2022年版しし座流星群の観測と撮影攻略!極大日の時間と方角は?秋の天体イベント計画
- 秋の流星群の名前は?
- 2022年のしし座流星群は見える?
- しし座流星群はどこで見える?
秋の流星群のひとつしし座流星群。
しし座流星群は毎年11月17日前後に極大日を迎えます。
しし座流星群は年間の流星群の中でも流れ星が見られるのは少な目ではありますが、10月のオリオン座流星群が見られなかったらしし座流星群で撮影リベンジもできます。
流星群の極大日時に焦点を当てて流れ星を撮影してみましょう。
今回は2022年のしし座流星群の観測・撮影方法をご紹介します。
しし座流星群
年間の流星群を観測・撮影しているとどの流星群もチェックしてみたくなります。
しし座流星群は秋に見られる流星群ですが、あまり人気が無いかもしれません。というのもペルセウス座流星群やふたご座流星群と比べると流れ星が見える数が少なめという事です。
ただ、タイミング次第で多く見る事ができる可能性もあります。
しし座流星群とは?
しし座流星群は毎年11月17日前後に極大日を迎えます。
しし座流星群(ししざりゅうせいぐん、Leonids)は、しし座に放射点を持つ流星群である。
レオニズ、レオニードなどと呼ばれることもある。
流星群の観測・撮影おさらい
流星群に関して今回もおさらいしておきます。毎年国内で見られる流星群は決まっています。
↓
月が出ていない方が夜空は暗くなる。
同じ関係で極大日時にも変化があります。より多く流星群が見える日時があるという事です。
その為、毎年「しし座流星群が見えるのはいつ?」という話題になります。
毎年同じような内容になってしまいますが、月齢の関係で毎年内容が異なります。
2022年のしし座流星群を見る最適の日時は?
2021年のしし座流星群
2022年のしし座流星群は見える?
2022年のしし座流星群の極大日、日時と月の様子も確認します。
しし座流星群が見える日
しし座流星群は毎年11月4日頃から11月24日頃まで出現し11月17日頃に極大を迎えます。
日にちとしてはほぼ毎年変わりありませんが極大日時若干変わります。
しし座流星群の極大日
しし座流星群の見える方角
しし座流星群に限らず流星群は全方向で見る事ができます。
しし座の方角が流星の放出点になりますので、しし座の位置を確認してみます。
2022年11月18日2:00
2022年11月18日3:00
2022年11月18日4:00
2022年11月18日5:00
月の状態
2021年11月18日は「二十六夜」から「有明月」へと細くなる時期ですが、月明かりはそれなりにあります。
月明かりを避けて観測・撮影するのがお勧めです。
11月8日の月食も視野に入れて毎日月のテスト撮影するのもお勧めです。
2022年のしし座流星群の観測
2022年のしし座流星群の極大日は、観測に制限がありますが月を背にして月の光が目に入らない方角で観測・撮影します。
しし座流星群の観測方法
- 流星群はどの方角でも見られる
- 月の光が目に入らないよう月を背にして観測
- 街灯や街の明かりが少ない場所で観測
2022年は月も出ている為、月を背にして観測します。
月の光以外に街灯や街の明かりが少ない場所で観測します。
ある程度明るくても光が直接目に入らなければ観測する事ができます。
11月17日の夜から11月18日の明け方まで観測するのが望ましい。11月18日の夜も引き続き観測してみるのも良いでしょう。
2022年のしし座流星群の撮影
流星群の撮影方法はいつも同じです。
初めて撮影する方は、流星群の撮影方法の記事を参考にしてください。
※文末で紹介。
2022年のしし座流星群の撮影方法
- 11月17日日没後から18日の明け方迄の撮影
- 月が構図内に入らない角度を選ぶ
北・北東・南西・西の方角が月が入らない方角になります。
インターバル撮影する場合は撮影時間内に月に影響されない方角を!
流星群の撮影はいずれにしてもインターバル撮影になります。
カメラを固定して暖かくして待機しながら星を眺めるのが良い。
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流星群の撮影は初めて!という場合はご一読ください。
流星群の撮影方法の記事
流星群の撮影方法の動画
流星群の撮影方法の記事をご覧になれば分かると思います。
一応動画にもしていますので参考にしてください。
中盤から撮影方法について詳しく触れております。
ピントの合わせ方等もご紹介しています。
2022年しし座流星群まとめ
2022年の流星群の極大日は天候が悪かった事が多かったようですが、極大日以外でも観測や撮影ができない訳ではありませんので挑戦してください。
年間の三大流星群の撮影に備えて年間の流星群の時期に毎回練習として挑戦するのも良いと思います。
次の流星群は12月のふたご座流星群になります。ふたご座流星群はしし座流星群よりも観測撮影のチャンスが多そうです。
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