がるのが一番良い。
観測者は仰向けになって観測している光景が見受けられます。
私もカメラをセットしたら仰向けになって星空を見ています。
年間の流星群まとめ
流星群の観測や撮影は非日常的な体験にもなります。
機会があったら観測や撮影をお勧めします。
1時間に数十の流れ星を見る事もできる流星群の極大日も見逃せません。
都内でも十分体験できる天体観測。
年に数回の流星群を体験してみてください。