レンズフィルターの必要性は？フィルターの種類と使い分け！用途別レンズフィルター分類

一眼レフやミラーレスを持つと…

カメラとセットで購入するのがレンズのフィルター。

ほとんどの方がプロテクターを購入します。

レンズを守る以外にもフィルターは必要？

フィルターはいつ使う？

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レンズを守るフィルター以外にも沢山のフィルターがありますね？

全く使わない方も居れば、常に使う方も居ます。

今回はカメラのレンズに付けるフィルターを分類して紹介します。

レンズフィルター

レンズにフィルターをつけている方も多いと思います。

私はほとんどむき出しですが…

付けていて良かった！という事もありました。

通常はむき出しですが、必要に応じてフィルターを装着します。

それぞれ役割がありますね？

レンズフィルターの必要性

レンズフィルターは被写体を効果的に撮影させるためのツール。

それぞれのフィルターに役割があります。

必要とされるシチュエーションもあれば…

付けている事でマイナスになる事もあります。

臨機応変にフィルターを選択し着脱するのが効果的な使用方法です。

レンズフィルターの種類

レンズフィルターには沢山の種類があります。

撮影物の関係上、全く必要ないものもあります。

日頃撮影する被写体と撮影物によって揃えるのが効果的。

プロテクトフィルター

プロテクターと呼ばれるフィルター。

本来の役割はレンズ面の保護ですが…

コーティングされており反射抑制などの効果もあります。

同じプロテクターフィルターでも販売価格に開きがあります。

従来製品よりも7倍の強度がある強化ガラスを採用。
反射率0.2%、可視光に影響を与えない。帯電防止・搬水・防汚コーティング。

より反射率を抑え、強化ガラスを使用するなど…

プロテクターはいわば保険のようなもの。

落下やぶつけてしまった時、レンズ面が保護されます。

レンズの前にガラスがあるのと同じ。

反射率はレンズの前のガラスの反射という事でしょう。

光源の入射角度によっては効果が期待できるかも？

付けていない方がレンズそのものの特性を活かせる気がします。

UVカットフィルター

プロテクターとしても常時装着できるフィルターとして

「UVカットフィルター」があります。

UVカットフィルターは目に見えない紫外線を除去し「見たままの状態」を再現します。

UVカットフィルターの記事

NDフィルター

NDフィルターはいつ使う？

その恩恵は計り知れません。

種類も多く撮影目的で使用するNDフィルターの種類も変えます。

NDフィルター製品

NDフィルターは「減光フィルター」とも呼ばれます。

光量を抑える事でシャッタースピードを調節できます。

NDフィルターの使い方を応用すれば様々な使用方法があります。

NDフィルターの記事

NDフィルターのコーティングは使用劣化で効果が半減します。

同じ被写体でもNDフィルターの応用で全く異なる撮影ができます。

PLフィルター

PLフィルターの「PL」は「Polarized Light=偏光」

偏光フィルターとも呼ばれます。

詳しくはPLフィルターの記事で解説しています。

光の反射を制御する事ができる為、反射を抑制できます。

使用例としてはガラスの反射や水面の反射の抑制。

PLフィルターは回転式で反射を強くしたり弱くしたり…

撮影物によって効果を調節できる為、

同じ被写体でも全く異なる仕上がりになります。

PLフィルターを応用すると…

撮影物のバリエーションが拡がります。

ただし…

良いところがあれば悪いところもあります。

正しい使用方法で効果的に撮影するのがPLフィルターの効果を生かす事になります。

PLフィルターの記事

PLフィルターは回転式の為、厚めになりますが…

薄型のフィルターを選ぶ事で「ケラレ」を防げます。

ケラレがきになる場合は必ず薄型を選ぶか店頭でテストしましょう。

ソフトフィルター

ソフトフィルターは人物や夜景の光などを柔らかくする効果があります。

少しボケを生かしたような効果になる為

女性の撮影などには効果的です。

ソフトフィルターにも種類があり、効果の程度で選ぶのが良いでしょう。

ただ…

画像加工の技術があればソフトフィルターは不必要とも言えます。

画像加工に関する記事もご覧ください。

ソフトフィルターの記事

ソフトフィルターがあれば画像加工も必要無い。

