12月の天の川の見え方は?雪山の星空撮影で天の川は撮れる?2018年版天の川撮影候補日
2018年12月の天の川の方向や位置は?
12月に天の川は見えるのか?
2018年12月の天の川の撮影や観測に適した日時は?
2018年の天の川の位置紹介の最後になりました。
12月の天の川はどのように見えるでしょうか?
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一年を通して天の川の撮影をしているカメラマンもいるかもしれませんね?
私も機会があれば天の川の撮影をしていますが、12月に天の川の撮影目的で山中に入ることはありません。
ただ、他の目的で撮影をする際に天の川も撮影する事はあります。
2015年に紹介していた毎月の天の川の撮影候補日のシリーズ、
ガイド天の川の撮影方向2015は意味が無いと判断し
更新をストップしていましたが、古い記事へのアクセスも多い事から
2018年の一年間の天の川の方向と撮影日時の候補紹介を再開します。もう一つの理由は、個人的な撮影計画のメモとして活用する記事です。
2018年12月の天の川撮影候補日
2018年12月に天の川を観測・撮影する候補日時を見てみましょう。
まずは天の川の撮影に大きく関わる12月の月の様子を確認してください。
また同様に、日の出の時間や日の入りの時間も同様にチェックしましょう。
12月の太陽と月の関係
2018年12月の日の出・日の入り、月の出・月の入り時間を確認しましょう。
天の川の観測や撮影に適した候補日に絞ってピックアップしています。
※東京を基準にしています。
2018年12月の太陽と月 | |||||
12月 | 日の出 | 日の入 | 月の出 | 月の入 | 月齢 |
2日(日) | 06:33 | 16:28 | 00:59 | 13:36 | 24.5 |
3日(月) | 06:34 | 16:28 | 02:03 | 14:09 | 25.5 |
4日(火) | 06:34 | 16:28 | 03:06 | 14:42 | 26.5 |
5日(水) | 06:35 | 16:28 | 04:08 | 15:17 | 27.5 |
6日(木) | 06:36 | 16:28 | 05:09 | 15:54 | 28.5 |
7日(金) | 06:37 | 16:28 | 06:09 | 16:35 | 29.5 |
8日(土) | 06:38 | 16:28 | 07:07 | 17:19 | 0.8 |
9日(日) | 06:39 | 16:28 | 08:02 | 18:08 | 1.8 |
10日(月) | 06:39 | 16:28 | 08:51 | 18:59 | 2.8 |
11日(火) | 06:40 | 16:28 | 09:36 | 19:52 | 3.8 |
備考:※表の前後でも撮影できますが10日間の表示になっています。 |
この表は東京を基準にしています。
例えば日の出を例にすると、北海道の場合、東京よりも20分ほど早く日の出になり、沖縄の場合、東京より60分近くも遅い日の出になります。
撮影地に合わせて正確な時刻をご紹介のアプリなどで調査ください。
[月の満ち欠けを調べるアプリ]の記事をご覧ください。
雲の予報を見て撮影日を決めよう!
撮影地へ行ったら雲で見えない!そんな事がないように雲の予報もチェックしましょう!
12月の天の川はどう見える?
12月に天の川の見える方角と見え方をシミュレーションしてみます。
天の川の方向や時間による見え方などは、いろいろな方法で知る事ができますがお勧めするのはアプリです。
アプリを使えば「今日の天の川の方角や位置」が即座に分かります。
説明用に使用しているアプリStarWalkの記事では動画でも紹介していますのでご覧ください。
天の川の方角と位置
2018年12月の天の川の方角(方向)と位置を知りましょう!
一年を通して天の川を観測する事ができます。
ただ、天の川がハッキリ視認できない時期もあります。
12月の天の川の位置
12月に天の川が見えるのはどの方向なのでしょうか?
StarWalk(スターウォーク)を使用して12月の天の川の位置を確認してみましょう。
2018年12月8日20時頃の天の川の方角と位置
12月8日20時の星空の様子です。
西の方角を見ると星が集まったラインを見る事ができます。
天の川の様子はどのようになっているのでしょうか?
同時刻の西の方角の地平線の下を見てみましょう。
地平線の下の天の川の位置
地平線に隠れている部分は、実際には見れませんがアプリなどで確認する事ができます。
上記画像の赤いラインが地平線になります。
地平線に隠れた部分が夏などにみられる銀河です。
国内では12月に見える天の川は日中になりますので、視認する事ができません。
その為、国内で撮影した12月の天の川の写真などは少ないと思います。
星の位置や天の川の位置をリアルタイムでご覧になるにはアプリが便利ですのでチェックして見てください。
天の川の撮影に適した時間帯
上記の月の出・月の入りの表と、日の出・日の入りの表を見比べると分かると思いますが、11月は表の前半は早い時間、後半は遅い時間の撮影になります。
12月の天の川撮影の攻略法
12月は、日没時、天の川が右へと傾いています。
11月同様、天の川の濃い部分は見えません。
12月に天の川の撮影目的で星の撮影をする方は少ないでしょう。
それでもできるだけ星が多く集まっている天の川を撮影したい場合は、なるべく夜の早い時間に西の空を狙う事です。
実際に12月に撮影した天の川の写真があります。
春から夏にかけての濃く撮影できる天の川と比べるとダイナミックさに欠けますが、天の川の様子を撮影する事ができます。
私が撮影した12月の天の川は、夕空の撮影目的で撮影地へと赴き、ついでに撮影したものです。
天の川撮影候補地
12月の天の川が薄く見えにくいのが分かったと思います。
できる限り地平線が見える場所がお勧めです。
2018年12月の天体イベント
2018年12月14日ふたご座流星群が極大(出現期間12月5日~12月20日)
ふたご座流星群について
ふたご座流星群や流星群の撮影については下記の記事をご参考にしてください。
天の川の撮影関連記事
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天の川の撮影地や撮影方法のご参考にご覧ください。
2018年12月の天の川まとめ
12月の天の川を撮影目的にしている方は少ないと思いますので、もしかしたらこの記事もあまり日の目を見ない記事かもしれません。
毎月の天の川の観測記事に関しては、たくさんのアクセスを頂き感謝しています。
2019年版の天の川観測日時は更に候補日を増やしてご紹介します。