城ヶ島での星空撮影!天の川撮影地の三浦半島三崎で星空観測!東京近郊の天の川スポット
城ヶ島から天の川は見える?
城ヶ島での星空観測の場所は?
神奈川県三浦市にある城ヶ島は神奈川県内でも星の観測地としてお勧めしたいエリアです。
神奈川県内には星の観測や撮影に適したエリアが多数存在します。
城ヶ島の場合は海があるという点で海岸で見る星空の観測・撮影は希少です。
夏休みや夏の休日にファミリーやグループで城ヶ島で星空の観測や撮影をお勧めします。
特に夏休みの時期はペルセウス座流星群も観測できます。
東京からもほど近い海岸での星の観測にお勧めのエリアです。
城ヶ島ではどのような星空が見えるのでしょうか?
城ヶ島は夕日の撮影地でもお勧めしたい場所ですが…
夕日や夕焼け撮影に関しては別記事でご紹介済みです。
こちらでは城ヶ島の夜の撮影に特化してご紹介したいと思います。
2020年7月25日発行
イマカナ「星空を見上げて」
写真及びインタビューを掲載いただきました。
p60〜p61に掲載いただきました。
城ヶ島の星撮影に出かける時、
湘南や鎌倉のグルメスポットもチェック!
ぜひお手元に!
城ヶ島での星空撮影
城ヶ島の詳細は控えますが、東京からだと電車や車などでアクセスすると遠いイメージが強いですね?
電車だと京急で三崎口まで乗り、その後はバスでのアクセスになります。
車だと横浜横須賀道路などを経てさらに下道でアクセスしますのでかなり遠い。
でも、その遠さが星の撮影には適しているのかもしれません。
城ヶ島の星空
私の撮影でしかご紹介できないので恐縮ですが…
城ヶ島ではどのような星空が観測・撮影ができるか?
天の川を中心に星空を撮影していますので、天の川の写真画像しか紹介できませんが、城ヶ島では天の川を撮影できるほど暗いエリアだという事です。
城ヶ島での星空撮影場所
城ヶ島の島内での星の観測・撮影場所はある程度限られています。
城ヶ島を東西南北で見ると北方向は三崎方面・東方面は千葉方面になります。
北と東の方角は、位置にもよりますが比較的明るい方角になりますので光が入らない場所で星の観測・撮影する事が望ましいでしょう。
逆に南方向は太平洋・西方向は相模湾になり光も少ない方角です。
ただ南側には大島があり、思ったより明るい光が飛び込んできます。
城ヶ島星の観測・撮影マップ
では実際に城ヶ島のマップで方角の確認と撮影できるエリアを見てみましょう。
ブルーのエリア=初心者・子供連れなど
ピンクのエリア=アウトドア中級者以上
※いずれも日が落ちる前からアクセスする事を推奨します。
城ヶ島で星空を観測・撮影できる場所は紹介している場所以外もありますが、比較的撮影に向いているだろうというエリアになりますのでご了承ください。
城ヶ島の地形
城ヶ島の海岸は荒波に削られたような岩礁が目立ちます。
砂浜は少なく夜の海岸を移動するのは慣れた釣り人などでない限り危ない場所でもあります。
実際に城ヶ島の海岸をGoogleEarthの写真で見てみましょう。
地図で見てもわからない為、事前の調査が不十分だと危ない事もあります。
城ヶ島での星空撮影実践
星空の撮影や観測には準備が必要です。
季節が夏であっても長時間夜のアウトドアは体が冷える夜もあります。
防寒具なども用意して臨みます。
その他にも星の観測や撮影に持っていきたいアイテムはたくさんあります。
この記事での紹介は省略しますのでリンク記事を参考にしてください。
星の撮影をするにはそれなりのカメラが必要です。
カメラの種類や撮影方法はリンクの記事をご覧ください。
また、単に星を撮影するだけでなく天の川の撮影や流星群の撮影は特殊な方法で撮影します。
星空の観測・撮影に適した日
星空という点では、月が出ていると星自体が見えにくい事があります。
できれば月が出ていない時間を選ぶ事が大事です。
月が出ていても方向が違えば星の観測や撮影は可能ですが、
城ヶ島に限ると月の反対側は観測エリアには向いていませんので、
月が出ている夜だったら星ではなく月の撮影に切り替えても良いですね。
城ヶ島お勧めの星空撮影地
城ヶ島での星の観測・撮影に適したポイントをご紹介しましょう。
城ヶ島バス停裏
