雪景色の撮影方法は?霧氷・樹氷・氷柱・積雪や雪が降る風景!冬の美しい被写体
雪の撮影のコツは?
雪景色の撮影方法は?
冬になると風景を撮影する事が少なくなる?
雪景色を撮りに行こう!そう思う方は少ないかもしれません。
街中で過ごしていると雪の多い地域でない限り雪とは無縁です。
東京もたまに雪が積もる事があっても常に雪がある訳ではありません。
雪が無い時に限って雪を撮りたくなり…雪が身近にあると撮る気にもならない。
東京から雪を求めて出掛けるのも大変かもしれません。
観光などで雪深い場所に行くと今までとは異なる別世界を見る事もできます。
雪景色
冬になれば沖縄や特定の地域以外の全国各地で雪を見ることは可能です。
西日本でも山の上は冠雪しているのを見る事ができます。
比較的暖かい南の地域では、普段スノータイヤを使用している事も少ない為夏タイヤのまま過ごす事がほとんどという方も多いです。
今降っている雪の撮影はできるけど、わざわざ雪のある場所へ行って雪の撮影をする機会が少ないかもしれません。
雪景色の撮影地
関東なら雪が積もっている場所は沢山あります。
山に近い所に行けば雪が見られるかもしれません。
雪景色が綺麗な温泉地も沢山あります。電車やバスでもアクセスできます。
スノータイヤも無く移動手段が無ければ?
スキー場にスキーを目的で行かなくても良いのでスキーバスを使って移動するのも手ですが、かなり浮く可能性もあります。
ストックを三脚に持ち替えてスキー場を目指すのも無くはありません。
お勧めの雪景色撮影地
東京から車や公共交通機関を使ってアクセスできる雪景色の撮影地は沢山あります。
例えば群馬県の草津温泉などは、電車やバスツアーでも訪れる事ができます。車の場合はスタッドレスタイヤが必要な箇所もある為、冬装備でない限りお勧めできませんが多くの冬景色が楽しめるエリアです。
雪景色の撮影
雪がある風景の冬景色は色々な景色があります。
樹氷や霧氷、積雪や降雪。
氷柱や池に張った氷など…色々な冬景色を撮ってみましょう!
樹氷とは?
樹氷の読み方は「じゅひょう」
0℃以下でも凍っていない過冷却状態の水滴からなる濃霧が凍結して付着したもので、不透明の白色のもの。
粗氷とは?
粗氷の読み方は「そひょう」
0℃以下でも凍っていない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が木の枝などに付着して凍ったもので、半透明のものをいう。
樹霜とは?
樹霜の読み方は「じゅそう」
空気中の水蒸気が昇華して木の枝などに付着した針状の結晶。
霧氷と雨氷の違い
0℃以下でも凍っていない過冷却状態の雨(着氷性の雨)が木の枝などに付着して凍ったもので、滑らかで透明な氷の層。
樹氷と霧氷の撮影
樹氷や霧氷は異なりますが、多く見る事ができるのが霧氷です。
樹氷は蔵王などで多く見られスノーモンスターとも言われています。
霧氷は逆光で撮影すると綺麗ですが、逆光で無くともできるだけ光が透けて見えるようなアングルで撮影する事でキラキラと輝き美しくなります。
少し近づいて枝についた霧氷を狙うのがお勧めです。クリスマス気分になる霧氷は、撮影したくなる被写体のひとつで冬ならではの被写体です。
霧氷がついた木々を遠景で見ると、また違った風景が撮影できます。
霧氷になった木々に朝日や夕日が差し込むと、少しだけ色がつきます。綺麗な写り込みは撮れませんでしたが、雪景色に朝焼けや夕焼けの色が映り込むと美しい色合いになります。
積雪と氷結の撮影
雪が多く積もっている場所は雪の風紋も見られます。雪原など広い場所での雪の風紋はとても綺麗です。
広い範囲の風紋は撮影できていませんが、綺麗な稜線を描いてくれます。池が凍っているのは都内でも見る事ができます。凍っている池を撮って何が楽しいのか?と問われると…何も言えませんが、景色が綺麗だと良い写真が撮れるかもしれません。
冬景色が見られる観光地で散歩するのも良いかもしれません。雪の上をサクサクと足跡をつけて散歩した後の温泉は気持ちいいです。
氷柱の撮影
寒い水辺では滝ならば氷瀑、湧き水などの氷柱を見る事もできます。氷柱で有名な場所などはライトアップされている所もあります。日中だけで無くライトアップされた氷柱も綺麗です。
霜の撮影
雪は積もっていませんが、落ち葉に霜がついているのも多く見られます。
凍りついた落ち葉も撮影してみると面白い被写体です。
雪の撮影のコツ
雪の撮影で一番悩むのが、被写体が白いという事です。
起伏があって影があれば雪だと認識できますが、真っ平だと真っ白になってしまいます。
起伏のある積雪を見つける
光と陰を活かすのがポイントになります。
フラッシュを使ってみる
フラッシュ・ストロボ(スピードライト)を使うと降っている雪に反射して強調されます。
雪が降っている状態を強調したい時には得策です。
映り込みなどは角度により有効
雪の撮影アイテム
雪の撮影アイテムとしては、直接関係はありませんが防寒対策をしておくのも大事です。
降雪時などカメラに雪が当たると雨と同じです。
最近のカメラは雨ぐらいではビクともしませんが、降雪が多いと水浸しになります。
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冬の撮影地はリンク先だけではありません。撮影地をチェックしてみてください。
雪景色の撮影まとめ
毎年積雪がある地域では珍しくありませんが、たまにしか雪が降らない地域や全く雪が降らない地域も沢山あります。
雪に縁がない地域に住む方達にとっては、珍しくもあり、素敵な被写体です。
雪の結晶の撮影もお勧めです。