1月の天の川の方向や位置は?冬の天の川は撮影できる?2018年版天の川撮影候補日
2018年1月の天の川の方向や位置は?
1月の天の川は何時頃見えるのか?
2018年1月の天の川の撮影や観測に適した日時は?
2018年1月に絞って星空の撮影や観測に適した日時を紹介。
1月の月の出や月の入り、日の出や日の入りの表を参考に撮影計画しよう!
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再開した月ごとの天の川の撮影に適した日時。
月ごとの天の川の方角やよく見える日時をご紹介します。
ぜひ天の川の撮影に成功してください。
早速、2018年1月の天の川の方角やよく見える日時を
ご紹介するわけですが1月は天の川を撮りに行こう!
という方は少ないかもしれません。
どうして?というのがこの後わかるでしょう。
2018年1月の天の川撮影候補日
2018年1月に天の川を観測・撮影する候補日時を計画しましょう。
まずは天の川の撮影に大きく関わる1月の月の様子を確認してください。
また同様に、日の出の時間や日の入りの時間も同様にチェックしましょう。
1月の太陽と月の関係
2018年1月の日の出・日の入り、月の出・月の入り時間を確認しましょう。
天の川の観測や撮影に適した候補日に絞ってピックアップしています。
※東京を基準にしています。
2019年と撮影最適日が全く異なります。
1月の一覧表の閲覧はボタンクリック
※表示環境によっては表示されている事があります。
2018年1月の太陽と月 | |||||
1月 | 日の出 | 日の入 | 月の出 | 月の入 | 月齢 |
17日(水) | 06:49 | 16:55 | 06:41 | 17:03 | 0 |
18日(木) | 06:49 | 16:56 | 07:23 | 17:56 | 1 |
19日(金) | 06:49 | 16:57 | 08:02 | 18:52 | 2 |
20日(土) | 06:48 | 16:58 | 08:38 | 19:48 | 3 |
21日(日) | 06:48 | 16:59 | 09:12 | 20:46 | 4 |
22日(月) | 06:47 | 17:00 | 09:45 | 21:44 | 5 |
23日(火) | 06:47 | 17:01 | 10:17 | 22:44 | 6 |
24日(水) | 06:46 | 17:02 | 10:50 | 23:45 | 7 |
25日(木) | 06:46 | 17:03 | 11:26 | – | 8 |
26日(金) | 06:45 | 17:04 | 12:05 | 00:48 | 9 |
備考:なぜ月齢0からにしているのか?に関しては、本文をご覧になる事で理解するかと思います。1月は、日の出も遅く日の入りが早い冬の暦になりますので夜は長いですね。 |
※表の前後でも撮影できますが10日間の表示になっています。
雲の予報を見て撮影日を決めよう!
撮影地へ行ったら雲で見えない!そんな事がないように雲の予報もチェックしましょう!
1月の天の川はどう見える?
1月に天の川の見える方角と見え方をシミュレーションしてみましょう。
天の川の方向や時間による見え方などは、いろいろな方法で知る事ができますが今はアプリが一番分かりやすいでしょう。
天の川の方角と位置
2018年1月の天の川の方角(方向)と位置を知りましょう!
1月の天の川の位置
1月に天の川が見えるのはどの方向なのでしょうか?
地平線からやっと見えてきました!
もう6時になる頃ようやく天の川らしく…
でも…日の出もあと1時間。
ちょっと明るくなってきています。
画像だと暗いですが、もう東の空はブルーに!
そろそろ日の出の撮影に切り替えないといけませんね!
この時間の空がとても綺麗です。
1月の日の出と月の入りの関係
上記の月の出・月の入りの表と、日の出・日の入りの表を見比べると分かると思いますが、
例えば「1月20日」に天の川の撮影に向かおう!と決めたとしたら…
この日の日の入り時間は16:58、月の入りの時間は19:48。
翌日の日の出の時間は6:48になります。
つまり翌朝まで月の無い夜空を見る事ができます。
前後の日の月の状態も細い月ですので、月があっても良い星空になります。
1月の天の川の撮影で月齢0からを選んでいるのは、新月の前だと、朝方の月の出が早くなり朝方に見えるはずの天の川が月に邪魔されるためです。
厳密には、新月より前でも月が細いので言うほど影響はありません。
新月の前後数日は、むしろ細い月の撮影を楽しんでください。
天の川の撮影に適した時間帯
2018年1月の天の川の位置をご覧になるとわかると思いますが、冬の天の川は、朝方に見えます。
1月は中旬が月の影響も受けず星がよく見える時期になりますが、天の川らしい姿はまだ地平線から出ていません。
厳密に言えば天の川は見えていますが、よく画像で見るような天の川の写真のようではありません。
ようやく天の川らしい星の集まりが見え始めた頃、朝日の影響でどんどん東の空が明るくなってきます。
1月の天の川撮影の攻略法
1月は、天の川を撮影しよう!というよりも、澄んだ空気の中で星空を楽しもう!というのが良いでしょう。
あるいは、インターバル撮影なども良いと思います。
朝方には天の川も見えてきますので、青くなってきた空の中に見える天の川も良い感じです。
張り切って天の川を撮りに行こう!と日没後に撮影地に向かっても、天の川らしい写真は撮れません。
そもそも天の川とは?という事の説明も必要なのかもしれませんが、天の川が見えている部分の問題ですが実際は見えています。
1月の天の川の撮影は、朝日や地球照の撮影をするつもりで!
1月は朝日を撮りに行く感覚で、日の出前の暗い時間に撮影地に行き、日の出を待つ時間に天の川も撮影しよう!
その位の気持ちで撮影に向かうのが最も気が楽な撮影になります。
天の川撮影候補地
1月の天の川は、地平線のわずか上、朝方に横たわるように見えます。
従って、山間部の谷のような場所での観測や撮影は不向きです。
水平線あるいは地平線がはっきり見える場所が良いでしょう。
海辺や山間部でも地平線が見える尾根などが良いですね。
下記の「天の川の撮影関連記事」の中に天の川の撮影地の案内もありますので参考にしてください。
関東近辺でおススメ撮影地はこのブログをご覧になればある程度ご紹介しています。
ご参考ください。
2018年1月の天体イベント
2018年1月は、3年ぶりの月食が観測されます。
1月2日と1月31日は満月となり、月に2回の満月が見えるブルームーンです。
また2日の満月は2018年で月が一番大きく見えるスーパームーンでもあります。
2018年1月の夜空の撮影は、1月の天の川撮影よりも、スーパームーンや皆既月食の撮影に焦点を置いた方が天体撮影の楽しみが膨らむと思います。
太陽・月・星の天文現象をチェック!
天の川の撮影関連記事
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