モデルの撮影頻度が多い場合は効果的なフィルターのひとつでしょう。

コントラスト抑制フィルター

コントラストを抑えてシネマチックなイメージに撮影できるフィルター。

「ブラックミストNo.01」及び「ブラックミストNo.05」

エモい写真を撮る時に活用できそうです。

クロスフィルター

クロスフィルターは夜景撮影での定番フィルターです。

煌びやかな夜景の撮影は効果的。

難点は光源が多いとしつこくなってしまう事。

そのような場合は部分的にクロスを加えられる物もあります。

クロスフィルターにも種類があります。

主な分類としてはクロスする数。

クロスカットが多ければ光の筋も多くなります。

カラーフィルター

カラーフィルターは実際の見た目に色を足すものや補正するものがあります。

朝焼けや夕焼けなどの撮影や薄明時の撮影に効果的です。

三原色をピックアップするものもあるようです。

これも人それぞれで…

現在は画像加工アプリなどで簡単に色を足せる。

私も以前使用していましたが…現在は不必要の為、眠っています。

赤外線フィルター

赤外線フィルターは普通の方は使用しません。

使用したとしても画像加工などで手を加える必要もあります。

赤外線フィルター製品

実際に赤外線フィルターを使用して撮影してみました。

桜並木などの風景撮影には効果的とされています。

通常目に見えない物も映し出すことも可能です。

赤外線ライトなどを使用する事で防犯上での使用も。

光害カットフィルター

光害カットフィルターは主に天体撮影に使用します。

水銀灯やナトリウム灯など人工光をカットする役割。

光害の原因となる水銀灯やナトリウム灯など人工光をカットし、大部分の天体からの光は透過させるフィルター。

天体観測や撮影の妨げとなる光害を除去し、クリアな像に。

光害のみを選択して除去し、カラーバランスの変化が極力抑えられ、撮影時の画像処理が容易。

赤道儀を使った望遠撮影などで使用するのがお勧めです。

マルチレンズ用

クローズアップフィルター

フィルター同様にレンズに装着するクローズアップレンズ。

マクロレンズよりリーズナブルにマクロ撮影ができる。

草花の撮影時、クローズアップレンズがあれば手軽に接写可能。

クローズアップレンズ製品

種類によって焦点距離などが変わります。

マクロレンズは単焦点ですが、ズームレンズでマクロ効果が出せる。

マクロレンズ記事

ワンタッチ着脱フィルターキット

回転式着脱フィルターからバヨネット式に！

ワンタッチで着脱できるフィルターシステム

特殊効果フィルター

角型フィルターや丸型フィルターだけでなく特殊な形のフィルターもあります。

形状が特殊というだけでなくフィルターの効果も特殊。

様々なエフェクトを加える事ができるフィルターです。

特殊効果フィルター製品

レンズフィルターの使い方

レンズフィルターは各撮影方法や被写体によって使い分ける事が分かったと思います。

レンズフィルターの必要性はそれぞれで異なると言う事です。

レンズフィルター使い方のコツ

レンズフィルターを用意するにあたり困る事もありますね？

交換レンズによる口径の違いです。

フィルター径と表示される事があります。

口径がさほど違わない場合はステップアップレンズを使います。

ステップアップレンズ=口径変換リング

例えば…

ステップアップリングをセットで購入した場合

67mm→72mm→77mmと2枚使用する考えもありますが…

2枚のステップアップリングを使うのはお勧めできません。

レンズ内で乱反射する事があります。

使用レンズ口径に応じた変換サイズを1枚のステップアップリングで完結！

フィルターは大きい方のレンズ口径のものを選びます。

ただし…

ステップアップリング使用時はレンズフードが使えません。

このような時はラバー式のレンズフードを用意します。

自作フィルター

特殊効果で撮影できるフィルターは自作する事もできます。

DIYで好きな効果を自作してみるのも良いかもしれません。

掲載商品詳細

類似品も含めてご紹介しております。

レンズフィルターまとめ

色々な種類があるレンズフィルターですが…

実際に使用するフィルターは少ないと思います。

NDフィルターの場合は更に分かれますので枚数も増えますね？

レンズフィルターは物によっては傷つきやすい。

保管時は特に注意したいです。

シチュエーションや被写体によってレンズフィルターを使い分けてください。

フィルターの特性や買い替えについて