2019年1月6日の部分日食を撮ろう!日食の撮影方法と観測方法!日食はどこで?撮影のコツ
部分日食を見るには?
部分日食の撮影方法は?
部分日食はスマホで撮れる?
部分日食が見られるのは何時?
2019年1月6日全国各地で日食が観測できます。
皆既日食と呼ばれる日食は見られませんが部分的に欠ける太陽。
部分日食は太陽さえ見える天気であれば観測・撮影できます。
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2018年の1月は月食でしたね?
2019年は?
2016年3月以来の日食。
日本国内で見られる日食は「絶対見たい!」
日食は見るだけでなく「日食を写真に撮りたい!」
2019年1月6日の部分日食の観測と撮影方法をご紹介します。
※アイキャッチ画像を当日撮影の写真に差し替えました。
(撮影地:愛媛県新居浜市内)
2020年6月21日の部分日食は別の記事になります。
日食
日食とはどのような状態を言うのでしょうか?
もうご存知とは思いますが…
この写真は2012年の皆既日食の時の写真です。
指輪のように撮りたかったのがちょっとだけ成功した写真です。
残念ながらこのような写真は今回の部分日食では撮影できませんね?
日食とは?
日食とは?についておさらいしてみましょう。
日食(にっしょく、solar eclipse)とは
太陽が月によって覆われ、太陽が欠けて見えたり、あるいは全く見えなくなる現象である。
日蝕と表記する場合がある。
原因
日食は、月と太陽が同時に交点又はその付近に位置した場合に起こる。直接の原因は、地球の周囲を公転する月が地球と太陽の間に来て、月の影が地球上に落ちる事による。
月の影に入った地域では、太陽が欠け、あるいは全く見えなくなる。
種類
皆既日食で月の影に入ったトルコとキプロス(2006年3月29日) 月と太陽の視直径はほとんど同じであるが、月の地球周回軌道および地球の公転軌道は楕円であるため、地上から見た太陽と月の視直径は常に変化する。月の視直径が太陽より大きく、太陽の全体が隠される場合を皆既日食(または皆既食。total eclipse)という。
逆の場合は月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見え、これを金環日食(または金環食。annular eclipse)と言う。
場合によっては月と太陽の視直径が食の経路の途中でまったく同じになるため、正午に中心食となる付近で皆既日食、経路の両端では金環日食になることがあり、これを金環皆既日食(または金環皆既食。hybrid eclipse)と呼ぶが、頻度は少ない。
皆既日食と金環日食および金環皆既日食を中心食と称する。
出典:wikipedia
2019年1月6日部分日食
2019年1月6日に見られる日食は「部分日食」
アイキャッチ写真より少し欠けた部分が小さい感じです。
欠ける部分は地域で異なります。
部分的に月によって太陽が隠れる場所ができます。
2019年1月6日の部分日食は?
肉眼で見られるか?
部分日食を見るためには?
撮影方法は?
動画で撮影できるか?
られるか?できるか?
とても気になる疑問がたくさんありますね?
一つ一つ解決してみましょう!
部分日食はどこで見られる?
日本全国で見る事ができます。
ただし!
地域によって見え方が異なります。
2019年1月6日の部分日食は北(北東)に行くほど欠け方が大きい!
つまり北海道が一番欠け方が大きく見えます。
それでも全国で部分日食は見る事ができます。
部分日食が見られる最大の条件は「天気!」
肝心の太陽が見えなければ日食は見る事ができません。
部分日食は何時に見られる?
太陽の見え方は地域によって時間差ありますね?
北海道と東京では日の出の時刻が違うように…
東京と九州でも日の出の時間が違います。
日食の時間は地域によっても時刻や見え方が変わります。
北東の地域ほど欠け具合が大きく、継続時間が長くなり、札幌では最大食分0.54(太陽の直径の54%が隠される)で継続時間は約3時間、東京では0.42で3時間弱、福岡では0.32で約2時間半となる。
現象が起こる時刻や食の継続時間、太陽の高さなどは場所により異なるので、事前によく確かめておこう。
出典:AstroArts
東京で部分日食を観測する場合は?
8時45分頃から欠け始め、11時35分頃まで観測できる。
最大に欠けているのが見えるお勧めの時間は?
9時30分から1時間ほどがハッキリ分かる。
部分日食の観測方法
日食の観測方法は太陽が見えていれば見えますが欠けている部分が見えませんね?