城ヶ島のバス停がある場所は、駐車場などもあり城ヶ島灯台や京急ホテルへアクセスする際の入り口になります。
駐車場の奥にはトイレもありますのでトイレの位置を確認しておけば安心ですね。
このエリアは海岸に降りない限り最も安全な場所です。
足元もアスファルトですのでお子様連れでも安心ですね。
このような場所ではレジャーシートなどを敷いて寝転がるのも良いでしょう。
城ヶ島灯台付近
城ヶ島灯台は階段でアクセスできます。
灯台の光が直接目に入らない場所なら星の観測は可能です。
また撮影の場合は、城ヶ島灯台と星空の撮影も可能ですので挑戦してみてください。
城ヶ島灯台は色々な角度で撮影する事ができます。
灯台の光の光跡が撮れて、合成してみるとこのような写真になります。
城ヶ島京急ホテル前海岸
城ヶ島京急ホテル前の海岸は、かろうじて砂のある場所があります。
※城ヶ島京急ホテルは老朽化の為営業しておりません。現在の一帯の状況は未確認です。
さらに海岸沿いになると岩礁で危ない場所も所々にありますので注意が必要です。
この海岸は夕日のビュースポットでもありますので夕方から現地入りすると良いでしょう。
雲がなければ富士山も綺麗に見えます。
城ヶ島灯台南側海岸
城島灯台の南側には海岸に降りられる海岸入り口があります。
この場所から海岸に降り、海側に向けて星の観測・撮影ができます。
この場所も海まで長い距離の岩礁があります。
海岸に降りた場所にトイレがあります。
岩礁に入らない場所にも海水が入り込んだ場所がありますのでご注意を!
ただ、海水の間近にいる分、海に来た感じは増します。
懐中電灯で水面を照らすと海の生物が見つかると思います。
この場所で星の観測・撮影するには、
後ろの城ヶ島灯台の光に照らされない事と外灯の光が目に入らない場所が良いでしょう。
外灯がある分、比較的安全です。
馬の背洞門と付近
馬の背洞門へアクセスするには、上記のトイレがある場所から遊歩道でアクセスします。
かなり長い距離になります。
外灯もなく足元が見えないため懐中電灯は必需品です。
私は遊歩道を通らず海岸を撮影しながら馬の背洞門へ向かいますが、遊歩道を利用してください。
その方が距離は伸びますが脚元の状態を考えると楽です。
馬の背洞門の手前には砂場もあり光はほとんどありません。
絶好の撮影地です。
馬の背洞門へとアクセスする遊歩道から途中海岸へと降りる箇所は限られています。
そのため私は海岸を移動しているのですが、遊歩道を利用しても馬の背洞門まで行きつけば砂地がある場所が多いので撮影もしやすいでしょう。
馬の背洞門と付近の南側の海岸からは、初夏から夏にかけて天の川が良い感じに観測・撮影できます。
特に馬の背洞門と天の川を絡めるには初夏がお勧めですが、春の場合は遅めの時間、秋の場合は早めの時間になります。
この記事で紹介している天の川の写真はいずれも9月初旬に撮影したものです。
なお、馬の背洞門と天の川の写真はライトも使用しています。
フラッシュやLEDを使用しないと馬の背洞門はシルエットになります。
ライトやフラッシュを使用するのは他に撮影者や観測者が居ない事を確認してください。
私が撮影していた頃は、ここで夜撮影している方は全く見かけたことがありませんでしたが、最近馬の背洞門で星の撮影をしている方も多くなった気がします。
くれぐれもライトの使用は周囲を確認してからにしましょう。
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天の川が撮影できるという事は、流星群の観測や撮影にも向いています。流星群も同時に撮影してみてください。
城ヶ島での星空撮影まとめ
城ヶ島は神奈川県でも天の川や星空を海岸で撮影できる場所として希少な地域です。
山間部ならともかくとして神奈川県の海岸はどこも明るく星空の撮影に向いているとは言えません。
しかも東京湾の入り口で天の川が撮れるとは思っていませんでしたので、城ヶ島で天の川を撮影できた時は嬉しかったですね。
随分前ですけど…
夏休みや夏の星空撮影だけではありませんが…
城ヶ島は夏にお勧めしたい東京からも近い関東の星空スポットです。
夏向けの記事である事もあります。
7月・8月・9月の天の川の撮影に最適な日時もチェックしてみてください。