肉眼では眩しくて太陽は光って見えます。
とても肉眼で見るなど…
直射日光を見ると目に悪そう!
日食を観測するためのアイテム
日食を観測するだけなら日食用のサングラスを使用します。
子供でも日食が観測できるツールですのでお子さんと部分日食観測も良いでしょう!
部分日食は皆既日食と異なり太陽が見えている面積が広い。
その為、眩しくて肉眼での観測はお勧めできません。
※安全を考慮して部分日食の観測を!
スマホで日食は撮れる?
ここからが本番ですね!
2019年1月6日の部分日食の撮影!
ここからが本番!
2019年1月6日の部分日食を撮影しましょう!
部分日食の撮影方法
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部分日食の撮影方法を記載しておかなければ意味がありませんね?
2019年1月6日の部分日食の撮影方法を書き留めておきましょう。
部分日食の撮影方法
使用するカメラは一眼レフ・ミラーレスカメラ・コンデジ他
ほとんどのカメラで太陽は撮影できます。
ただ…オートで撮影すると思った通りの日食の写真が撮影できない事があります。
日食撮影カメラの設定
オートで撮影しない!
マニュアルで撮影
太陽や明るいものを撮影する時は絞り優先などカメラの自動設定をして撮影する事があると思いますが、できればマニュアルで撮影することを考えてください。
光源に向かって撮影する場合、それが太陽なら絞って撮影します。
絞って撮影する事で光の入る量を調節します。
絞って撮影する事で太陽の輪郭をクリアに撮影できます。
部分日食の撮影では使用するレンズによっても変わります。
ISO:100
絞り:F16・F22
シャタースピード:光量に応じて
日食撮影アイテム
部分日食の撮影で使用すべきアイテムは「フィルター」
NDフィルターを使用することをお勧めします。
カメラの設定で絞りを調節しても光量が多い為、太陽の輪郭がクリアに撮影できない!
そのような時は「NDフィルター」を使用します。
お勧めの関連記事 NDの効果と種類・シチュエーション
上記のNDフィルターの 使用についての記事内いも日食の事に触れています。
スマホでの日食撮影
カメラの機能を考えるとスマホでも日食は撮影できます。
iphoneを例にすると…
iphoneのカメラ機能は撮影したい箇所をタップする事で被写体の明るさを調節できます。
タップで太陽の輪郭が見えるように!
絞りやピントを固定できるスマホアプリを使うと楽です。
ズームの場合はデジタルズームになります。
その為、画像は劣化します。
画像をクリアにしたい時は?
スマホ用のズームレンズを使います。
スマホ用のズームレンズは様々なものがあります。
日食の撮影以外でも使用できるズームレンズを!
スマホ用のNDフィルターもあるようですが…
望遠レンズを付けると取り付け不可能。
部分日食のインターバル撮影
インターバル撮影でも2種類の方法があります。
インターバル撮影は日食の様子を連続写真で撮る方法です。
赤道儀を使う
ノーマルな撮影
部分日食のインターバル撮影のコツは「範囲」です。
部分日食の食の始めと食の終わり。
この時間帯の太陽の位置と範囲がどのくらいか?
これを知らなければインターバル撮影は成功しません。
時間によってどのような範囲で太陽が移動するか?
時間によって太陽がどのような角度に見えるか?
しっかり太陽の動きをチェックしましょう!
日の出 日の入り時間アプリ
天体の見え方角度の確認
星空や天の川の撮影アイテムStarWalk
太陽・月の撮影に最適アプリSunSurveyor
絞り優先で撮影するインターバル撮影
赤道儀での撮影
太陽をアップにしてインターバル撮影するためには赤道儀を使用して撮影します。
これが一番変化が見られる撮影方法になります。
赤道儀を新たに新調しようという方は別にして、赤道儀はポータブルな物でも高価です。
部分日食の撮影地
部分日食の撮影は撮影地を選びません。
ただ…
撮影地によっては色々な構図で撮影できるのも天体イベントの一つ。
例えばスカイツリーや東京タワーを部分日食時の日食の太陽を撮りたい!
東京タワーやスカイツリーは高度がある為、部分日食も被写体として選べます。
あとは角度と方角の計算です。
2019年1月6日部分日食まとめ
2016年以来の部分日食。
部分日食でも欠けた太陽が確実に分かるので部分日食は撮りたいですね!
撮影地も選ばない部分日食の撮影。
どこでも手軽に撮影できるのが部分日食の撮影ならでは。
素敵な部分日食の写真を撮ってみてください。